【PS3】The Elder Scrolls V: Skyrim(ザ エルダースクロールズ V: スカイリム) レビュー
| 発売元 | ベセスダ・ソフトワークス （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2011-12-08 |
| 価格 | 7980円（税込） |
| レーティング | 【Ｚ】18才以上のみ対象 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon(Legendary Edition版) ／ 改訂版の設置基準について |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：RPG ■ プレイ人数：1人 【Legendary Edition(レジェンダリーエディション)版】 ■ 発売日：2013/06/28 ■ 価格：7,140円 通常版のＤＬＣと同内容です。 |
- 総合ポイント
- 76
- (難易度)
- 2.41
- レビュー数
- 56
539人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 4pt | 3pt | 4pt | 5pt | 1pt | 1pt |
76pt
565人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 3pt | 2pt |
87pt
GOOD!
広大な世界を自由に歩きまわり、メーンストーリー、サブストーリーというある程度の物語の範囲の中ながらも、自分だけの物語を紡ぐことができる。
Oblivion、Fallout3から順当に進化したと感じられる。操作性、パークなどのシステム周りも非常に洗練された。これだけリアルなグラフィックを持ちながらも、プレーヤーに想像性があるなしで、楽しむことができるかどうかが分かれることも考えてみれば凄いことだ。
Oblivionの時もFallout3の時も感じたことだが「RPGはこの作品の前と後で大きく変わるんだろうなぁ」とまたしても感じさせられた。3作続けてそう思わせてくれるBethesdaはやはり凄い。
BAD項目に記載する点を除いたとしても、コンピュータRPG史に残る傑作なのは間違いない。
という前フリをした上でGoodポイント
・膨大なサブストーリー
・歩いているだけで癒されるかのような風景
・個性的なキャラ育成が可能
・相変わらずとんでもない作りこみの本や物語の背景
・広大な世界
・日本語吹き替え
etc
BAD/REQUEST
膨大なサブストーリー、ミニクエストが用意されているが、心に残る物語が前作Oblivionと比べて少なくなっている気がする。NPCもしかり。前作のタマネギやグラアシアのような、愛すべきバカも見当たらない。膝に矢を受けた衛兵は多いが。
前作が「好き嫌いを選ぶ個性的な味付けの高級レストラン」だとしたら、今作は「万人向けの味付けに定評があるレストラン」といった印象。プレイしやすく、もの凄くはまるのだが、前作ほどの中毒性は感じられない。
・相変わらず戦闘に重きをおいてない
・ドラゴンがもはや「うざい」レベル
・NPCが没個性化し、普通の人だらけになった印象
・雪雪雪
・採取とかアイテム製造の楽しみが前作より減退
・お使いクエストが多い
・パッチで随分緩和されたが、相変わらずカクツキやフリーズもたまにある
COMMENT
BADポイントも色々挙げましたが、それでもこのゲームはゲーム史上に残る傑作。
100時間以上プレーしていますが、まだまだ訪れたことのない場所があります。
ある目的を決めて、その場所に向かう。向かっている途中にNPCと出会い、クエストを頼まれる。クエストを始めてみる。新たな場所を発見する。しばし風景に見入る。あれ?俺、何しようとしてたんだっけ?まぁいいや、楽しいし。
Oblivion、Fallout3 と辿ってきたBethesdaゲームの楽しみ方をまた味わうことが出来る。それが最高。バグ?カクツキ?それは否定しないし、改善してほしいに越したことはない。でもそれすら「しゃーねーや、、Bethesdaだし。さ、スカイリムやろーっと」と思わせるのはやっぱり凄い。
あ、あとアイテム収集の楽しみをもう少し感じられたり、食べ物に意味付けがあったら良かったとは思うです。
550人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 3pt | 2pt |
89pt
GOOD!
