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【PS3】アサシン クリード レビュー

発売元 ユービーアイソフトオフィシャルサイト
発売日 2008-01-31
価格 7329円(税込)
レーティング 【Z】18才以上のみ対象 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon(廉価版)Amazon(ウェルカムパック)アサシン クリードII レビュー
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:アクション

【廉価版】
■ 発売日:2008/12/04
■ 価格:2,940円

【アサシン クリード I+II ウェルカムパック】
■ 発売日:2012/07/19
■ 価格:2,940円

総合ポイント
64
(難易度)
2.14
レビュー数
37
スコアチャート アサシン クリードレビューチャート

龍が如く 見参! 購入する
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90-100
【60点以上】
59.5%
【標準偏差】
13.73


604人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 3pt 3pt 3pt 2pt 3pt
総合点
60pt

GOOD!

※本作プレイ前に『アサシンクリード2』を先にクリアしています。シリーズは3作目『アサシンクリードブラザーフッド』までプレイしています。

 本作は主人公デズモンド・マイルズが、中世の先祖アルタイルの人生を、ヴァーチャルリアリティ装置を通して追体験する物語で、「暗殺のプロであるアルタイル『らしくない』ことをしてしまうと『らしくなるまでやりなおさせられる』」という設定になっています。デズモンドの脳に投影される様々なものには、VR装置を通して解説や翻訳がつきます。
 つまり、敵を感知するエスパー能力、一撃ではけっして死なないタフさ、そして死んでは何度も生き返るゾンビのような主人公。そんな“ゲーム”特有の理不尽さに、ストーリーとゲームシステムで説得力を持たせています。非常にうまいつくりです。
 そして、デズモンドがアルタイルの人生を見ているように、プレイヤーはデズモンドの人生を、ゲームプレイを通して疑似体験する構成になっています。トンデモSF設定が好きで、そのくせ中世ヨーロッパも好きな方は、ドハマリする世界観です。
 また、暗殺対象の言い分に面白みがあります。単なる圧政者や快楽殺人者ではありません。アルタイル(またはゲームプレイヤー)とはまったく違う価値観で物を見ている彼等の言い分が、果たして屁理屈なのか真理なのか、「指導」することと「征服」すること、「自由」であることと「目的を見失いさまよう」ことの垣根は何処にあるのか、などなど考えさせられます。

 戦闘は、最序盤は制約があり苦労させられますが、まもなくカウンター攻撃、しばらくすると遠隔攻撃やコンボキル能力が加わることで、簡易でスタイリッシュなものになっていきます。様々なモーションとカメラワークで格好いい殺陣を演出してもらえます。しかし単に斬りつけるのみで勝てる敵ばかりではないので、戦局に合わせて標的変更、逃げからのロケーション変更なども重要になります。

 探索要素はほぼありませんが、散歩要素がとても強いです。高いところに登った際眼下に広がる建物には、文字通り“全て”登ることができます。屋根から屋根へ番兵を蹴散らしながら飛び移り、いたずら心と征服欲を満たす一方で、丘の上の城や砦を見上げながら子汚い雑踏を歩き、突如現れる休憩スポットに癒されることもあります。飲み食いも買い物もできませんが、ただただVR世界を自由に歩きたいという人には満足度が得られるでしょう。高さ方向にさえも自由な、楽しい散歩ができます。

BAD/REQUEST

 マップの広さとイベントボリュームのバランスが悪いです。「散歩好き」でない人には耐えられないでしょう。2周目をする際には戦闘もミッション攻略もサクサクなのでちょうどいい感じなのですが、果たしてその2周目をする気力が出るかどうか。シリーズのファンになった私でも、大分間を置いてからプレイしました。
 
