【PS4】討鬼伝 極 レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2015-04-23 |
価格 | 7344円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 73
- (難易度)
- 2.60
- レビュー数
- 5
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 3pt |
96pt
GOOD!
■グラフィック
・良いです。モンスターデザイン、背景、質感など最高レベルじゃないかと思います。
・「鬼目」を使って部位毎のダメージや隠し要素が見えるのですが、この視点がカッコイイ!
・武器毎に良く作り込まれています。
■サウンド
・「和」に適切なアレンジがあり、和風ながら新しい雰囲気があります。
■システム
・いわゆる狩ゲーですが、部位破壊の「斬った」感じが、スゴイです。
・ロードが速いです。
・武器種類が増えました。どれも特長がしっかりしているので、それぞれ違った楽しみ方が出来ると思います。
・ミタマ。特殊なスキルを発動出来る仕組み。種類が豊富で、セリフもあり、声優さん大勢でています。
■NPC連携
・クエストにNPCを連れて行けます。
コレがアタマ良いです。回復や復活、強化までをサポートしてくれます。
・強い。最初からとても心強いパートナーになってくれています。
■モンスター
・日本の「鬼」「化け物」をアレンジしたデザインです。
・バランス良く気持ち悪いのが、カッコイイ!
・攻撃パターンの変化で、思わぬ変身をするヤツもいて、とても楽しいです。
■ストーリー
・新米から始まって、仲間が出来て、キャラクター同士が絡み合って…良いです。
BAD/REQUEST
悪い部分がない気がします。
強いて言えば、エリアが分かれていて、狭い感じがします。ただ、ロードは速いです。
COMMENT
前作クリアしました。「フリープレイ」対象の時に DL しました。想像以上にスゴかったです。全体的に前作よりも数段パワーアップしていました。
次回作はオープンワールドなので、共闘が楽しみです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt |
67pt
GOOD!
無印(Vita版の討鬼伝)をクリア済みでしたので、そこからデータを引き継いでプレイ開始しました。
よって「極」での変更・追加部分のみを評価します。
「どうせちょっとした蛇足シナリオと僅かな新鬼が追加されただけだろう」と甘く見ていたら…想像以上のボリュームでした。
追加シナリオは無印版に負けず劣らずの長さと密度があります。新キャラも女性キャラを中心にいっぱい登場します。あっ、ツンデレ(オッサン)もいますよ。
新規の鬼も、追加シナリオの足を引っ張らない程度には多くいました。無印版で見たような、骨格が同じようなのが目立ちますが…。
鬼といえば、無印版では非常に鬱陶しかったダイマエン(大きなカラス型鬼。せっかく破壊した部位を完全再生したりするクソ空の王者)を筆頭として、
ちゃんと戦って楽しいようにかなり調整されたように感じました。
また本作で追加された鬼千切・極がなかなか爽快感があります。
鬼千切とは別のゲージを使用するため、両方溜めきっておけば、間髪入れずに鬼千切と鬼千切・極を叩き込めます。
これのおかげで鬼の全部位破壊が俄然やりやすくなりました。絆の力、バンザイ。
BAD/REQUEST
新規の鬼は、数はそこそこいるのですが…無印版の鬼の骨格をほとんど流用したような、いわゆる水増しに見えてしまうヤツが多かったように感じました。
動きこそ違うんですが、どうしても既視感を覚えてしまいます。
また、任意では出会うことが出来ない大型鬼がいるのは気になりました。
そいつの素材を必要とするクエストもあるため、効率を求めるならリセマラ必須となるのが嫌です。
これは狩りゲーの宿命だと思うのですが、全体通して物欲センサーにイライラさせられます。
特に本作は狩りに時間がかかる傾向があるので、目当ての素材が出ないと尚更ムカつきます。
COMMENT
本作は、無印版の中身も調整された上で全部含んでいるので、未経験者にはオススメできます。
経験者に対しては…「追加シナリオは結構あるよ。禊キャラめっちゃ増えたよ。部位破壊しやすくなったよ。ダイマエン(笑)になったよ」と。フルプライスのタイトルなので、そこまで積極的には推せないです。
次回作ではオープンワールド型になるということで、これは非常に楽しみです。狩りゲーが新たな境地に至ることを期待しています!
