オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
80pt
GOOD!
※今作のオンラインは未プレイです
▼オリジナリティー
「建造物を破壊する=敵の支配力を低下させる」というアイデアが良い。
建物にピトッと貼り付くリモート爆弾や、
ロケットランチャー・サーモバリケットなど、爽快感溢れる「破壊」を楽しめる。
また、舞台が火星であることや、
敵が腐敗したEDF(地球防衛軍)、主人公が中東系の発破技師という設定もナイス。
これはアメリカ的にはなかなか背徳的なプロットであると思うので、
そういったチャレンジ精神も評価したい。
▼グラフィックス
普通。
「開拓されつつある火星」のイメージを良く描いていると思う。
▼サウンド
不満なし。効果音や、戦闘時のBGMも合っていると思う。
▼熱中度
なかなか高い。最初の頃は破壊にハマってしまって、
メインミッションがなかなか手に付かなかった位ですw
▼満足感
ベスト版も発売され、コストパフォーマンスはかなり高いです。
▼快適さ
洋ゲーTPSにしてはかなり快適。
特に乗り物の操作性が素晴らしく良く、ここは評価されるべきだと思う。
▼(難易度)
適度な難易度。
後半のメインミッションはリトライを繰り返して何とかクリアする感じですが
それがいい。
BAD/REQUEST
▼あともう一歩
簡単に内容をまとめるなら
メインミッション、サルベージ収集による武器のアップグレード、
各種サブクエストに加えて、オープンフィールドの自由さ。
でもあともう一つ、何かが足りない。
魅力的な味方キャラや、RPGの街的な「居場所感」などがあれば
完成度はさらに高まったかも。
COMMENT
「良作な洋ゲー」の見本のようなゲーム。
類似品となる後発のジャ○トコーズ2より遥かに完成度が高いと思いますw
現在はかなりお安く求められるので、興味の沸いた方には普通におすすめです。
続編も発表されるとのことで、楽しみにしています。
32型・HDMI接続
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 3pt |
48pt
GOOD!
・オリジナリティー
みなさんもおっしゃっていることですが、やはり全ての人工物が
破壊可能というのはすごい。ちょっとしたオブジェから要塞まで
壊せます。さすが、破壊をウリにしているだけはあります。
また、火星を舞台にしたSFアクションというところも独自性が
あるといってよいでしょう。
・グラフィック
車両は細部まで書き込まれていていい感じです。地形も荒涼とした
火星の雰囲気がよく出ていると思います。破壊の際の崩壊描写も、
サウンドと相まってよくできています。
・快適さ
ダッシュが無限、体力が一定時間被弾なしで回復など、よい意味で
リアルさを捨てた快適さがあります。途中から使用可能に
なるジェットパックも楽しい。ゲームバランスがとれれば初期装備でも
いいくらいです。クルマがひっくりかえっても、ポンポン叩けば
元に戻ります。さすが火星(笑)。破壊がウリの本作ですが、
TPSとしてのシステムも意外に作りこまれていて、カバーアクション、
ズーム射撃等、戦闘も充実していて楽しいです。
BAD/REQUEST
・サウンド
何も印象に残りませんし、特に不快にも思いません。あえていうなら、
クルマのスタート音がそれっぽいか。プラスマイナスゼロですが、
評価できないポイントとしてこちらの方に。
・熱中度
全体的に作業感が漂うゲームだと感じてしまいました。原因のひとつは
ストーリーの薄さでしょう。人物の掘り下げや世界観の描写もたいして
行われない(もしくは英語で理解できない)ため、先が気になりもしません
し、何のためにミッションをこなしたり破壊をしているのか、わからなく
なります。サブミッションや建造物破壊は、ストーリークリアだけなら
必要でないものが大半なので、そのあたりの動機付けがもう少し欲しかった
ところです。私はストーリーの中盤あたりですでにダレてしまい、あとは
惰性でクリアしました。
・満足感
サブミッションは10種類ほどありますが、面白いものは少ないです。
このゲームで運び屋(クルマを一定ポイントまで運転)ミッションが
はたして必要でしょうか? GTAみたいな箱庭ゲームだからとりあえず
入れとけ、という感がぬぐえません。破壊系のミッションも、達成目標が
困難なことが多く、クリアしても爽快感や達成感よりは徒労感を覚えました。
上述の理由からストーリーミッションもたいして熱中できませんでしたので、
満足感は低めです。
・快適さ
フィールドにおけるエリア切り替え等のロードがないのは評価できます。
しかし死ぬたびにロードするとなると、ミッション中死亡するケースが少なくない
このゲームでは結果的に頻繁にロード画面を目にすることとなってしまいます。
そのロードが10秒ほどとけっこうあるので、ロードが多い&長いという印象を
持ってしまいました。
また、フィールドがかなり広く、ワープ移動可能なポイントはそれほど多く
ないので、たとえばサブミッション発生ポイントまで行くのが難儀です。
ミッション中以外で警戒度グリーンのときくらいは「ゲリラエクスプレス」
(ワープシステムです)でマーカーへ移動できてもよかったのでは?