 1周目で、途中で投げたり、苦痛で終わってしまう人が多いのは、チュートリアルが蛋白で、早々に「あとは好きにやんな」と突き放されてしまうのと、ミッションに代わり映えがしないのが原因だと思われます。複数標的暗殺のサブミッションはそれなりに手ごたえがあるのですが、それ以外は、メインもサブもあまりに単調です。しかも全般的にヌルく、ご褒美でもらった能力をあまり使わなくても終盤まではわりとすんなりいける。プレイヤーの成長を促しません。
 一方それでもキツいと感じた人には、自己流にキャラクターをレベルアップする方法がありません。ヌルい人にはヌルいままチャレンジ要素不足、キツい人にはキツいまま救済要素不足で進行してしまいます。
 
 そして、終盤のボス戦2つほどが、とんでもなくキツい。これも非常にバランスが悪いです。ちょっと時間を巻き戻して訓練しようにも、歯ごたえのない雑魚ばかりなのでたいした訓練にならないでしょう。ゲーム上で「こうしたら手早くスタイリッシュに勝てる!」という誘導がもっとあれば、自然な上達もしていたのでしょうが。最後に突然慌てふためくことになります。

 潜入術や暗殺術も、今ひとつパッとしません。それでいて大立ち回りと剣戟は非常に格好いいのですが、ぜんぜん隠密ちゃいまんがな。「暗殺=隠密」の図式を期待している方には、大分違うものを見せられてしまうと思います。
 「下見」プレイが好きな人にはそれが楽しいのが救いでしょうか。

COMMENT

 私がBADに挙げた点は、2作目『アサシンクリード2』では大分改良されています。1作目の反省をしっかり込めた素晴らしい作品になっています。(万人に理解してもらえる例えではないですが、DQ1→4くらいの目覚しい進化があります)
 ただ、『2』がよくなったのは1作目に光る要素がすでに潜んでいたからだと思います。「どんなゲームでも買ったからには楽しくなるまで工夫し通すんだ!」という方には、本作も楽しめるでしょう。現に、某実況プレイ動画を見て「こんなに楽しくプレイできるんだなぁ」と感心させられましたし、それを踏まえての2周目はぐっと楽しめました。

 シリーズ物のゲームにおいてストーリーは大事なものですので、あえて強くはお薦めしませんが、もし可能であればあえて『2』からプレイしてもいいのではないかと思います。私自身、完成度が高い、という本サイトの評価を鵜呑みにして『2』からプレイしました。
 1作目でデズモンドに起きた出来事は、「前回のあらすじ」などからなんとなく想像がつきます。それだけで充分、ゲームストーリーのほぼ全てを楽しむことができます。何故なら『2』では、エツィオ・アウディトーレという別の暗殺者の人生を追体験するのであり、ゲームプレイのほとんどを、エツィオとして過ごすからです。
 ただし、当然ながら「あらすじ」に1作目のバレ要素があります。「どうせよくわかんないしー」と流した私には大丈夫でしたが、熱心に見ると1作目のストーリーの楽しみは薄れるでしょう。

 どうしてもストーリーを重視したいという方は、『2』までプレイすることを視野に入れて下さい。人気シリーズには手を出しておきたい、でも凡作引くのはやーよ、というドライな方は『2』からどうぞ。現在は安価な『1』&『2』のパックが存在しますので、それも参考に。

   
プレイ時間:わからない(クリア済)
ての字さん  [2013-02-01 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

607人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 2pt 2pt 1pt 2pt 3pt
総合点
42pt

GOOD!

