【PS3】EARTH DEFENSE FORCE : INSECT ARMAGEDDON(アースディフェンスフォース: インセクトアルマゲドン) レビュー
発売元 | ディースリー・パブリッシャー (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-07-07 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:サードパーソンシューティング(TPS) ■ プレイ人数:1〜2人(オンライン:キャンペーン、キャンペーン・リミックス1〜3人/サバイバル1〜6人) 【廉価版】 ■ 発売日:2012/07/05 ■ 価格:2,940円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 1pt | 1pt | 1pt |
30pt
GOOD!
EDFシリーズ初のオンラインプレイで友達との連携が楽しめる。
ランクが離れている人とも同じ難易度でプレイできるので、先にやっている友達などとプレイすると楽に進めることもできる。
前作までと違いアーマー種別の概念があり、自分の好きなプレイスタイルに合わせたアーマーを選ぶことでよりミッションが楽しくなる。
BAD/REQUEST
オリジナリティ:巨大な虫やエイリアンとの戦いは他では味わえない楽しさだが名前などが違うだけで前作と代わり映えしないので3。
グラフィックス:及第点といったところ。
サウンド:作中のセリフが『面白くしよう』という感じで狙っていて好きになれなかった。
またBGMに関しても特に心に残ったものがなく残念(サンダー的なものが欲しかった。)
熱中度:自分を含めすでに4人の友達が中古屋に売りに行ったことを考えてもやりこみ、熱中度は非常に低い。
満足度:不満度なら5。
快適さ:操作性は悪くないが、ボイスチャットに遅延が発生する、サウンドにリップノイズが発生する、いくつかのバグでミッションの進行に支障が出るなどの様々な問題が重なり1。
COMMENT
地球防衛軍1、2、3、P2とプレイしてきましたが過去の作品とは比べ様もないくらいの駄作だと感じました、ただ虫が出るだけのFPS。
去年の末からずっと期待していただけにがっかりです。
どのステージも同じように近くに出た敵をいなくなるまで倒すだけ、前作までのようになんども失敗して戦略を練り武器を交換し挑む気になるミッションがありません。
大群も出てきません、20匹倒したら新しく20匹でてそれを倒すを延々と繰り返す感じです。
その為中だるみが酷く途中から作業ゲーといった感じになります。
自分が一番がっかりしたのはショットガンの弱体化、弱すぎて使い道がありません。
また核を手に入れてしまうとさらに面白みが半減します。
ミッション終了後次のミッションへ進むまでの無意味な待ち時間がありテンポが悪い。
前作までと違いマップ上での敵が点滅し位置が確認しづらい、特定の武装で常に表示させられるが装備できるアーマーは4種類中1種類のみ。
難易度を上げるための仕様なのでしょうがcoopで敵の出現頻度がおかしくなり5分待つ→敵が出るというような状況になったときにMAPの仕様が前作と同じだったらすぐにバグだと分かったのにと思いました。
武器の性能がランクごとに上がるがほとんどが完全上位互換なので一度武器を決めてしまうと変える余地が無い。
難易度が上がると敵の体力、攻撃力などが上がるが倒すのに時間がかかるだけで中だるみの原因の一つになっている。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 3pt | 2pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
68pt
GOOD!
※トロフィーもあとサバイバル、戦争の父を残すのみまでやりこんだ後のレビューです
・クラスアーマー
今までのEDFに彩りをプラスしたとでもいいましょうか
各アーマーごとに役割があり、プレイ感覚も違うので個人的には好きです
中でもジェットとバトルは異色で別のゲームのように立ち回る必要があり、TPSとしてはまぁまぁなんじゃないでしょうか
・挙動
EDFシリーズ自体はお世辞にもモーションがいいとは言いにくく前作EDF3もプレイしましたが「これで次世代機なの?何も進化してないではないか」という印象でしたが
今作では吹っ飛びモーションから、旋回モーション、回避モーションなどある程度のクォリティーには達していると思います
・オンラインco-op
フレンドがいるのならこれはかなり面白く熱中します
今作はこのcoopがあるかないか、フレンドがいるかいないかで大きく評価が別れるでしょう
クラスアーマーによる立ち回りの違い、役割など高難易度になるにつれ大切になっていきます
もっとも難易度の高いと目されている「きのこ」をco-opでクリアした時はすごく燃えるものがありました
・スナイパーライフル
今までは除かなくてもあたるという、なんだが滑稽な仕様でしたが
今作からは除かないと当たらないようになった
当たり前だが、前々から「腰ダメであたるのはおかしいだろ」とライサンダー担ぎながら思っていたので個人的には嬉しい
・処理落ち
今までで全シリーズであった処理落ちが今現在体感していない
GGなどの武器を使わないかぎり、ほぼ起きないと思っていい
BAD/REQUEST
・武器のグラフィックと銃声
グラが一切変わらないのはなんとかならなかったのかと
銃声もひどく褒められたものではない
・ロード時間
長いしステージを選ばないとロードできないので不便すぎる
1ステージが長い、オンライン時敵を同期している分ロード時間もふえたのであろう
・COOPの仕様
キック機能がないのでFFを故意にしてくるプレイヤーやGG(核)をぶっぱなしまくる人をキックできないのはつらい
せっかくいい部屋でもそういう人が入ってくるといっきにぶち壊れるのでパッチを期待したい
・振動
銃を撃った感覚がまったくないのはどうなのか?
