【PS4】ONE PIECE BURNING BLOOD
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2016-04-21 |
価格 | 8208円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:対戦アクション ■ プレイ人数:1~2人(オンライン:1~4人) |
- 総合ポイント
- 73
- (難易度)
- 3.33
- レビュー数
- 3
スコアチャート
GOOD!
この手のゲームでは基本的に対人戦は好まず今作もほぼオフ専で遊びました。なのでオンライン周りについてはレビューで一切触れません、あしからず。
・頂上戦争編(ストーリーモード)
「今更いらない、こんなの入れるくらいならキャラ数増やして欲しい」という意見をよく見かけますがオフ専で遊ぶ者としてはやはりストーリーモード的なものはあった方が嬉しかったです。私事ですがこの頂上戦争編の頃は既に原作にもアニメにも触れていなかったので今回で大まかですがストーリーに触れることが出来て良かったです。
・プレイアブルキャラクター
数は個人的にはこれくらいで十分。ルフィとスモーカーは一応2年前と現在で別キャラとして枠が存在していますがその他の麦わら一味などは2年前キャラ無しで実質同キャラが変に枠圧迫してることがなくて良かったです。
また対戦ゲームにおいてキャラクターの性能バランスは重要ですが本作はキャラクター自体の性能とは別に海賊ランクというものが存在し原作で強いキャラは基本的にこちらでも性能が高く強キャラですが代わりに海賊ランクが高くなる仕組みです。フリーバトル以外では大体海賊ランクの上限は9000に定められており白ひげや赤犬など海賊ランク3000のキャラばかりでパーティーを組むとそれだけで上限の9000に達しサポートキャラを全く設定できなくなります。逆に2年前ルフィやコアラのような海賊ランク2000のキャラでパーティーを組むとまだ3000も余るため海賊ランク1000の強めのサポートキャラを3人組み込むことが出来ます。このように原作通りのキャラクターの強弱差を意識しつつそれとは別のところでちゃんと対戦ゲーとしてのバランス調整を行っているところに好感が持てました。
・ゲームシステム
今作のバトルは5すくみ(詳細は割愛しますが)となっておりそれらによる駆け引きがあつい。自然系能力者の攻撃を避ける事の出来る能力や覇気などの原作設定が対戦ゲームにうまく落とし込まれています。ロギアガードは敵のコンボを無理やり切って反撃に転じる事が出来るのでかなり便利ですね。
・キャラ開放条件
今作はバトルで貯めたベリーを使用して自分の好きな順番でプレイアブルキャラクター、サポートキャラクターを開放していけるため自分の使いたいキャラが解放条件が厳しくなかなか使えないという事態にはなりません。また一部のキャラは頂上戦争編で特定のステージをクリアすることでベリーを使用せずに開放することも出来ます。
・演出
全体的に派手でバトルに爽快感があります。
またバトル前のキャラクター同士の掛け合いの種類が結構豊富なのも見所があります。
BAD/REQUEST
・頂上戦争編
まず難易度が高い。操作が不慣れで負ける分にはまあ仕方ないかなと諦めがつくのですが本作では明らかに相手に有利な調整がされているステージがかなりあります。それは1対2だったり、こちらがせこせことやっとの思いをして1/3程度減らしたHPをあちらさんはたったの数コンボで減らしてくるほどのダメージ量の差だったりいろいろ理不尽です。なかなかにイライラします。
あとこれはまあ演出上仕方ないのですが対戦相手が同じキャラばかりだったり、クリア条件が「生き延びろ」のステージは頑張れば勝てなくはないですが基本的に制限時間過ぎるまでひたすら逃げるだけであり退屈だったりそういうところは残念でした。
・一部の技の威力
威力がおかしいんじゃない?という技が一部存在します。一番顕著なのがバギーの空中きりもみ大サーカス。この技はガード不能で予備動作も少なくひとたびくらうとHPを1/4か下手すると1/3程度持っていかれるためとても厄介です。他にはエースの火拳(最大溜め)も威力半端ないですがこちらは比較的対処しやすいです。
COMMENT
通常版を購入
プレイ時間(プラチナ取得時間):26時間
流石にワンピースに全く触れたことのない人にはちょっとオススメしづらいかもしれませんが、自分みたいに一時期は触れていたがもう触れなくなってから長いという方でも十分に楽しめるかと思います。
トロフィーが全体的に簡単ですぐに終わってしまったのがちょっと残念でしたが本来この手のゲームはオンライン対戦がメインでありこのへんはまあ仕方ないかな。
悪い点がほとんど見当たらず丁寧に作られた完成度の高いゲームだと思いました。