・遺伝子に眠る先祖の記憶が現代と錯綜するという斬新な世界観は、SF的な楽しみと過去の歴史にまつわる楽しみを両立していて、非常に興味魅かれるものでした。
・中世の町を自由に歩き回って暗殺を行うというシステムは極めてオリジナリティが高く、プレイし始めのころは誰もがその新鮮さの虜になるでしょう。
・エルサレムやダマスカスといった実在の町が、当時に合わせて非常に精巧に作られており、今でも見劣りしないほどの素晴らしいグラフィックを実現しています。壁や屋根まで移動できるのは、まさに次世代機だからこその芸当ですね。
・なんといってもアルタイルはとてもかっこいいです。

BAD/REQUEST

・極めて秀逸な世界観を持っているにもかかわらず、ストーリーがそれをまったく活かせていないです。ストーリーは終始盛り上がらず、作業感ばかりが目立っています。エンディングも酷いの一言に尽きますね。
・オープンワールド系のゲームなので、ロードが長いのは仕方ないと思いますが、ロード中にアルタイルを操作できる演出がまったくいらないです。あれをなくす代わりにロード時間を1秒でも短くした方がいいと感じました。
・高い自由度を謳っているゲームですが、せいぜい倒す標的の順番を決められる程度で、物語が進みにつれて、暗殺の自由度自体もなくなっていき、魅力的なゲーム性が大きく損なわれています。
・せっかく町の作りこみが素晴らしいのに、町を歩く楽しみが全然感じられませんでした。
・中世の中東が舞台ということで、さぞ雰囲気たっぷりのBGMが流れるのかと思いきや、音楽はほとんどなく、たまにやたら騒がしいBGMが流れるくらいです。町の生活音はよく出来ているので、音楽を流さないという演出もいいとは思いますが、それならあんなに空気の読めない曲も流さないでほしかったです。
・町に点在する酔っ払いや浮浪者、物乞いの“ウザさ”には本当にイライラさせられました。あのような不確定要素もあったほうがいいとは思いますが、あまりにしつこすぎます。
・多人数相手の戦闘では、意図したロックオンもなかなかできず、非常にやりづらかったです。(特に終盤)
・旗集めといったやりこみ要素はありますが、集めてもなんの利益もないので、モチベーション維持にはほとんど貢献してないです。
・現代パートでのキャラクターの操作性がひどいです。

COMMENT

40インチのHDTV使用です。
世界観やコンセプトは極めて秀逸であるにもかかわらず、システムの雑さのおかげで極めてイライラするゲームになってしまいました。コンセプトを実現したいあまり、プレイヤー目線が欠如してしまったように思われますね。このゲーム単体だったら確実に途中で投げてましたが、後のシリーズにも興味があったので、なんとかクリアできました。
かなり酷評しましたが、それでも続編は購入しました。やはりアイディア自体は素晴らしいので、プレイヤーから多く寄せられたであろう批判をしっかり改善し、よりよいストーリーを付け加えれば、十分名作になると思っているからです。続編に評判はいいようですから期待しています。

もっとも続編の購入を前提にしていないのであれば、まったくお勧めしないゲームです。

   
プレイ時間:15時間以上30時間未満(クリア済)
灯火さん  [2012-12-04 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

614人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 3pt 3pt 1pt 1pt 1pt 2pt
総合点
31pt

GOOD!

たるいミッションは一部を達成すれば先に進んでいいのがせめてもの救い。

街中の高いところ(ビューポイント)を探して登る作業は妙に癖になる。
暗殺ゲーというより木登りゲー。

チャンバラ中の決めのモーションが生々しくてかっこいい。

BAD/REQUEST

問題が山積み。
・モチベーションが上がらない演出
街の中を移動するにあたっては「人ごみの中」「屋根の上」2通りの経路があるが、
前者を選べば人にぶつかったり近づきすぎたりするたびに罵られる。
後者を選べば「何やってんだあいつ?」的に変人扱いされる。
結果、プレイしてる間ずっと誰かに馬鹿にされてる。フルボイスで。


・急ぐ事を許されない
イベントが飛ばせない。クリア後の再プレイでも長ったらしい会話を聞かされる。
一応イベント中も操作はできるのだが、意味のあることは何もできない。
会話中に狭い範囲内をうろうろ歩き回るだけ。かえってイライラする。