逆にいえばバトルなどの100以上弾数がある武器で振動しっぱなしもどうかと思うが
爆発物くらいにはつけてもらいたかったもの
・難易度による敵の変化
硬いだけ、攻撃力があがっただけ
EDFシリーズ全てにいえる事だが、難易度上げ=データをいじればいい という発想はいかがなものか・・・前作ではスピードもあがったがただそれだけ
EDFシリーズの課題であると思う
・必要経験値の量が異常、クラス制限
まずこの経験値 おかしいくらい要求される
とある稼ぎを使えば多少の苦労でレベルMAXになるのだが、普通にプレイするのには苦行
武器も拾ったはイイの物のアーマーによる制限のせいで使えない
レベルも8段階あるのだが、要求量を増やすのではなく、レベルのキャップを増やせばいいと思った ランク1あげるのとランクがポンポンあがっていくのではやはり意識もかわってくる
・音バグ(7月末時点)
ポン キュピ などたまにBGMがバグる時があり興ざめする
パッチも当たらないし、発売したからといってアフターケアをしないとは言語道断です
・ストーリー
レビューでネタバレは最大のご法度なので詳しくはかけないが
「次回作につなげる気まんまんだろ」というのが正直な所
COMMENT
ゲーム開始直後は「だめだこれは」と思っていたが、フレンドとの協力プレイや高レベルにアンロックされている武器を使い出してからは「言われているほど悪くない」と感じた
むしろ、COOPは面白いレベル。毎晩フレンドと遊んでいる
レビューはやり込んでからすべきと再認識して今回のレビューを投稿しました
結局合う合わないで終わってしまいますが、点数が低い=万人がつまらないゲームではないので
気になった方はよく検討してプレイして欲しいと思う
EDFらしさこそ薄いが、TPSとしてだけみればEDFよりまともだと思う
最初から面白ければいいのに後にならないと味が出てこないのがもったいないゲームだなぁとしみじみ思う
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 2pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt |
69pt
GOOD!
・好きな装備、好きなアーマーで自由にステージを選び敵をせん滅する自由度。
・やってる事はとてもシンプルなのになぜか楽しい、これがやはり地球防衛軍の魅力。
・装備の幅広さ、アサルトライフルからロケラン、ミサイル、スナイパーライフルなど。
・オンラインの共闘感!もといこれがこのゲームの売り。蘇生してあげたり一緒に闘ったり・・
・ジェノサイド系列の武器が時間さえかければ使える、2の頃のように
インフェルノは難しすぎて・・・・という人でも時間さえかければ装備はあつまる。
レベルを8にあげるだけで済むので。
・雰囲気はそこそこ、従来ほど絶望感や熱血感はなくなったがまぁ・・・そこそこ。
BAD/REQUEST
・まず敵の圧倒的な硬さ。巨大ヘクターせん滅には少なくとも10分以上はかかるんじゃないか?
そんなんがたくさんの雑魚と一緒にでてくるからさらに時間がかかる。
・ノイズ・・・急にBGMがノイズになる、アップデート待ち。
・強力な武器には使用可能レベルがあり、自分がそのレベルに達してないと使えない。
そのため序盤は糞な武器しか使えないので、ここでやめる人もいるんじゃないかな・・・?
