オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt |
50pt
GOOD!
日高のり子
タッチ世代の自分にはこれほど愛する声優さんはおられません。あと島本須美とか好きです。
最近の若手声優はほとんど知りませんが、大御所日高がボイスをってので価値は高いです
システム
非常に古典的なコマンド、カーソル方式のアドべンチャで誰でもすぐわかりシステムです。
グラフィック
登場人物は外面はとても綺麗に描かれてますね。風景もいいと思います。
BAD/REQUEST
主役の性格
かなち捻くれててマトモではない娘。何かにつけていちゃもんつける毒舌家でウンザリ。
システム
今のゲームにしては古臭いので、なんの新鮮さもないです。周回なんかが苦痛になるかも。
CG
イベントCGの少なさは気になります。
COMMENT
島根が舞台になってて、出雲空港に舞い降りた主役の島根巡りが始まります。山陰地方にある県で東日本なんかに住んでると、伺う機会などはほぼない地でしょうから、このゲームで観光気分を味合うのもいいでしょう。サークル島根とか島根県民が開発に関わってるようなので、村おこしの一環もあるんでしょうね、結構詳細に観光地が紹介されています。
ただ主役の性格がほんと破綻してるので苦痛でしたね。外見と内面のギャップが激しすぎるでしょう(~_~;)
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 1pt | 1pt | 1pt | 1pt |
33pt
GOOD!
「15年前の文通相手から届いていた不可解な手紙の意味を解明する」という設定に惹かれました.
・オリジナリティ(3点)
手紙の返事によってストーリーが分岐するのは設定を活かしていて良いと思います.
・グラフィックス(4点)
島根の風景が美しく描かれており,特有のタッチで描かれたキャラクターがマッチしていました.
旅情ミステリとして,非常に良い雰囲気を作れています.
BAD/REQUEST
主人公の行動に何一つ感情移入できず,キャラとしての魅力も一切感じないので,「主人公を操作しなければならない」というのがとにかく苦痛でした.
サウンドとグラフィックス,設定からなる雰囲気作りには成功しているのに,主人公の傲岸不遜な態度がすべてをぶち壊しています.
身体的特徴を論い,過去の黒歴史を掘り起こして脅しをかけることで真実に迫るという一連の流れには快感も何もあったものではなく,ただただ罪悪感が募るばかりでした.
・熱中度(1点)
一つ目のルートが終わったあとには,期待を込めてとりあえず他のルートも見てみようとは思いました.
全ルートクリアした今となっては,もう一度やり直したいとは微塵も思いません.
再プレイする気にならない理由としては,ミステリと言うにはあまりに伏線がお粗末であり確認する意味を感じないこと,主人公に対する嫌悪感に耐えられないことが挙げられます.
さくさく進めれば10時間以内でトロコンまで可能です.
・満足感(1点)
全体的にテキストにユーモアを感じず,台本を読まされている気分でした.
基本が一本道であることは置いておくにせよ,正解でない選択肢に対する会話は大抵一言二言で終わるため,必要性をまったく感じません.
ホラー展開でも主人公の言動も相まって緊張感がなく,ギャグに見えます.
テキストがあっさりしているせいで主人公の行動がなおさら唐突に感じられますし,前述の性格に加え心情描写が雑なせいで行動原理が理解しがたいものになっています.
ミステリを謳っている割にはトゥルーエンドと思しきエンドには驚きが少なく,むしろバッドエンドのほうが意外性がありました.
あと,プレイヤーにとってのわかりやすさを重視したにしても,友人同士とはいえ「ビッチ」「デブ」「ガリ」呼ばわりはないでしょう.更に,初対面の相手をビッチ呼ばわりして怒られた理由がわからない主人公には生理的嫌悪感を覚えます.
・快適さ(1点)
システムは良く言えば昔ながらのADV,悪く言えば手抜きです.
カーソル選択のオブジェクトに判定が小さいものがあり,ただストレスがたまります.
調べられる箇所も少なく,調べた際に出てくるテキストも特に面白いところはありません.