ストーリー進行上のイベントだけならまだしも、やらなくてもいいミッションを
クリアした後の、「感謝されイベント」みたいなのが飛ばせないのがエグイ。
とっとと次に行きたいのに、使い回しの感謝コメントを数十秒聞かされ終わるまで
移動範囲もカメラの向きも自由が利かない。

成功した時でさえうざいのに「情報提供者に頼まれる」タイプのミッションでは、
ミッションを失敗してやり直すたびに、十数秒のコメントを聞かされて
「頼み事をされる」ところからやり直さないといけない。当然飛ばせない。

現代のほうの場面ではどうせ会話と移動しかする事がないのに、
だだっ広い部屋をのろのろ歩く事しかできない。


・すべき事がしづらいシステム
「敵に見つかる前に敵を見つけて不意討ちで倒す」事が求められるのだが、
敵を発見する手段が目視のみ、レーダーはあるのに表示してくれない。

「立て続けに不意討ちで倒す」事が求められるシチュエーションもあるのだが、
不意討ちで倒すたびに主人公を中心にカメラがグルッと回る演出が入り、
自分がどっちから来て次の敵がどっちにいるのかを見失う。

「隠れ場所に潜んで追手をまく」事が求められるのだが、
レーダー表示される隠れ場所の印は「地上にある」のか「屋上にある」のか不明、
「逃走経路を組み立てる」なんて器用なことはできず、でたらめに走り回って
たまたま隠れ場所に行き当たる事を願う出たとこ勝負にならざるを得ない。


・意外と融通が利かないフリーラン
簡単な操作で自由に動き回れるのがこのゲームの売りなのだが、
意外としょうもない所で引っかかってイラつく。

走り抜けるつもりの路上のどうでもいい出っ張りに小鳥のように止まったり、

追手を何とか振り切ったから東屋に隠れようとしたのに、
進入角度がちょっとずれただけで東屋に入らずに「よじ登って」しまい、
「いったん降りてから入り直す」間に追いつかれたり、

群がる敵を無視して走って逃げたいのに主人公が勝手に剣を構えてしまい、
剣をしまうまでは走れず、敵を全滅させるまでは剣をしまえなかったり。


・たるい作業ほどいつまでも長引く
不意討ちで倒す事に失敗するとチャンバラで敵を倒すしかなくなるのだが、
打開策が用意されてるわけでもないのに敵のガードがやたら固く、
「たまたまガードされない」事を期待しながら攻撃を連打するしかなく、
運悪くガードされて倒せずにいると敵の増援がぞろぞろ到着する。

振り切って身を隠して逃げるのに成功するまでは敵がいつまでも追ってくる。
スリルを感じていられる時間を過ぎて、とっくに飽きてもまだ追ってくる。
振り切るのに失敗した理由が「自分のミス」だと思えれば納得もするが、
前述のとおり今いち釈然としないもたつきが結構な確率で発生する。
いっその事、追いかけられたら敵にわざとやられてゲームオーバーになって
リトライしたほうが早く済むんじゃないかと思うのだが、
ストーリーが進むにつれて主人公の体力が増えるので、そうもいかなくなる。


・終わってるのか終わってないのかハッキリしてくれ
物凄く中途半端なところでエンディングになったと思ったら、
これまで入れなかった部屋に入れるようになり、
じゃあここから更にもうひと展開あるのかと思ったら、別に何もない。
ネットで調べて「別に何もない」と分かるまで、ムダに数十分歩き回った。

COMMENT

結構長く続いてるシリーズなんだから大ハズレはないだろうと思ったのだが、
発売する前からシリーズ化が決定していたらしく、
「面白いから続編が作られた」というわけではないようだ。

「少し面白い所」がところどころに点在するが、
それを上回る頻度で「うんざりするほどかったるい所」が密集しており、
結構な忍耐が要求されるわりに見返りは少ない。

今やこっちのシリーズの方が有名な気がするのだが、
同じメーカーの「プリンスオブペルシャ」シリーズと同じパーツを、
配分を変えて仕立て直したのがこのシリーズではないかと思う。
こっちは自由度と引き換えに長くてかったるく、
あっちはテンポが良くてサッと終わる代わりにほぼ一本道。