ここはそのうち解消されるのでそこまで悪くはないけど・・・
・ステージの少なさ、おんなじようなところが多い。さらに現状では3−5までしかプレイできず、
3−5で出てくるマザーシップと戦うことすらさせてくれに。追加ステージはアップデートであるらし
いが、なぜこんなことを渋るのか・・・
・スナイパーライフルの仕様変更。ズームしてないときに打つと、弾が照準にむかって飛ばず、
近スナ戦法ができない。
・ティックとかいう敵が体にまとわりつくと、連打で排除しなければいけない・・・
連打が辛い上、排除できないと結構ダメージくらうので辛い・・・
・今までのような絶望感が全くない・・・1−1であぁ、また急に敵がきてパニックになる展開
だろうな・・・と期待していたが、1−1のロード中のオペレータが、「分かっていると思う
けど、今地球は謎の敵生物から攻撃されているわ・・・」いやいや・・・侵略されるところも
ステージにしようよ・・
・蟻からなにまで固すぎ・・・どの敵も一発ではほぼ死なない・・・
COMMENT
酷評もあるけど、そこまで悪い作品ではない。
もっとも、オフ専でやろうと思うと間違いなくクソゲーと化すと思う。
追加コンテンツに期待。
Amazonレビュー
レビュー日: 2011-08-03
仕様についての苛立ち
・発砲時にコントローラーが揺れないのはどんな判断だ。
・メタル系の敵に光沢をつけなかった判断の理由を言え。
・なぜクレジット制を導入した。
・どういうつもりで倒した敵が即座に消える仕様にした。
・欧米じゃ何がなんでも車を吹き飛ばさないと気が済まないのか。
・インストールを導入しなかった理由を言え。
・スコア上限が65500なのはメモリの節約でもしたかったのか。
・BGMが雑音になるバグがあるが、これはデバッグした上でこのザマなのか。
・建物に敵がハマってクリア不能になったんだが、運が悪かったで済ますつもりか。
・蘇生回数無制限だが、EDFの隊員は吸血鬼にでも血を吸われたのか。
・BOTが自キャラを撃ってくるのはわざとか。
・なぜ巨大生物ではなくアリだと認めた。
・ショットガンに恨みでもあるのか。
改善してもらいたいこと
・壊した建物の当たり判定はすぐに消せ。
・出てきてもない敵キャラのセリフを吐くやっつけ具合が欧米クオリティなのか。
・ボイチャの音質をなんとかしろ。
・キャンペーンモードとサバイバルモードでレベルや装備が共有できないのはどんな手抜きだ。
・地球を防衛するために戦ってるEDFに「駆除しろ」とか命令するな。
・なんでもかんでも遺伝子操作っていう設定入れないと安心できないのか。
・「アリ塚」と呼ぶな。クモだって出てきてるだろうが。
・全体的にEDF隊員のセリフが呑気過ぎ、お前らの国の軍隊はみんなこんな調子なのか。
・なぜ射程距離がない。
所感:
EDFのレベル制とクレジット制は明らかに失敗だったと思う。
クリアできるステージを繰り返しクリアしてれば確実に強くなれるから、手持ちの武器で作戦を立てる必要ないのでスコア稼ぎゲーになる。
純粋にクリアが困難なステージをクリアしたい人向けではない。
GOOD!