・その他、全体的に
サルベージ収集による兵器開発や士気システムは、なくてもいいように感じます。
サルベージはおもにミッション成功の報酬でもらいますが、だったら
そのサルベージを初めから兵器開発に使えよといいたい。物資の乏しいゲリラの
現状を表現したかったのかもしれませんが、それを感じるのはその部分だけで、
逆に違和感を感じてしまいます。士気はいつのまにか上がっていつのまにか
下がっており、恩恵も不便さも感じません。せいぜい、味方増援が現れる
頻度でしょうが、その増援もたいして役に立ちません。というか、民衆の士気が
低いと一人で戦わなきゃいけないなんて、レッドファクションは一戦闘組織と
してどうなんでしょう? 仲間をアジトから連れていけるシステムがほしいです。
この二要素は、DLCでは削られたようですね。それが正解だと思います。
ローカライズは悪くありませんが、吹き替えをすべきゲームだったと思います。
画面下部や左下の窓に字幕が出ますが、チマチマして読み辛いです。また、
フィールド上における、主人公の活躍を報せるニュース番組(敵が支配する
テレビ局ですので、中味もそういうものです)や、人物の会話(主人公を
ほめたり、敵をけなしたり)は、このゲームにおいては雰囲気作りの点で
大きな役割を持っているのではないでしょうか。それらはほぼ字幕がないので、
私のように英語のリスニングが不得手な人間には、なかなか世界観に没入する
ことができません。
その世界観についても、SF的な世界観を十分に活かせているように思えません。
乗り物もSF的なものはほぼありませんし、武装も同様です。特に武装はゲリラ
だからしかたない面もありますが、敵もたいしたものを使ってきません。
この点は破壊手段の規模の小ささ&数の少なさ、および爽快感の少なさにも
つながっています。
また、そもそも主人公がゲリラに所属して官軍と戦っている、という雰囲気が
薄いです。アジトは基本的に完全安地(戻れば、最高の警戒レベルも一瞬で
オールグリーン)ですし、そこまでの追跡も厳しくありません。敵は民間人を
迫害している!といいますが、それもストーリーやミッションで背景として
説明されるだけで、プレイヤーがそれを実感する場面があまりありません。
総じて、民間人の協力が重要なゲリラ戦の雰囲気は少ないです。
やっていて、ああSFだなあ、ああゲリラだなあ、と思う瞬間が少ないというのは、
魅力的であるそれら二つの素材がもったいないと思ってしまいます。
最後に、オリジナリティーとして破壊の自由度がありますが、本作では
建物が密集しているような都市部はほぼありません。GTAのような大都市を
灰燼に帰す!ということはあまりできないのでご注意を。どちらかといえば、
いかに破壊するかを楽しむゲームなのです。
しかし、その破壊だけに集中するのは困難です。敵はほとんどの場合無限に
湧いてきますし、ひとりひとりの攻撃がなかなか痛い。5人くらい敵の固まって
いるところに突っ込むと、あっさり死にます。よって、適度に敵を処理しつつ、
建物を壊していく……ということになるのですが、これにも楽しさよりも
面倒さを感じてしまいました。もう少し味方が湧いて、敵の注意を逸らして
くれたらな……と思います。味方は出てくるのですが、敵の方が多い&火力の
ある場合がほとんどです。ゲリラだからしょうがないですけどね。
COMMENT
以上の評価、また以下のコメントはすべて、オフラインをプレイしたうえでのものです。
オンラインはプレイしていません。また、DLCも使用していません。
「破壊」をウリにした本作ですので、爽快感を期待して買う人が多いでしょう。
私もその一人でした。しかし実際には、爽快感を感じることは本作では
あまりありませんでした。建物をチマチマ壊して、敵が湧いてきたらクルマで
逃げて、警戒度が下がったらまた赴いて壊して……という繰り返しです。
それで壊したら、また別の建物を壊して……という繰り返しです。全体として、
同じことを繰り返しやっているという感じが強いんです。エリアを切り替えても、
サブミッションは代わり映えしませんし、建物の種類も多くありません。
最初のうちは楽しいのですが、飽きてきてしまいます。
これは個人的な価値観の問題もあることでしょうが、
世界観に没入できなかったのも辛い。SFは大好きなのですが、本作ではSF的な
フレーバーといいますか、ワクワクする要素があまりありません。ゲリラ戦も