もしこれからプレイする人がいるならば、市民救出ミッションは
「城門をくぐる為に坊さんを助ける」以外全部スルーする事を推奨する。

 
プレイ時間:15時間以上30時間未満(クリア済)
毛蟹さん  [2012-04-09 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

591人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
2pt 1pt 2pt 1pt 0pt 3pt 1pt
総合点
25pt

GOOD!

【オリジナリティ】
この時代の中東近辺を舞台にし、歴史的建造物なども考慮されたゲームはあまり無いと思う。


【サウンド】
BGMの存在があまり強くない点は、暗殺業を営むこのゲームに合っていると思う。
かといって全く静かではなく、人の会話があちこちから聞こえてくるので、街にいる感じは味わえる。


【熱中度】
もはや現在のこの手のゲームでは在り来たりなのかもしれないが、ゲームの進行とは関係なくマップ中に隠されたものを集める要素がある為、やり込み要素はある。


【快適さ】
あまり複雑な操作が無く、どのボタンがどのアクションを取るのか常に画面に表示されている。
また、なんどか操作に失敗していると、正しい操作方法を表示してくれるので、久しぶりに使うアクションの操作が忘れても、説明書などを読まなくてもよい。


【難易度】
結構簡単な部類に入ると思う。
さくさく進めたい人に向いてる。
好きなようにプレイできる点も、早く進めたい人にとっては簡単な方法が取れるのも難易度を下げている要因ではないかと思う。

BAD/REQUEST

【オリジナリティ】
アクション系ステルスゲームというジャンルが現在幾つか数を増やしている為、そのジャンルではもうオリジナリティにはならない。
ただプレイして感じたのだが、ステルスゲームと言う面は実は薄いのではないかと思う。
なぜなら、全く隠れずにプレイしても困難にならずに進められたからである。
つまりは「ステルスプレイも出来るゲーム」。
では、タイトルにもある暗殺に特化した暗殺ゲームを築けるのかと言うと、あくまでも「暗殺もできるゲーム」。
別に街で派手にチャンバラだけしても進められるからである。
という訳で、ゲームの大枠ではオリジナリティが無いと思われる。


【グラフィック】
現在のPS3のゲームとして見ると、箱庭アクションゲームではかなり下ではないかと思う。
というより、最低これくらいは無いといけないぐらいになってしまっている。
特に街の建物のような幾何学的なものではない、人物はかなりクオリティが低いと思う。


【サウンド】
人の声がはっきりと聞こえ過ぎるため、耳障りになってしまうのがほとんど。
その理由は、街の人の声のパターンがかなり少ないため、同じような人が集まっているところに行くと、同じ台詞を何度も聞く羽目になる。
さらに、中にはゲップなど汚い台詞もあるので、それが連呼する場面が少なくないため。


【熱中度】
何度も同じ事を繰り返して行くだけなので、すぐ飽きる。
ひとつの街の中でもずっと同じことの繰り返し。
さらにボスのようなキャラも、ザコとほとんど変わらないため盛り上がりに欠ける。
戦闘は暗殺でもチャンバラでもザコでもボスでも簡単であっさりしすぎてる為、面白さを感じない。
ずばりまとめると、始まりから終わりまでさらにはやり込みまで含めて全てが作業。


【満足】
上記の通りやりこみに面白さを感じないので、序盤以外は全部最短距離のプレイをしたらクリアまで10時間もかからなかった。
ということで質も量も全く足りない。


【快適さ】
シンプルな操作で自由に街を駆け巡れるのだが、それが快適さの点でマイナスに感じた。
その理由は、意図しないアクションを取ってしまうことが多いということ。
全速力で走るボタンと壁に上るボタンが同じなので、敵から走って逃げてる時に少しでも壁に触れると、勝手に壁に張り付いてしまう。
それを気をつけようとする為、それがストレスになってしまう。