・グラフィック
今までのシリーズに比べて、モーションや質感等から安っぽさが消えた。
回避モーションがやたら重い感じのモーションだったり、
ジェットのブーストゲージが切れてオーバーヒート中なのにブースト回避ができたりと
やや設定上不自然な所はあるものの、海外らしい挙動。モーション全般は出来がいいと思います。
・兵科が分かれた
より明確な役割分担ができるようになった。特にジェットは2でおなじみだが、
バトルに関しては今までのシリーズと比べると異色。別ゲームの様なプレイを楽しめる。
そのくらいです。
BAD/REQUEST
・雰囲気が変わった
今までの地球防衛軍シリーズと違い、戦隊ものの様な雰囲気が一切なくなった。
真面目に地球外生命体と軍隊が戦うただの地味なお話になっている。
時々入る「EDF!EDF!」コール等もランダムに挿入されるらしく、全く空気を読んでいない。
そもそも戦闘状態だろうが何だろうがボイスがランダムに挿入される仕様っぽく、
敵をあらかた倒してのんびり残ったザコを掃討、と言う時に激戦中っぽい仲間のボイスが
聴こえたりする。適当すぎる。後ボイスパターンが少なく、しょっちゅう
同じセリフが聴こえる。
・日本語訳がヘン
所々、脚本やボイスの日本語がおかしい所がある。特に武器説明等では全てがおかしい。
ローカライズの手抜きだと思うが、翻訳ソフトにかけただけのようなおかしい日本語が
ありすぎる。そんなに大したテキスト量ではないんだけど…。ちょっと手抜き過ぎる。
・サウンドのバグ
恐らくプログラム側のバグだと思うが、エンコードミスやシークエラーの様な
ノイズがゲーム中にずっと走る。ちょっとこれは製品とは呼べないレベル。
バグが出るのはしょうがないが、発売から一ヶ月以上経つのに修正されないのは
最早最悪の対応と言わざるを得ない。製品クオリティですらない、と言う事でゼロ点をつけた。
ボイス自体も出来が悪く、オペレーターの演技も下手だし、呼吸音等がやたら入っていたりと
音声編集自体も気になった。(おそらく意図的ではない。まぁ気になるのはこちらが専門家だから、でしょうけど…)
これに関してはローカライズの会社のせいだと思うので、本開発とは違う所だと思いますが。
・爆発やエフェクトのしょぼさ、ひどさ
一部のプラズマ兵器は着弾と同時にエフェクトの為に爆風周りが暗くなる。
そのためCOOP時等、特定の兵器で相手を撃ち続けていると相手が全く見えなくなる。
爆風等もどちらかと言うとリアル寄りに作ってはあるが、その分派手さに欠け、
爆発範囲などが非常に分かり辛い。ジェットのほぼ全ての武装に言える事だが、
エネルギー武器としてのSF的描写としては正しいのだが、爽快感が一切ない。
スナイパーライフルを撃っても「ピチュン」と細くて小さいレーザーの様なものが飛ぶだけ。
描写としては正しいのだが「ゲームにしたら地味すぎてつまらない」と言う
事を一切考えていない。基本的な爽快感の様なもの、「動かしているだけで楽しい」
と言うアクションゲームの快楽原則を全く考えていない作り。
実弾兵器にしても弾着がさっぱりわからなかったり、敵が生きてるのか死んでるのか
よくわからないみたいな事が多く、撃ったり倒したりの爽快感はさっぱりない。
・建物が邪魔、景色が変わらない
建物が邪魔。前のシリーズ等でも勿論障害ではあったが、大きい建物でもさっくり壊れたので
建物を壊すだけでも爽快感があった。が、今回も建物は壊れこそすれ微妙に固かったり、
崩れる時の砂塵で視界が塞がれ、なおかつ崩れるのが遅いためイラつきを誘う。
先ほども書いたが変な所で表現のリアルさの様なものをベースに作っているため、
全てが「ゲーム的な」楽しさを目指したものとは違っている。しかもリアルさも中途半端。
ステージパターンも一種類しかないのだろうか?基本的に市街地での戦闘しかない。
前作は田舎っぽい風景等、多くはなかったが複数あったが…。
・レベル制だが、レベル上げが苦行
レベル制なのは悪くはないと思うのだが、レベル上げ作業が非常にだるい。
しかもレベルがゲーム通して8までしかない上、レベルが上がると
複数あるステータス(のようなもの)が勝手にいくつか上がる。成長も固定。
どうせこんなシステムにするのだったらもっとレベル上限を増やし、
簡単にポコポコレベルが上がるようにしてポイントを振り分けて成長とか
そう言う方向に持って行った方が良かったと思う。そしていくら武器を手に入れようが
レベルが上がっていないと使えないし、レベルが上がると急に火力が上がったりするため
必然的にレベル上げが発生するシステムなのがまたいただけない。
・オフライン時のCOOP
何故か同一ユーザーのデータでオフライン2Pプレイができない。
友人が遊びに来ている場合などには新規ユーザーを作って遊ばねばならず、
その場合武器やレベルは全て最初から。家族で一台のハードでアカウントを分けて