現状最高峰のＲＰＧじゃないでしょうか？
とにかく自由と、カタルシスの塊ゲーム。
一応、メインストーリーはありますが、そんなもの放置で１００時間とか当たり前です。
無数にサイドストーリーが転がっており、
戦士、盗賊、暗殺ギルドでギルドマスターを目指すもよし
魔法大学で、アークメイジを目指すもよし
この世界で革命を起こし英雄になるもよし
革命を阻止して英雄になるのもよし
そして、メインラインでドラゴンキラーになるもよし
すべてを忘れ、ただ旅をするもよし
神々の秘法を求めトレジャーハンターになるもよし
結婚して暖かい家庭を築くもよし（笑）
当然、全部丸ごとでもよし
装備も日本刀らしきものから始まりフォークまで、
お好みのビジュアルで２刀流からジャーマンスープレックスまで自由気ままに。
自由がゆえにＮＰＣを暗殺しすぎたり、特定のシナリオをこなすと
シナリオラインが消えて回収不能なんてこともざら
その為、自由気ままにプレイもありだし、全部回収に向けて自分で計画を立てるのもあり
悲しいかな、日本のＲＰＧの圧倒的な敗北感を感じる作品でもあります。
また、修正パッチの更新も早く現在５回目。
ＤＬＣも予想される飽きの来ない展開がつづいております。
BAD/REQUEST
自由性の高さもあり、バグ、フリーズが多いです。
致命的な問題がＰＳ３には有りましたが、修正パッチで現在はほぼ問題ない状態。
それでも、多くのバグがまだあります。
これはよさでも有るのですが、
ランダムにドラゴンが襲来しますが、基本ＫＹ。
町に襲来したときはＮＰＣの生存確認をしないと知らぬ間にシナリオラインが消えていることも。
基本お使いゲームなので、戦闘やダンジョンは結構飽きます。
このゲームはＰＣであれば、ＭＯＤと呼ばれる改造ツールが公式にあるので、
ゲームの幅はかなり広がります。外観を入れ替えたり、とれない装備を手に入れたり、
存在しない装備まで誰かが作ってくれてます。
しかし、ＰＳ３では現状これは無理なので
もしＰＣでゲームが可能ならＰＣ版がお勧めです。
ネット環境になく修正パッチを当てられないＰＳ３では深刻な動作問題が有りますので
お勧めは出来ません。
どうあれ、ゲームの性質上ＰＳ３の寿命は短くなると思います（笑）
洋ゲーですので、キャラはマッチョでアメコミです。
ファイナルなファンタジーなキャラがお好きならＰＣ版でＭＯＤを入れ込むか、
やめておいたほうがいいかもしれません。
COMMENT
初期のＰＳ３でも通常運行可能。（パッチあり）
かつては、ゲームといえばメイドインジャパンでしたが、
どこでどう失ったのか、このゲームに勝てる日本産はないきがします。
これで、某ファンタジーゲームより開発費が少ないというのだから、
いかに、日本のゲーム産業に人材がいないか明白です。
かつて、若く日本のゲーム業界を引っ張っていた人達もいまや老害という事なのかもしれません。
完全に流れに取り残されている気がします。
しかし、デフォルメやデザイン技術はまだまだ負けていないと思うので、
もう１度がんばってほしい。
519人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 2pt | 1pt |
80pt
GOOD!
圧倒的な自由度。
広大なオープンワールド。
圧巻のグラフィック。
素晴らしいです。
あまりの作り込みの深さに感動しました。
洋ゲーならではの世界観に抵抗が無ければどっぷりと感情移入できるでしょう。
それぞれの街や村の住人達にも生活リズムがあり、本当にそこに生きているかのようです。
そしてその人々の悩みや頼みごとを聞いたり、盗賊ギルドや暗殺団に加入したり、生き方は自由。
フィールドを散策するだけでもワクワクします。
自分の家を持つこともできるのでいろんなアイテムを飾ってみたりカスタマイズ可能。
サブクエストも豊富に用意されていて、やり込み要素も満載。
ついつい時間を忘れて長時間プレイしてしまいます。
BAD/REQUEST
・オープンワールドというジャンルでは仕方ないかもしれませんが、バグやフリーズが多々あります。
長時間プレイしていると、セーブデータが肥大化し、動きがカクカクになったり処理が重くなったりします。
現在では修正パッチである程度快適になったとはいえ、完全に無くなった訳ではありません。
・サブクエストが単調でマンネリ気味になりがち。
いわゆる「お使いゲー」という感じで飽きやすい。ストーリーを楽しめないとちょっとだるくなってきます。
・ドラゴンの存在
ドラゴンが重要な存在のストーリーのはずなのに、フィールドを歩いていても普通に出会うし、あまり強くもなく、「ちょっとウザい雑魚」といった感じで、安っぽい存在になってしまっている。
COMMENT
好き嫌いが分かれると思いますが、非常によく作られた良いゲームだと思います。
洋ゲーならではの世界観、例えば雰囲気が全体的に暗い。主人公が美男、美女ではない(作りにくい)。エルフ等の様々な種族が出てくる。
こういったものに抵抗が無ければ、充分楽しめると思います。
また、発売からだいぶ経ってからでも修正パッチの配信をしてくれたりとユーザーのことを考えてくれているところも嬉しい。
もちろんバグ等は無いのが理想だがそれ以上によく作り込まれている印象で、製作側の努力を感じる。
和製ＲＰＧとはかなり趣きが違うので、洋ゲー未経験の人は戸惑うかもしれませんが、和製ＲＰＧとは全く別のジャンルだと思ってプレイすれば楽しめると思います。
Amazonレビュー
レビュー日： 2012-03-09
一方で操作性が独特、グラも綺麗というかアメリカンな洋ゲーCGって感じでアクが強い。
さらに、広いことは広いが、景色のバリエーションはそれほど多くない。
メインクエストもサブクエストもオマケみたいな程度のレベル。やる気が起きない。
自分で意識を持ってちゃんとシッカリとこのゲームに向き合える選び抜かれた人じゃないと放棄する人も多いだろう。
自分は、すぐにやらなくなって何年もブランクを開けて再起動しての繰り返しだった。
これらのOWゲームは現実に近い面白さがある分、現実の方が面白いと感じてしまう。
もっとゲームらしい、ファンタジーな世界観を強くしないと現実の方がリアルな楽しさが出てきてしまう。
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GOOD!