同様。SFやゲリラならではの楽しみというのが感じられませんでした。
キャラクターに魅力を感じられなかったのも大きいかな……主人公はまだいいと
して、周りの人間がほぼ空気です。敵も含めて。殺し合いをしているのですから、
なにかもっと思想的な深みがほしかった。
あと、本作ではEDF=地球防衛軍が敵なのですが、普通の(というか、ありふれた)
設定では正義の味方のはずの彼らなのですから、いかにも悪役な敵兵&敵将ばかりと
いうのもどうかと。プレイヤーが彼らを殺す際に、もっと葛藤や、ある種の人間
(私みたいなの)には背徳的快感を感じさせるような、一定の道理があっても
いいんじゃないかと思います。しかし本作のEDFは、完全に悪役で、同情の余地は
ほぼありません。だからこそ、気兼ねなく射殺、爆殺できるのですが……せっかく
地球防衛軍を敵にしたのだから!といいたくなります。主人公たちも、言ってしまえば
テロリストなのですからね。このへんのおいしい設定を、もっとうまく活かせなかった
ものか……惜しいです。
まあ、このへんは個人の趣味の問題も多分にあるでしょう。
全体として、惜しいなあ、と感じる部分の多いゲームでした。
ハンマーで敵を一撃でブッ飛ばせるような、ある意味バカゲーな部分をもっと
押しだしてもよかったのでは?とも思います。とりあえず、なにかとにかく
ぶっ壊したいだけの人は買わない方がよいでしょう。難易度は「難しい」に
しましたが、これはゲーム内難易度ノーマルでの感想です。カジュアルにすれば
多少はマシになるのかもしれませんが、なかなか歯ごたえのある難度です。
死んだ! 失敗した! やっぱ洋ゲーは理不尽だ!と思うことも
少なくありませんでした。
廉価版も出たし、なんでも壊せる感覚を体験してみて、と気軽には言えない程度には
難しいといえます。迷っている方は、あえて買わなくてもいいでしょう。
特に、なんでもコンプリートしないと気が済まないという人は、破壊の快感よりも
ストレスが上回ると思います。
壊しまくった後のむなしさのようなものを、より強く感じるゲームでした。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt |
69pt
GOOD!
画面を見ると現実のように見えて、
太陽なんか本当に眩しいです!!
普通のゲームなら建物をよけていかなきゃ通れなくても、
このゲームはじゃまなものはぶち壊せる快感が味わえます。
オンラインもあって世界中の人達と勝負が出来てとても楽しいです。
BAD/REQUEST
武器が少し少ないです・・・
敵も人だけで怪物と戦うことがありません。
車の数も少なく
バイクがありません!!!
せめてバイクは欲しいですね。
COMMENT
自作も出るらしいので
腕が落ちないようにやりこんでおきたいです!!
初めにレベルが選べるので、
初心者は簡単からしたほうがいいと思います!
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-06-19
近未来なので変わった武器や破壊道具たちも見どころ。建物にいくつかウィークポイントがあり決められた道具だけで短時間で破壊するミニゲームや、賢く近道を探してクリヤーするレースもあります。ジャンルはTPSオープンワールドアクションシューティングゲームになると思います。
もう昔のゲームですが当時の傑作にふさわしい斬新なゲームでした。
GOOD!
いろいろな建物が破壊できるというアイデアは面白い。
もっと、いろんなヴァリエーションの武器がある。個人的にはハンマーだけと、ロケランだけでよかった気もするが、そこは人の好みによるか。
BAD/REQUEST
わらわらと出てくる敵に一方的に撃たれるだけ。それのどこに爽快感があるのだろうか?
爽快感が売りらしいが、正直、イライラがつのるだけのゲーム。
建物を破壊するためには、敵から逃げながら、
ハンマーでなんども建物をなぐらないといけない。
逃げては殴り、逃げては殴り。敵が撃ってくると、そのエフェクトで画面が見えない。
そして、やられる。
ちゃんと、ゲームバランスを考えて作ったのだろうか?
逃げながらでないと、勝てないゲームにしたのが、倒産の理由だろう。
爽快感という最初のコンセプトを大事にしないと。
COMMENT
とにかく、いらいらする。
ものすごい惜しいゲーム。
アイデアはよかったけど、
それを活かせる敵の倒し方をもっと研究すべきだった。