会話中にセーブロードができないので,手紙を読む直前にセーブポイントがないのが非常に面倒です.
また,ムービーは1周目から「ムービー中に○ボタンを一度押すだけで確認なくスキップ」され,見返すことができません.ゲームとして論外です.
テキストにも誤植がいくつか見られ,句点があったりなかったりします.
どこかの章で手紙の○通目の数字が間違っており,伏線かと勘違いしてしまいました.
2週目以降の章スキップはプレイヤーのことをよく考えた要素だと思ったのですが,その分8章をスキップ不可能にした理由が気になります.5週も同じ動作を繰り返すのは苦痛でしかありません.
それから,これは私が気づいていないだけかもしれませんが,タイトル画面に戻る方法が見当たりませんでした.
COMMENT
前述の設定と,角川ゲームミステリーの第一弾ということで力が入っている作品を期待して買いました.
バグのないアドベンチャーゲームでこれほど腹がたったのは久しぶりです.
松江市の名所を巡るたびに主人公の奇行が頭をよぎるのかと思うと憂鬱でなりません.
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 2pt | 0pt | 0pt | 0pt | 1pt |
13pt
GOOD!
■島根県の実在の地を舞台にしているのは良い点。個人的に多少なりとも縁があった地だけに
そこは感情移入が出来ました。
こういった実在の地や施設等を出してくれると、関係している人や縁のある人にはひじょうに嬉しい所。
■昔からよくある定番アドベンチャータイプ。使い古された感はありますが、個人的には久々こういった
作品をプレイしたので特に問題なし。
あわよくば、もう少し今風に細かい所を洗練してほしい所ですが、減点まではいかないかと。
■キャラと背景はひじょうに好感が持てました。失礼ながらこの絵を描かれている方は知りませんが、
必要以上にアニメっぽくないので、大してアニメ系に興味がない私も普通に入り込めました。
■アドベンチャー・ノベル系ではありがちですが、トロフィー獲得が容易なのはせめてもの救い。
BAD/REQUEST
■最初から最後まで、主人公の性格がどうも馴染めず、まったく感情移入出来ません。
とにかくひねくれ過ぎていて、初対面だろうが何だろうがお構いなしの横柄な口調。
まぁ一部漫画でも確かにこのレベルのキャラはいますが、それをふまえても違和感がある設定。
なぜ製作側は、こんなのをメインとして起用したのか本当に理解不能。
自分の推理で相手を論破するのではなく、ただただ相手の容姿などを罵倒し、弱みを握り恐喝して
屈服させる。
しまいにはヒロイン扱いの子まで酷い口調。見ていて・聞いていてひじょうに不快になるレベルです。
このシナリオを製作した人に、なぜこんな無様な設定にしたのか聞いてみたいですね。
更に違和感に拍車をかけるのがマックスモードという自身のテンションを上げて発するシステム。
ただただ勢いよく相手を侮辱するだけ。で、なぜか相手は怒り狂うこともなく、素直に主人公に従うという
訳の分からない仕様。なぜこんな無意味なモードを取り入れたのか不明過ぎて笑いがこみ上げてきます。
主人公の性格の悪さも相まって、余計に不快感が増すだけのモードなんて必要ありません。
■実在の地を出す事自体はひじょうに良いと思いますが、こちらが望む・望まないに関わらず
押しつけがましく要所ごとにいちいち観光情報を強制的に入れ込んでくるのは、はっきり言って余計なお世話。
そういうのは別枠で豆知識程度の情報でいいんです。
県側とそういう交渉があったのかは分かりませんが、まるで必ず詳細な情報を入れる事を条件にしたかの如く
移動先ごとにいちいちそんな情報を入れられると、単にストーリーの邪魔でしかありません。
推理ゲームではなく、島根の観光誘致ゲームと言っても過言ではないくらい押しつけ感満載。
こんな事されて島根県に行きたい人が増えるとは思いません。
■ストーリーもさる事ながら、キャラ設定やシステム面等、声優の起用ミス等全体的にひじょうにチープ。
完全設定ミスの、不快きわまる主人公。
特にひねりもなく、オーソドックス過ぎる推理モード。
