■グラフィクス(4点) グラフィクス全体としては普通だが、ムービーが非常に綺麗に感じた。水、草、空などの自然物の描写が美しかったのに加え、ソニックの売りであるスピード感が感じられるカメラワークとなっていたように思う。 ■サウンド(3点) わりと耳に残る音楽が多かったし、何より「ソニックらしい」音楽が本作品も採用されていたので、よかった。 ただし、効果音がイマイチ。ソニックなどのジャンプ音や掛け声などが自己主張しまくりで、ちょっとうっとうしく感じた。 ■その他 ・各キャラクタ視点でのストーリー展開 操作できるキャラクタは主にソニック、シャドウ、シルバーの3名。それぞれ個別のストーリーが用意されているが、時間軸は共有されている。すなわち、それぞれの視点で物語が展開する。 たとえば、ソニック編でストーリーを進めていると、突然シャドウが登場し、プレイヤーとしては「あれ、なんでシャドウがここに?」という感覚を覚えるが、シャドウ編をプレイすると、「ああ、だからシャドウはここにいたんだ」と納得できる。 ストーリー展開もアクション主体のゲームなのに、しっかり練られていて、前作までの各キャラクタの思惑と関係性をうまく反映したものになっていると思う。
■オリジナリティー(2点) 正直、新鮮味や独特さを感じられなかった。 DC時代の「ソニックアドベンチャー」と同じようなものを目指したらしいが、後述するBADポイントが目立ちすぎて、「ソニックアドベンチャー」の改悪版となってしまっている。BADポイントがなければ、ソニックの鉄板システムを築け評価も変わったが。 ■熱中度(1点) はっきり言えばぜんぜん熱中できなかった。 原因はアクションの操作が難しかったためである。自分の感覚だが、ユーザの操作が過敏に反応しすぎて非常に不安定になってしまっていた。 たとえば、ジャンプし狭い足場を渡るときなどに、少し行き過ぎたかなと空中で着地地点の調整をするためにキーを後ろに入れると、今度は後ろに行き過ぎてしまい、また前に入れる・・・などをしているうちに落下。またやり直し。落下。・・・ゲームオーバー。 また、ハイスピードパートのシビアさも辛い。ソニックがハイスピードで疾走するコースがいくつか用意されているが、ちょっとキー操作を誤ると壁に激突しリング放出 or アウト。ただその場でジャンプしただけなのにコース外に吹っ飛ばされたこともあった。 おかげさまで難易度が高く感じた。 DC版「ソニックアドベンチャー」ではちょうどいい操作反応になっていたし、熱中してプレイできたが、本作品は非常にイライラさせられた。 ■満足度(1点) 非常にがっかり。ストーリーが良かったから1点つけたが、本作品はあくまでアクションメイン。そのアクションが熱中できなかったのは致命傷。 ソニックアドベンチャーに比べたら雲泥のゲームバランスと思う。 おなじみのキャラが活躍するのはうれしいが、爽快感などは感じられなかった。 ■快適さ(1点) この作品がもっとも評価を下げる要因となったのが、この「快適さ」という項目ではないだろうか。 多くの方が書かれているように、ロードの長さと頻繁さはありえない。とくにサブミッションを受けるときなどは最悪。 ミッション受諾→ロード→ミッション説明(1行程度)→ロード(20秒くらい?)→ミッション実施→ロード(20秒くらい?)→ミッションのお礼の言葉→ロード(20秒くらい?)→通常マップへ ミッションの内容によってはロードしている時間のほうが長いくらい。 サブミッションは結構たくさんあるため、上記のロード地獄にしょっちゅう遭遇することになる。 さらに悪い操作性も相まって、本当にイライラさせてくれるゲームに仕上がっている。
ソニックアドベンチャーは非常に面白かっただけに、残念でしょうがない。 世界観、ストーリーなどは好きなだけに、もっとシステムをしっかり見直して欲しい。 昔は見事なゲームが作れたんだから。 環境は42型プラズマTVでHDMI端子接続。光デジタルの5.1chヘッドフォン使用。
GOOD!
