【PS3】実況パワフルプロ野球2016 レビュー
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2016-04-28 |
価格 | 7538円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / PS4版 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:野球・育成 ■ プレイ人数:1~2人 |
- 総合ポイント
- 82
- (難易度)
- 2.00
- レビュー数
- 1
スコアチャート
Amazonレビュー
レビュー者: work_out_20
レビュー日: 2016-05-01
レビュー日: 2016-05-01
サクセスとパワフェスのみプレイ。
「サクセス」
今回は三本立て。社会人編、独立リーグ編、草野球編の3つ。
●ストーリー
テキスト量は多くなっています。最初はメッセージ早送りせずに全部読み進めていましたが
3編全てやり終えたら5~6時間かかりました。
そのため最終戦にいたるまでの過程はある程度理解できます。
企業買収によるM&A等の時事ネタも取り上げていたりするので、初プレイ時は早送りせず
読み進めてみるのをお薦めします。
(クリア後、2周目以降はメッセージショートカットあり+早送りで1回約1時間かかります)
●キャラクター
ほぼ新規キャラクターのみの構成となっております。(歴代キャラで出演したのは番堂と矢部のみ?)
アイドル好きやら牛丼娘やら性格は様々。主人公と矢部君絡みでの話は笑えたところもあります。
●育成
今作は従来の「練習して試合で活躍して強くなる」だけでは強い選手が作れません。
アルバイトを雇って設備強化、継承選手をチームに加入させてタッグトレーニング狙い。
犬にエサをやってアイテムをもらったり、お金を貯めて経験点を稼いだりと様々。
各サクセスによって攻略法が違ってくるので、攻略情報がない間は試行錯誤する必要があります。
(不満点)
独立リーグ編では主人公が最弱(オールG、赤特全部?)から始めるのですが
赤特を消して特能を全てDにするまでの経験値が多すぎて、あまり基礎能力に振り分けることが出来ません。
また、残しておきたい赤特がイベントによって削除されたりするので、事前に能力を決めた選手づくりが
難しくなっています。(サクセススペシャルで作った方がましに感じます)
あと期待していたのは、80~100km/h代の遅球投手づくりでしたが、投手で始めた場合120km/hが初期能力
になっているので、今作は大怪我をしないと球速を下げられないかもしれません。
●試合
操作性についてはサクセススペシャルと同じようなので、試合感覚を確かめたいかたはサクスペでお試しを。
難易度はノーマルだと打てます。今作はパワーFでも弾道2以上あればホームランを狙えます。
投球に関しても中、外投げ分けてど真ん中に失投さえしなければ三振もとれます。
しかしエキスパートを選ぶと、今までホームランを打てていた球を内野ゴロに打ち損じたり
相手打者がヒットまたはホームランを打ったりと難易度が格段にあがります。
●総評
ストーリーは近年のパワプロより練られています。また、1回では全てのイベントを網羅することは出来ないので
2回目は別の人物と会ったりなど、違った攻略方法も試すこともできます。
しかし今回は強い選手が作れなかったり、1回プレイするのに最短で1時間かかったりと育成目的で
周回するには向いてないです。
たくさんの選手を作りたい場合はサクサクセスかパワスペで作成したほうがいいです。
「パワフェス」
1回のみプレイ。最終戦までいきましたが5-2で敗れました。
●育成
野手で始めると変化球ポイント、投手で始めると敏捷ポイントが貰えます。
なので投手は二刀流、野手は変化球持ち代理野手が作れます。
パワフェスでは試合に勝つ度に経験値を得ることができるので実力勝負となっています。
途中で敗戦した場合はそこでゲーム終了となり、選手設定画面に切り替わります。
4回戦を突破した辺りでオールCにはできていたので、ある程度強い選手は作れます。
(最終戦敗退で4BACCBA 青特3)
また、相手チームに勝つと敵選手を自陣に引き入れることができ、選手によって基礎、青特コツ
が貰えるのでどの敵チームと対戦するのかも重要になります。
●試合
操作性はサクセスのエキスパートに似ていて打撃が難しくなっています。
また、今作は失策率が高く、エラー回避Gの選手はほぼボールを取り損なったりします。
そのためか敵チームによっては乱打戦にもつれこむ試合になったりします。
9回裏で3点差ビハインドといった場面もあるので、全体操作に慣れておく必要があります。
(あかつき大に2-5からの9回裏サヨナラ勝ち、黒獅子重工に10-12からの11回裏サヨナラ3ランホームラン。
特に黒獅子重工でのサヨナラ打は主人公で決めれたので勝てた時はガッツポーズしました。)
●総評
限られた試合数で勝ち進めなければいけないので難易度は高いです。
事前にアイテムを持ち込むこともできますが、数は2個までとなっています。