COMMENT

HDMI端子使用

PS3の初期の作品ですが、購入の是非を決める判断材料のひとつにこのレビューが参考にされる可能性があるのであれば、現在のPS3ソフトの基準で評価すべきだと思いこの様な結果になりました。
その為、このソフトが販売された当時のレビューとは視点の基準が違うことをご了承ください。

上記の理由からグラフィック関係は特に言うことはないです。
グラフィックのクオリティはある程度、時代に依存してしまうだろうと思うからです。

しかし満足度は0だと感じてしまいました。
このサイトで幾つかレビューを書かせていただいてますが、これは初めてのことです。
と言うより、ここ数年やって来たゲームの中でもめったに無いことです。
多少不満・不快なところがあっても、お金を払って購入している以上、楽しめるところを探そう…じゃないともったいないと言う気持ちがあるからです。
それでも、このゲームは無理でした。

ゲームに限らずどんなものでも、とりあえずの「最後」までやらないと正しい評価は出来ないと言う考えなので、一応クリアはしました。

   
プレイ時間:05時間以上15時間未満(クリア済)
Ryuさん  [2011-05-12 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: あさ
レビュー日: 2008-02-22
ゲーム中盤でのレビューです。あまりレビューされていないストーリーについて。
あまり言及されていませんが、まずイキナリのSFストーリーにビビリました。っていうか少し興ざめ。開始直後分かることなので書きますが、ある青年がSFな装置でDNAに眠る先祖の記憶を蘇らせる。その先祖がゲームの主人公、アサシンのアルタイルです。ストーリーの合間にこの近未来パートが入り、青年に実験を強要するマッドな博士の目的は何か!?って感じなのですが、この近未来パートの必要性が感じられません。ストーリーに奥行きと壮大さを持たせようという意図なのかもしれませんが、逆にイメージを阻害された気分です。
「オレはただのバーテンだ」と言う青年が実験施設に連れてこられた経緯も、銃を突きつけられているわけではないのに博士の実験強要に素直に従うわけも(傲慢だが肉体派では無さそうな博士と博士の横暴から青年を気づかう女性助手しか今のとこ出てこない、博士の「協力しなければ殺すぞ」的な台詞も緊迫感が無い)、ラストまでにはちゃんと説明されると信じたいが、、
ゲーム自体ですが、書かれているようにごり押しでいけます。進めていくと技が増えるのでカウンターが使えるようになれば後は楽。市民に紛れるのがキモと言ってますが、怪しまれたらアウト。しゃがんだり伏せたり天井に貼り付いたり、視覚的に身を隠す術がありません。ターゲット暗殺も、接近すると強制的に演説を聴かされてから暗殺スタート、生活の中で一人になる所をそっと殺し気付かれぬまま脱出ってのは無理。殺すと長々と冥土の土産を聞かされます。雰囲気有ると思うかプロなら一瞬で殺しさっさと逃げろと思うかは人それぞれ。
音声は日本語吹き替えです。アクションゲームで字幕は観づらいので個人的には日本語のほうがいいですし、人ごみの中を歩き、こちらのアクションに周りの市民が反応するこのゲームでは日本語のほうが楽しいでしょう。
街を歩く全ての市民にアクションを起こせアクションが返るのが最大のウリではないでしょうか。「話す」コマンドは無いのに、ぶつかる、はね飛ばす、馬ではね飛ばす、殴る、刺しXXす、斬りつける、斬りXXす、ざっとこんなことが全ての市民にできます。18禁なのも無理なし。
クオリティ自体は非常に高いです。PS2のムービーシーンレベルでゲームが進行します。PS3の性能をフルに活かした最初のゲームと言っても過言では無いです。

【PS3】アサシン クリード
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