■グラフィクス(4点)
グラフィクス全体としては普通だが、ムービーが非常に綺麗に感じた。水、草、空などの自然物の描写が美しかったのに加え、ソニックの売りであるスピード感が感じられるカメラワークとなっていたように思う。
■サウンド(3点)
わりと耳に残る音楽が多かったし、何より「ソニックらしい」音楽が本作品も採用されていたので、よかった。
ただし、効果音がイマイチ。ソニックなどのジャンプ音や掛け声などが自己主張しまくりで、ちょっとうっとうしく感じた。
■その他
・各キャラクタ視点でのストーリー展開
操作できるキャラクタは主にソニック、シャドウ、シルバーの3名。それぞれ個別のストーリーが用意されているが、時間軸は共有されている。すなわち、それぞれの視点で物語が展開する。
たとえば、ソニック編でストーリーを進めていると、突然シャドウが登場し、プレイヤーとしては「あれ、なんでシャドウがここに?」という感覚を覚えるが、シャドウ編をプレイすると、「ああ、だからシャドウはここにいたんだ」と納得できる。
ストーリー展開もアクション主体のゲームなのに、しっかり練られていて、前作までの各キャラクタの思惑と関係性をうまく反映したものになっていると思う。
BAD/REQUEST
■オリジナリティー(2点)
正直、新鮮味や独特さを感じられなかった。
DC時代の「ソニックアドベンチャー」と同じようなものを目指したらしいが、後述するBADポイントが目立ちすぎて、「ソニックアドベンチャー」の改悪版となってしまっている。BADポイントがなければ、ソニックの鉄板システムを築け評価も変わったが。
■熱中度(1点)
はっきり言えばぜんぜん熱中できなかった。
原因はアクションの操作が難しかったためである。自分の感覚だが、ユーザの操作が過敏に反応しすぎて非常に不安定になってしまっていた。
たとえば、ジャンプし狭い足場を渡るときなどに、少し行き過ぎたかなと空中で着地地点の調整をするためにキーを後ろに入れると、今度は後ろに行き過ぎてしまい、また前に入れる・・・などをしているうちに落下。またやり直し。落下。・・・ゲームオーバー。
また、ハイスピードパートのシビアさも辛い。ソニックがハイスピードで疾走するコースがいくつか用意されているが、ちょっとキー操作を誤ると壁に激突しリング放出 or アウト。ただその場でジャンプしただけなのにコース外に吹っ飛ばされたこともあった。
おかげさまで難易度が高く感じた。
DC版「ソニックアドベンチャー」ではちょうどいい操作反応になっていたし、熱中してプレイできたが、本作品は非常にイライラさせられた。
■満足度(1点)
非常にがっかり。ストーリーが良かったから1点つけたが、本作品はあくまでアクションメイン。そのアクションが熱中できなかったのは致命傷。
ソニックアドベンチャーに比べたら雲泥のゲームバランスと思う。
おなじみのキャラが活躍するのはうれしいが、爽快感などは感じられなかった。
■快適さ(1点)
この作品がもっとも評価を下げる要因となったのが、この「快適さ」という項目ではないだろうか。
多くの方が書かれているように、ロードの長さと頻繁さはありえない。とくにサブミッションを受けるときなどは最悪。
ミッション受諾→ロード→ミッション説明(1行程度)→ロード(20秒くらい?)→ミッション実施→ロード(20秒くらい?)→ミッションのお礼の言葉→ロード(20秒くらい?)→通常マップへ
ミッションの内容によってはロードしている時間のほうが長いくらい。
サブミッションは結構たくさんあるため、上記のロード地獄にしょっちゅう遭遇することになる。
さらに悪い操作性も相まって、本当にイライラさせてくれるゲームに仕上がっている。
COMMENT
ソニックアドベンチャーは非常に面白かっただけに、残念でしょうがない。
世界観、ストーリーなどは好きなだけに、もっとシステムをしっかり見直して欲しい。
昔は見事なゲームが作れたんだから。
環境は42型プラズマTVでHDMI端子接続。光デジタルの5.1chヘッドフォン使用。