○とにかく「圧倒的」
まず外枠である世界の広さが圧倒的、用意されているクエストの量も圧倒的、さらにそれ以外の細かい部分でできることも圧倒的です。
1番目・2番目もゲームの面白さの根幹をなす部分なので特に重要ですが、本作が他のゲームと完全に一線を画しているのは3番目の点です。
例えば、一般的なRPGではただ戦闘スタイルを決めるだけの「傭兵」「盗賊」などといった職業ですが、このゲームでは戦い方だけでなくプレイスタイル、言い換えてしまえば「生き方」までその職業になって過ごすことができます。今までにプレイしたゲームの中では『太閤立志伝5』が方向性としては近いと思いますが、少なくとも「自由度」という魅力に関して言えば、本作はその何倍も上です。
また、普通なら素通りしてしまうか、関わるとしても会話するくらいのNPCにちょっかいを出すことができるのには本当に驚きました。
これ以外にも、クエストとは関係のない細かいところにも「できること」が山ほど設定されています。そして、「できそうなのにできないのか…」と残念に思った要素を挙げることはできません。
このようなゲームですから、いつ終わりがくるのか、というよりそもそも終わりがあるのか、といったことが全く分かりません。
私にとっては「購入してのめり込んで一気にプレイする」というゲームではありませんでしたが、まだしばらくは「飽きた」「やることがない」といった心配もなく、暇を見つけて楽しく遊べるゲームになりそうです。
○グラフィック
「最高」というレベルまではいきませんがレベルが高いです。
生活感を味わえるゲームシステムと相まって、この世界をよりリアルに見せることに大きく貢献していると思います。
BAD/REQUEST
○バグ・フリーズ
「パッチを何度もあててこれか…」というのが正直な感想。
特にフリーズに関しては2000年以降のゲームでは数回程度しか経験したことがないので、この部分に関しては大きく減点せざるをえません。
まだ80時間強なのでカクつきに関しては特に気になりませんが、プレイ時間に応じて酷くなるという話もあるので気になります。
これらが、上で「いつ終わりがくるのか分からない」と言っておきながら熱中度をどうしても5にできない理由です。
「このメーカーは長所を伸ばすことにかけては本当にすごい」とよく聞きますが、さすがにこのレベルの短所はちゃんと潰してほしいところ。「ロードが遅い」くらいなら十分に我慢できる出来なのですが。
○メリハリに欠ける
戦闘前の準備の段階ではそれなりにできることがあるのですが、戦闘システム自体は単調な部類に入ると思います。
またストーリーもプレイヤーに興味や好奇心を抱かせるきっかけとしては十分ですが、その内容自体に心揺さぶられるものがあるといったことはあまりありません。
単純化してしまえば、既存のRPGが0〜100までの起伏を用意しているとすれば、このゲームは常に75くらいの楽しみが得られるという感じです。楽しみの水準が安定して高いので、この点は長所にもなりえます。
そういった要素を重視したゲームではないことにはさすがに気付いたので記載するか迷いましたが、特に戦闘システムに関してはまだ改善できると思うので、率直な感想を記すことにしました。
COMMENT
シリーズは初プレイです。
「これほど中身が詰まったゲームがこの世にあったのか」というのが第一の感想です。
今まで様々なゲームをプレイしてきましたが、どのジャンルにおいても「80時間強プレイしたのに底が全く見えないゲーム」というのは今までありませんでした。
これだけ内容がありながら「雑多なものを適当に放り込んだ」という感想を全く抱かせない作り込みの緻密さも素晴らしいと思います。
質・量ともに極めて高水準で、「傑作RPG群の一角」であることは間違いないと断言していいのではないかと思います。
その一方で、足りない部分も決して少なくありません。
作り込みにおいて重視している部分が国産RPGとは異なるので、そのことを考慮せずに単純な比較を行うのも何か違うという気がします。
そのため、巷で見かける「今まで出たどんなRPGよりも素晴らしい。全てのRPGはこれを手本にすべきだ」「国産RPGはもうこれを越えられない」といった評価は過大だという感想も同時に抱きました。