普段遊んでいる所であればまだいいだろうが、正直メリットがわからない。
・ミッション数、その内容、そしてストーリー
ミッションが15しかなく、その全てがやる事が一緒。
例えば拠点防衛のミッションがあったり…と言う事はなく、
適当な数の適当な敵が適当に出て来て適当にそれを倒す、と言う展開が延々と続く。
その上に一個のミッションがやたら長く、WAVEで言えば6回とか出る場合も多い。
また来たか…とうんざりさせられるステージ構成。基本的には○○へ行け、と言われて
そこに行ったら敵が出現、倒すと今度は○○へ行け…と言う様なおつかい形式が延々と続く。
巨大な敵は耐久力が非常に高く面倒で、かつ攻撃パターンも少ないため爽快感はまるでない。
・当たり判定
変にいらないリアルさがあるため、虫の敵などでも身体が細い部分などは
弾が全然当たらなかったり。そんなリアルさはこのゲームには求めていません。
巨大敵もロボット等は弱点以外の攻撃は受け付けないものも多く、
撃ちまくる快感を自ら削る作りになっている。
・メニュー周りの不便さ、システム
ちょっとメニューで戻りたいだけなのにタイトル画面まで戻る勢いで行かないといけなかったり、
いちいちロードが長い上にそれが頻繁に入り、インターフェースの操作も煩雑、
明らかにデザインミスだしプレイする人の事は微塵も考えていない仕様、
武器性能等の説明が直感的に分かり辛過ぎる、
そしてそれらが原因でテンポがとても悪い、と結構あまり見ないレベルにひどい。
COMMENT
結果として、製作側が「このシリーズに対してユーザーが何を求めているか」
「シリーズのどこがユーザーから評価されたのか」と言う事を全くもって考えていないで
「適当に」作ったらこうなるだろうな、と言う感じの作品。
正直これを作ったディレクターとかはゲームを作る技量が無さ過ぎると思う。
恐らくユーザー側はこのゲームに対して「格好よくて豊富な武器を撃ちまくる爽快感」
「巨大な敵な縦横無尽に押し寄せて来る絶望感」「ちょっと古くさいけども
ノリの良い戦隊もののような熱血感」みたいなものを期待していたと思うが、
・豊富な武器や格好良さ
武器数も少なく、武器の入手もスムーズでなく、ストレス。
撃ったりする事への気持ち良さも一切なく、全てが地味で着弾すらよくわからないまま
生きているのか死んでいるのかわからない敵に向かってただ撃つだけの武器。
動きながらの射撃などが変にリアルに慣性がついて、「気楽なシューティングゲーム」から
「ごくありふれた普遍的なTPS(クオリティ低め)」に。エフェクトも地味地味。
全てにおいて「爽快感」を取り除いたデキ。
今回はネタ武器のようなもの(どうやって使うんだこんな武器!みたいなもの)
も殆どなく、例えば前作までであれば主/副共に地雷等のような装備で
縛りプレイをしたりする事はできない。
・巨大な敵から溢れる絶望感
一度に登場する敵の数が少ない。バランスなんてどうでもいいから
画面が埋まるくらい出して欲しい、と言う事をわかっていない。
難しかろうがそこを何とかするのが醍醐味。かと言って難易度を変えると
数は変わらないものの耐久力がすごい勢いで上がる。(火力がレベル制のせいもあるだろうが)
難易度カーブがおかしいし、巨大な敵にしてもやたら固いし攻撃が当たってるのか
よくわからない上に倒した快感もないので正直うざい。
・古くさいが熱血なノリ
まぁそれに関しては海外製と言う事もあり日本の怪獣もののような独特のノリは
難しかったとは思うが、セリフのところどころに「無理くり前のノリを真似してみました」
みたいな所があって、正直突然出て来る違和感が拭えなく、余計悪い事になってしまっている。
その為の雰囲気の統一感などもなく、何がやりたいのかさっぱりわからない出来に。
要するに、作っている人間が「おそらく前シリーズを一切プレイすらしていないのでは?」
と思える出来なわけです。それならそれで別物として出来が良ければ
「地球防衛軍の海外バージョン(アナザーバージョンのような)」と言う事で楽しめるのですが、
出て来たものが一山いくらでその辺にありそうなTPSであって、しかもバグ満載と来た日には。
出来が悪いくせにサポートも最悪、おまけにストーリーも中途半端の打ち切りエンドと来れば
これは正に「途中で資金が打ち切られてしょうがなく未完成で出したのでは」としか
思えない作品なわけです。と言うかそれはもう商品じゃないので、
そう言ったものを売る事自体がユーザーへの不義理です。正直もう止めて下さい。
せめてバグフィックスのパッチくらい出して下さい。音がブチブチうるさいので。
ゲームとしては最初の数時間くらいはそれなりに楽しめるとは思います。が
それ以降はどうしようもありません。フルプライスで売るのは詐欺です。
商品として未完成だと思うので、満足感でゼロを付けました。