その分接戦になってからのサヨナラ勝ちは興奮こみあげるものとなっています。
終わりに
パワプロは2010以降購入していなかったのですが、本作は予約注文して良かったソフトでした。
まだ初めて2日ですが十分に楽しめる作品となっております。
サクセスやパワフェス以外にもマイライフ、ペナント、栄冠ナインだと盛だくさんな遊べる要素が
詰まってますので、しばらくは2016だけで遊べそうです。
「サクセス」
今回は三本立て。社会人編、独立リーグ編、草野球編の3つ。
●ストーリー
テキスト量は多くなっています。最初はメッセージ早送りせずに全部読み進めていましたが
3編全てやり終えたら5~6時間かかりました。
そのため最終戦にいたるまでの過程はある程度理解できます。
企業買収によるM&A等の時事ネタも取り上げていたりするので、初プレイ時は早送りせず
読み進めてみるのをお薦めします。
(クリア後、2周目以降はメッセージショートカットあり+早送りで1回約1時間かかります)
●キャラクター
ほぼ新規キャラクターのみの構成となっております。(歴代キャラで出演したのは番堂と矢部のみ?)
アイドル好きやら牛丼娘やら性格は様々。主人公と矢部君絡みでの話は笑えたところもあります。
●育成
今作は従来の「練習して試合で活躍して強くなる」だけでは強い選手が作れません。
アルバイトを雇って設備強化、継承選手をチームに加入させてタッグトレーニング狙い。
犬にエサをやってアイテムをもらったり、お金を貯めて経験点を稼いだりと様々。
各サクセスによって攻略法が違ってくるので、攻略情報がない間は試行錯誤する必要があります。
(不満点)
独立リーグ編では主人公が最弱(オールG、赤特全部?)から始めるのですが
赤特を消して特能を全てDにするまでの経験値が多すぎて、あまり基礎能力に振り分けることが出来ません。
また、残しておきたい赤特がイベントによって削除されたりするので、事前に能力を決めた選手づくりが
難しくなっています。(サクセススペシャルで作った方がましに感じます)
あと期待していたのは、80~100km/h代の遅球投手づくりでしたが、投手で始めた場合120km/hが初期能力
になっているので、今作は大怪我をしないと球速を下げられないかもしれません。
●試合
操作性についてはサクセススペシャルと同じようなので、試合感覚を確かめたいかたはサクスペでお試しを。
難易度はノーマルだと打てます。今作はパワーFでも弾道2以上あればホームランを狙えます。
投球に関しても中、外投げ分けてど真ん中に失投さえしなければ三振もとれます。
しかしエキスパートを選ぶと、今までホームランを打てていた球を内野ゴロに打ち損じたり
相手打者がヒットまたはホームランを打ったりと難易度が格段にあがります。
●総評
ストーリーは近年のパワプロより練られています。また、1回では全てのイベントを網羅することは出来ないので
2回目は別の人物と会ったりなど、違った攻略方法も試すこともできます。
しかし今回は強い選手が作れなかったり、1回プレイするのに最短で1時間かかったりと育成目的で
周回するには向いてないです。
たくさんの選手を作りたい場合はサクサクセスかパワスペで作成したほうがいいです。
「パワフェス」
1回のみプレイ。最終戦までいきましたが5-2で敗れました。
●育成
野手で始めると変化球ポイント、投手で始めると敏捷ポイントが貰えます。
なので投手は二刀流、野手は変化球持ち代理野手が作れます。
パワフェスでは試合に勝つ度に経験値を得ることができるので実力勝負となっています。
途中で敗戦した場合はそこでゲーム終了となり、選手設定画面に切り替わります。
4回戦を突破した辺りでオールCにはできていたので、ある程度強い選手は作れます。
(最終戦敗退で4BACCBA 青特3)
また、相手チームに勝つと敵選手を自陣に引き入れることができ、選手によって基礎、青特コツ
が貰えるのでどの敵チームと対戦するのかも重要になります。
●試合
操作性はサクセスのエキスパートに似ていて打撃が難しくなっています。
また、今作は失策率が高く、エラー回避Gの選手はほぼボールを取り損なったりします。
そのためか敵チームによっては乱打戦にもつれこむ試合になったりします。
9回裏で3点差ビハインドといった場面もあるので、全体操作に慣れておく必要があります。
(あかつき大に2-5からの9回裏サヨナラ勝ち、黒獅子重工に10-12からの11回裏サヨナラ3ランホームラン。
特に黒獅子重工でのサヨナラ打は主人公で決めれたので勝てた時はガッツポーズしました。)
●総評
限られた試合数で勝ち進めなければいけないので難易度は高いです。
事前にアイテムを持ち込むこともできますが、数は2個までとなっています。
その分接戦になってからのサヨナラ勝ちは興奮こみあげるものとなっています。
終わりに
パワプロは2010以降購入していなかったのですが、本作は予約注文して良かったソフトでした。
まだ初めて2日ですが十分に楽しめる作品となっております。
サクセスやパワフェス以外にもマイライフ、ペナント、栄冠ナインだと盛だくさんな遊べる要素が
詰まってますので、しばらくは2016だけで遊べそうです。
GOOD!
