【PS3】ニード・フォー・スピード アンダーカバー
発売元 | エレクトロニック・アーツ (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008-12-18 |
価格 | 7665円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ストリートレース ■ プレイ人数:1〜2人(オンライン接続時:最大8人) 【廉価版】 ■ 発売日:2010/01/28 ■ 価格:3,129円 |
GOOD!
・オリジナリティ
普通のレースゲームです。
公道をカッ飛ばして、一位でフィニッシュ。
ありがちな内容です。
・グラフィック
今までのNFSシリーズと比べると綺麗ですが、
一般的に見ればPS2レベル。ただトンネルを抜けた際等の
太陽光の表現が素晴らしい。
・サウンド
全体的におとなしめ、けれどもノリの良い曲が多いです。
ですのでNFSMWのような激しい曲調に期待すると痛い目に。
・熱中度
今までのシリーズと比べると格段にスピード感が増しました。
その為バーンアウトシリーズのような有り得ない速度でレースを
行う事となります。この修正のお陰で競り合いがかなり熱い。
・満足感
今までのシリーズと比べると車種がかなり増えました。
個人的にニヤニヤしてしまうセレクトだったのでかなり満足。
マップも広く、走りがいがあります。
オンラインケイドロモードも楽しい。
BAD/REQUEST
・オリジナリティ
もうちょっとパンチが欲しがった。
今回は立場が潜入捜査官と言う事で期待していたのですが...
・グラフィック
PS3と言えどやはりNFSシリーズは画質に期待出来ませんね。
シリーズ特有のなんとなく視界の霞む感じは消えましたが、
今度は弱々しいグラフィックになってしまいました。
まるで水彩画で描いたかのような力の無さ。
迫力は従来より落ちましたね。
・サウンド
スキール音、衝突音以外聞こえない。
ニトロの迫力も無いに等しく、(あのズキュィーンって音、期待してたのに...)
まるで臨場感が伝わって来ない。
・熱中度
とにかくAIが理不尽!
序盤は独走できるのですが、中〜終盤にかけてAIが「突然」強くなります。
今まで独走してイベントをクリアしていたのに、ある時を境に突然強くなり、
猛スピードで走り去って20秒差つけられたのには笑いました。
本当に突然強くなるので、車種、チューン状況によっては詰みます。
その理不尽さも終盤に入ると加速し、
「自分も敵も物凄く速くなるので訳分からないままレースをする」という状況に
スタッフも予測していなかったのか、速過ぎてコースのロードが追いつかず、
周りの背景がメチャクチャに、場合によってはロードが完了するまで
待たされる事となります。おまけにコースもテクニカルな物が多く、
最終盤にもなるとテクニック関係無しに
「暴走する車をガードレールに無理矢理擦りつけ、ロケットの様に吹っ飛びながら一般車を跳ね飛ばしレースをする」
という最悪のレース展開になります。まるでその光景は
バーンアウトシリーズの様。一回買ったゲームを間違えたかと思い、
説明書を読み直した事があります。それほど酷いものです。
警察も弱体化し、ヒートレベルの意味が無くなりました。
レースイベントもマップにあるポイントへ行って申し込みするのでは無く、
GPSマップからイベントを選んで開始する形に。折角あれだけ広いマップを
実現できたのだから、警察に怯えながらレースポイントまで走りたかった。
オンラインの設備も整っておらず、ラグだらけ。フェアなレースは無理。
おまけにカスタマイズした車でオンラインレースに出る際、
負担を軽減する為にカスタムパーツが替わる事も。
何それ、カスタムした意味無いじゃん。と嘆きたくなります。
...と酷い点を挙げればキリがありません。
COMMENT
シリーズの経験は、
UG2(PS2)、MW(PS2)、UG(PSP)、CB(PS2)です。
どれも車の重量感、雰囲気、曲など素晴らしい物でした。
しかし、このUCだけば絶対にお勧め出来ません。というか許しません。
今まで築き上げて来た物を全てぶち壊し、残ったゴミを集めて出来たものです。
私はNFSシリーズを愛していました。それ故の評価です。当然です。
どうやらNFSシリーズはSFを機にリアル路線に「シフト」してしまったので
ストリートレーシングに戻って来る事は無いでしょう。さようならNFS。
おそらくこのゲームは全てのレースゲームファンを失望させる罪深きゲームだと
思うので合う人、合わない人は書きません。