時は世紀末 力が支配する核戦争後の世の中を愛と力で持って定めていく名作「北斗の拳」の無双化。 ストーリーをなぞっていく「伝説編」では、これまでの無双とは違ったアドベンチャースタイルだったので初見ではびっくりしました。北斗の拳のストーリーをほぼ違わずに進んでいくのがファンとしてはうれしかったです。 また、「幻闘編」ではこれまでの無双のような拠点攻防戦スタイルでIFシナリオが楽しめ、これもこれで面白かったです。 これまでの無双乱舞に当たる「伝承奥義」も、これまでの無双ではありえないレベルの広範囲・高威力の技もあり、繰り出して一掃した時は快感。成長が必要ですが、回数のストックもできるのがうれしい。 グラフィックはOPが凄い。実写かと見間違えたほど。 音楽はおなじみ「愛をとりもどせ」はもちろんステージBGMも良作ぞろい。EDの2曲も素晴らしい。 今作では成長に自由度があり、自分が必要な順番で能力アップや技を取ることができるので、ステージ展開等に合わせて進めることもでき、クリア後でもまだまだ未開放の部分があるので全て解放させるとなるとかなり長い時間ができる。 通常の全シナリオクリアでもかなりのボリュームだが、ステージクリアランクもあるので、パーフェクトを狙おうとするとめちゃくちゃ長い時間遊べる。
グラフィックですが、OPムービーはきれいなのですが、通常ステージのグラフィックは微妙。 世紀末ということもあってが、ステージビジュアルもそんなに変わらない。 戦闘システムですが、三國無双と違って剣ではなく拳で戦うので、通常攻撃の攻撃範囲が狭いのは仕方ないですが、メインキャラクターのケンシロウの弱さ(「百烈拳」などの奥義含む)にはかなり苦しめられました。もちろん我慢して成長させれば強くはなりますが、使い勝手はプレイアブルキャラクターの中でも下位の方です。 三國無双では剣兵と弓兵は別でしたが、今作では通常の兵もボウガンを持って遠距離攻撃をするので、いつも以上に弓が煩わしかった。もちろんそれに対処すること込みでプレイングとはいえ、弓だけでどんどん体力が削られるというケースも多かった。 中ボスの仕様(ある程度ダメージを与えてアーマーを外さないとダメージが入らない)も苦しめられました。1人、2人ならともかく4人、6人ともなると対応が非常に大変。 伝説編ではとどめにQTEを使いますが、失敗してしまうと体力が半分回復してしまうのはちょっとやりすぎ。とどめに追い込むまでに奥義を使い切ることも少なくないので、せめて1/4程度に抑えてほしかった(再戦仕様にミッションポイントのセッティングができるんだったら再戦のみ半分回復でもよかった)。
北斗の拳は一応前半部分のストーリーは熟知している系ファンです。 個人的にはゲーム部分に関する不満も多かったとはいえ、それらも実際やり続けると「これはそういうゲーム」としてまだ許容できる範囲内だったなと思いました(それすら無理なゲームもあるにはありますので…)。 原作ファンやこれまでの無双ファンからしてみたらあまり良くはないとは思いますが、そういったのを抜きで遊ぶにはまだ楽しめるのではと思います。
GOOD!
時は世紀末 力が支配する核戦争後の世の中を愛と力で持って定めていく名作「北斗の拳」の無双化。
ストーリーをなぞっていく「伝説編」では、これまでの無双とは違ったアドベンチャースタイルだったので初見ではびっくりしました。北斗の拳のストーリーをほぼ違わずに進んでいくのがファンとしてはうれしかったです。
また、「幻闘編」ではこれまでの無双のような拠点攻防戦スタイルでIFシナリオが楽しめ、これもこれで面白かったです。
これまでの無双乱舞に当たる「伝承奥義」も、これまでの無双ではありえないレベルの広範囲・高威力の技もあり、繰り出して一掃した時は快感。成長が必要ですが、回数のストックもできるのがうれしい。
グラフィックはOPが凄い。実写かと見間違えたほど。
音楽はおなじみ「愛をとりもどせ」はもちろんステージBGMも良作ぞろい。EDの2曲も素晴らしい。
今作では成長に自由度があり、自分が必要な順番で能力アップや技を取ることができるので、ステージ展開等に合わせて進めることもでき、クリア後でもまだまだ未開放の部分があるので全て解放させるとなるとかなり長い時間ができる。
通常の全シナリオクリアでもかなりのボリュームだが、ステージクリアランクもあるので、パーフェクトを狙おうとするとめちゃくちゃ長い時間遊べる。
BAD/REQUEST
グラフィックですが、OPムービーはきれいなのですが、通常ステージのグラフィックは微妙。
世紀末ということもあってが、ステージビジュアルもそんなに変わらない。
戦闘システムですが、三國無双と違って剣ではなく拳で戦うので、通常攻撃の攻撃範囲が狭いのは仕方ないですが、メインキャラクターのケンシロウの弱さ(「百烈拳」などの奥義含む)にはかなり苦しめられました。もちろん我慢して成長させれば強くはなりますが、使い勝手はプレイアブルキャラクターの中でも下位の方です。
三國無双では剣兵と弓兵は別でしたが、今作では通常の兵もボウガンを持って遠距離攻撃をするので、いつも以上に弓が煩わしかった。もちろんそれに対処すること込みでプレイングとはいえ、弓だけでどんどん体力が削られるというケースも多かった。
中ボスの仕様(ある程度ダメージを与えてアーマーを外さないとダメージが入らない)も苦しめられました。1人、2人ならともかく4人、6人ともなると対応が非常に大変。
伝説編ではとどめにQTEを使いますが、失敗してしまうと体力が半分回復してしまうのはちょっとやりすぎ。とどめに追い込むまでに奥義を使い切ることも少なくないので、せめて1/4程度に抑えてほしかった(再戦仕様にミッションポイントのセッティングができるんだったら再戦のみ半分回復でもよかった)。
COMMENT
北斗の拳は一応前半部分のストーリーは熟知している系ファンです。
個人的にはゲーム部分に関する不満も多かったとはいえ、それらも実際やり続けると「これはそういうゲーム」としてまだ許容できる範囲内だったなと思いました(それすら無理なゲームもあるにはありますので…)。
原作ファンやこれまでの無双ファンからしてみたらあまり良くはないとは思いますが、そういったのを抜きで遊ぶにはまだ楽しめるのではと思います。