プロスピ全作プレイ済 パワプロ2014プレイ済 比較してレビューしていきます。
★グラフィック
前作より綺麗に。2頭身のコミカルなキャラクターですが、ジャンピングスローや踏ん張り、各選手のフォームなど野球の動きをうまく表現しています。球場の雰囲気、ヘルメット、グラブの質感の違いも上手く表現されており、映像として正当進化した印象です。リプレイ時のカメラアングルもTV中継を意識して作られており好印象。
★ボリューム
パワフェスをはじめ、多彩なモードがあり、スポーツゲームの遊びごたえとしては十分。パワプロという作品を活かしつつ、ユーザーの要望を取り入れ、上手く昇華させた印象です。今作で過去作の不満点を一掃し、今後どういった要素をプラスしていくのか楽しみ。
★試合の仕様変更
コントロールや捕球など試合の仕様が変わったが、個人的にはほぼ満足。打つのが難しいという意見もあるが、アクションゲーム苦手な自分でもそこそこ打てる。ロックオンなどの救済措置もあり、気持ちよさと打つ難しさのバランスの両立を図ったと思われる。唯一の不満はキャッチャーフライが実際の試合以上に出すぎる点。
★なりきりプレイ・オリジナル変化球作成
なりきりプレイ、ダイナミック視点はプロスピに既にあったものを取り入れた形だが、臨場感もあり人によっては新鮮だと思う。選択可能なので気にいらなければ通常プレイも可。オリ変作成は単純に楽しい。自分だけのオリジナル作るもよし、実在投手の微妙な違いを再現するもよし。
BAD/REQUEST
★サクセスのスキップ
周回前提のサクセスモード。クリア後テキストメッセージのスキップ機能が追加されるのだが、何度もプレイしていると同じイベントをその都度見るので、スキップしても長い印象。もう一段階上のスキップを追加するか、最小限のテキストに留める等、何らかテンポの改善を図ってほしい
★サクセスの難易度
簡単に強い選手を作りにくくなった事や、ガチャ・デッキシステムの廃止に不満はないものの、時間のかかるサクセスよりもパワフェスやサクサクセスのほうが気軽に強い選手できてしまうので少々不満。それと個人的には1年は手軽な反面、思い入れやクリアの感動が薄く感じられるので、SFCの時のような3年のストーリーが一つくらいあると面白いかも。
★ロード時間の長さ
気になるかどうかは人によると思うが、万人がサクサクと感じることはないと思う。技術的なことは全く分からないが、やはりロード時間が短ければ短いほどテンポ良く進められると思う。PS4版はロード時間が短いという情報もあるので、あくまでPS3版のみの印象。
COMMENT
結論としてパワプロシリーズとして正当進化、良くできた作品となっている。ユーザーの意見を取り入れながらも、パワプロというこれまでのブランドを活かし完成度を高めてきたという印象。個人の見方はそれぞれ、賛否両論もあるだろうが、少なくとも何じゃこりゃという出来ではなく、大きくケチをつけるような所も個人としては見当たらなかった。むしろ現状で出来ることを正しい方向に消化して、現時点のほぼベストな出来になっていると思う。良い部分はプロスピにも取り入れて欲しいし、次回作にも期待感を持てるパワプロ2016でした。