ミステリーなのに大した盛り上がりもなく、終始だらついているストーリー。
押しつけがまし過ぎる観光誘致活動。
違和感ある大御所声優の起用。
こういった一つ一つの要素が上手くかみ合っておらず、結果的に三流演劇を観ている気分になります。
唯一キャラ絵だけは個人的に好感が持てるのが、せめてもの救い。
COMMENT
角川ゲームスはナチュラルドクトリンという有名なクソゲーがあったので警戒してましたが、
ノベル系は大丈夫だろうと思いきや・・・角川というブランドにまた騙されたというような何ともお粗末なレベル。
幸い私は友人からこのソフトを借りたので良かったですが、買ってたら間違いなく叩きつけています。
とにもかくにも人に薦めるなんて絶対に出来ない代物です。
舞台となった島根県民に謝れと言いたくなる程、総合的な出来は悪いですね。
比較的楽にプラチナ獲得できるという点だけは救いですが、それ以外は本当にお勧め出来ません。
歴代でも有名な「街~運命の交差点~」や「かまいたちの夜」などをプレイして、最初から勉強し直してもらいたいと
素人の私が言いたくなるくらい、ゲームとしてはダメダメです。
製作側は、もう少し真面目にゲームというものを理解して頂きたい。
こんなものは、残念ながらゲームとは呼べません。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-06-17
昔は良くあったけど最近は少なくなってきたタイプのゲーム
パッケージとかで高校生の恋愛シミュレーションっぽく見えますがそういう要素は薄いです
32歳の男の主人公が面識のない高校時代の文通相手の消息を探るゲームなので登場人物は基本大人
文通相手である文野亜弥は健在なのか、そもそも存在したのかというのを彼女の手紙を手掛かりに探っていくゲームです
過去の手紙への返信内容でルートが分岐します
実在する島根の施設が綺麗な背景で多数登場して、観光している気分になれます
ロードも早く、テンポもいいです
ただ不満点もいくつかあり、特に推理パート
文野亜弥の秘密を知っているのに隠しているであろう同級生たちを集めた証拠で問い詰めるわけですが
理論的な推理ではなく、弱みを握ったり脅したりして情報を引き出すことが多いです
相手のデブとかチビという身体的特徴を口撃したり、トラウマを刺激して無理やり喋らせたりと
自分で操作しながら主人公にドン引きです
そもそも明確に事件が発生している訳でもなく、主人公も単なる一般人です
それが怪しいというだけで職場だろうが、家族の前だろうが現れて、上から目線で恫喝するわけです
相手の子供や恋人すら脅しの材料にする始末なので流石にやっていていい気分はしません
なんというか一番のミステリーは主人公の性格でした
舞台の雰囲気は良かっただけにもったいなかったですね
GOOD!
・キャラデザが好きなので。雰囲気があっていた。
・「考える」で次はどこに行けばいいか、何をすればいいのかがわかるので遊びやすいかと。
・島根の魅力。行ってみたいなと思わせてくれた。
BAD/REQUEST
・主人公の性格と言動。これでいいところをぶち壊しといってもいいくらい。相手との会話がかみ合わず一方通行で、だんだんと進めていくのが苦痛になり周回をしようという気になれず。
・音楽、CGの使い回しが多く見ごたえがない。人物も表情パターンが少なく据え置きでこれかよと思ってしまった。
それならもっと島根の風景を出してより魅力を感じたかった。
・マックスモードの必要性。なんか脅しているだけにしか思えなくて感情移入できず。
COMMENT
島根を舞台にしたノベルゲームでシリーズ第一弾ということで購入してみた。
結果は見事なまでに駄目なところが露呈してゲームといえるのかというくらいの出来。これは協力していただいた島根の方に申し訳ないとしか・・・主人公の性格をなぜこうしたのかが謎。
周回を前提にしていて章スキップで多少の快適さはあるが、なんかまとまりがなく無理矢理な感じがして2周クリアでもういいやで。
これだと次回作を出すには苦しいので0からきちんと見直さないと大変なことになることを肝に銘じるべし。