【PS3】Winning Post 8 レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-03-27 |
価格 | 8190円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:競馬シミュレーション ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 58
- (難易度)
- 2.00
- レビュー数
- 2
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
60pt
GOOD!
<牧場の3D化>
生産牧場と、幼駒の馴致場を行き来できるようになりました。
牧場では馬が休んだり遊んだりしている様子が、馴致場はトラックコースや坂路をかけのぼる幼子の様子が見えます。
今までのような紙芝居牧場ではなくなりました。
施設は好きな場所に設置できるようになり、牧場の成長に伴いレイアウトも変化していきます。
<所有馬の仕様>
今まで6頭しか所有できなかったのに比べ、今作は10頭まで所有できるようになりました。
期待の所有馬を泣く泣く手放すことも減り、最優秀生産者賞や最優秀馬主賞が獲りやすくなったといえます。
また、引退が延びたので、晩成馬の価値もあがりました。
<ストーリー、人物観>
ウイポシリーズは総じて「人間と馬の関係」に重きを置いていますが、今作ではより深くなりました。
自身(プレイヤー)の結婚、出産、代替わり、子供の成長、騎手と馬との出会い、名馬のエピソードなど、多岐にわたっています。
大げさな言い方ですが「競馬を通じた人生」となっています。
<クラブの廃止>
今までクラブを所有することができ、所有場以外はすべてクラブに預けることができましたが、今作は廃止となりました。
まあクラブの意味合い自体もそんなになかったので、これはすっきりしていてよいかと思います。
BAD/REQUEST
<お守り>
いつまで続くんだこれ、と言わざるを得ません。
シリーズ経験者はお分かりですが、年代を経るごとにお守りの意味がなくなっていきます。
今作は金のお守りがなかなか取れず、なおかつ交換レートが5枚から10枚にアップ。
一気に難しくなりました。まあ序盤だけの話ですが、もうちょっと考えてもよかったかなあと。
<実況>
個人的にはいりません。好きな方もいるでしょうが・・・
音声無くて構わないので、もっと実況のバリエーションを増やして欲しいですね。
<レース>
相変わらず無茶苦茶なレース展開。ウイポらしさは変わっていません。
何が何でも最内を通ろうとしてガクガク震えたり、内に入って抜けないことを確認してから、スピードを落としてわざわざ外に持ち出すというロスとしかいいようのないコース取り等、このあたりはほとんど改善されていません。
<序盤からの無双(俺TUEEEE)プレイ>
今までの作品では馬券が買えたので、馬券を買い的中させることで資金を貯めることができたのですが、今作では馬券購入は不可。
資金を気にせず買いたい馬を買うことができなくなったので、序盤からの無双プレイができなくなりました。
<序盤からの無双プレイ>
先と同じことを書いて矛盾しているのですが、初年度にある繁殖牝馬を購入し、史実通りの種付けをすると、怪物級の名馬が誕生します。
まあこの馬は史実でも強かったのですが、序盤の金稼ぎには必須となっており、逆に言えば自由を奪っている状態になっています。
<外国種牡馬の種付け>
これが初年度からできなくなったので種付けの楽しみが半減しました。
何のための系統、何のための種付けなのか?
ウイポはいわば「if」の競馬を楽しむもの。当時の繁殖牝馬に当時の有名外国種牡馬をつけるという「夢の配合」ができなくなっています。
<コースポ>
いい加減内容を変化させてほしい。
もっと詳細なデータを載せる等、本格化してもよいのでは?
COMMENT
ウイニングポストは初作から全作プレイしています。
その他G1ジョッキーやウィニングポストワールド、果てはダビスタまで、競馬ゲームが好きで色々購入しては楽しんでいます。
長きにわたった「ウイニングポスト7」が終わりを告げ、モデルチェンジと言ってもおかしくない変貌を遂げた今作。
基本的なシステムは変わっていませんが中身はある意味「今風」になっています。
相変わらずかゆいところに手が届かないのがKOEI。PK商法、完全版商法と揶揄されることからも、PKが出るのは確実でしょう。
自分はそもそも競馬好きなので楽しんでいますが、他の競馬ゲームに比べて格段に難易度が低いのがこのシリーズです。
これを機に競馬ゲームに手を出してみようかな、という人にも合うかと思います。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-04-25
実際の競馬が好きな人は実在馬を自分の牧場で育成して
レースに出すのは楽しいと思う。
また
元来であれば種付け不可能な程馬齢が違う馬を配合して
夢の超良血馬を生産したりも出来る。
グラフィックはもっと頑張れそうな余地がかなりあるが
部分的にはリアルな部分もあったりする。
かなりの長時間プレイに耐えるが
逆に
サクサク遊んでドンドンストーリー進めたい人にはあまり向かない。
じっくりやり込む覚悟が必要なゲームだと言えると思います。。。
GOOD!
・種牡馬系統だけじゃなく、牝馬系統も追加され
零細系統を伸ばして行く楽しみがより増した気がします
・牧場の運営も色々と施設が追加され
これまでのシリーズ以上に恩恵がある感じ
牧場を大きくしていくという楽しみがある様に思います
・このシリーズでは、良くあった
レースシーンでの前詰まりですが
今作では、大分改善された感じです
能力が高く賢い馬だと、馬群の間を割って
先頭に踊り出たりします
・これは、シリーズ伝統って感じがしますが
海外や地方レースの多さ
なかなか国内では勝ちきれない馬でも
海外の穴場のG1に活路を見出したり出来るなど
・プレイヤーが持つ馬が活躍すると
その預け先となる厩舎の調教師や主戦騎手らが
「縁の馬」として認識してくれるところ
・地方の馬の強さが全体的に底上げされている印象です
BAD/REQUEST
・結婚や家族云々の追加要素は、あんまり
面白味が無い感じ。結婚可能なキャラ自体は
新たに書き直されて可愛くなっていますが
結婚しても着ている服などが同じだったり
(ゼッケン付けっぱなしだったり)
結婚前は、キャラ毎の個性がありますが
結婚後は、イベントや台詞内容がどのキャラでも
殆ど同じなので、詰まらないです。。。
そのくせ、秘書には、何パターンも服などが用意されている
・子供の数は一世代に3人までと決まっている
しかも妊娠は毎年2月1週目に分かると決まっている
・ゲームスタート時が1981年であるにも関わらず
「CDやDVDの売り上げが、どうの~」と言う
アイドルが出てくる。この頃、DVDなんて
全く主流ではなかった様な気がしますが。。。
VHSとかの頃?
・馬主表彰、生産者表彰双方1位になった後の
海外旅行が家族ではなく、何故か秘書と行く事になる
・良いところで牧場の施設増設で恩恵があると書きましたけど
その恩恵があり過ぎる気もしないでもないです
後、地方馬の強さが底上げされたのは
賛否両論ありそうな気もします
COMMENT
元々の箱庭競馬ゲームとしての出来が良いので
これはこれで充分面白いと思います
家族云々のイベントなどは、今後のPKやらマキシマムやら
で追加していく気満々と言う感じがしました
「縁の馬」関連のイベントをもっと充実させて欲しいなあと
個人的には思います
あれだけ続けたWinning Post7シリーズをプレイし続けた方々
だと、この追加要素だけで新シリーズと言うのは
物足りない部分があるかも知れないなあとは思いました