…と思わせてくれるくらいには、本作の出来は優れていたと思います。
※PS+のフリープレイタイトルに指定されている時にゲットしたプレイヤーの感想です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
73pt
GOOD!
無印は未プレイです。
キャラクター
光栄のオメガフォース製作なので、登場する仲間キャラは無双シリーズの武将らによく似ています。無双キャラが好きならこちらにも抵抗なく受け入れられるでしょう。最初は数人と少ないが、章を進めるたびにどんどん増えていき、共闘できるキャラだけでも結構な数になる。戦闘には連れていけないが、受付の娘、ミタマ屋のねーちゃん、記者姉妹などのいい女が揃っております。個人的に那木は性格といい胸といい最強ですわ。プレイキャラはオリジナルを作成するんですが、ちゃんとした美男美女作れるし髪型もなかなか多しで満足です。
戦闘
鬼は各部にアーマーを纏ってるので、それを剥がして本体を攻撃という流れ。攻撃自体は無双シリーズみたいなもんで□と△を押して切っていく単純にものでとても爽快感があります。一撃一撃の重みが伝わってくるような攻撃。またある程度攻撃当ててると必殺ゲージが溜まるのでそれを打てば鬼のダウンを狙え、さらに上級の共闘ゲージを溜めて打てば鬼のアーマー全破壊と派手にぶっ倒れるので最高に気持ちいい!
他のメンツも優秀なAIなので滅多に死にませんし、本体露出してる部分を重点的に攻めているようだし、こっちがダウンすればすかさず回復してくれるしで大助かり。共闘感はかなりのもの。
武器や防具
武器種だけでも結構あります。自分は双刃メインで使ってますが、どれでも基本攻略できるので色々使ってみるのも一興かと。鎖がまとか癖があるけどモーションがかっこいい。また素材を集めて改良していくことでどんどん強化できるので、ここらのやり込み要素は相当なもの。えらい種類がありますので。防具も着替えればちゃんと見た目が反映されるのも。最初はホロウのなりきりセットが役立ちました。
ミタマ
日本の歴史上の有名人のカードで、300種くらいある模様。それぞれにある能力によって使えるミタマは限られてくるけど、いろんな人物がいるので集まっていくのが嬉しいですね。
BAD/REQUEST
素材
コモンクラスはいくらでも出るが、レア級レジェンド級ともなるとなかなか出てくれないのでイライラしますね。20体くらい倒しても出ないなんてことも。なので上級の武器や防具を作るときは、かなりに根気がいります。
アジト内
拠点となる村は出撃する建物内、外、自宅とエリアが分かれてて、移動するたび短いながらいちいちロードが入るのでけっこうウザくなてきます。どうしても神木への祈りなんかで戦闘終えるたび外出る必要があるので。また禊場なんかも仲良くなったキャラを誘えるんだけど、湯の中突っ立ってて一言喋るだけだから面白みがない。
スキル
戦闘中スキルはR1を押しながら割り当てられている各4ボタンを押すんですが、R1ボタンはダッシュとか鬼祓いとかも兼ねてるボタンなので、走りながらスキル出そうとかすると攻撃が出たりとするんで不便。スキル4種は十字キーに割り当てて欲しかったです。
COMMENT
この手の狩りゲーはモンハンやらゴッドイーターとか全部未プレイで、あんまりプレイする気もなかったんだが、本作がプラスのフリープレイできてたんで暇つぶしにやってみたら見事にハマってしまったという状態です。
無印にDLC分などを加えた内容のようで、討伐任務数だけでもかなりの数になるのでボリュームは相当のものとなりますからかなりのお得品。
キャラもいい連中が揃っているし、戦闘も爽快感あるしで満足してます。
ただレア素材のドロップ率はもっと上げてほしい。この鬼倒せば入手確定にするとかしてほしいです。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-03-02
GOOD!
討鬼伝は無印版プレイ済み。vita版の方にレビューも投稿しているので追加や修正点メインのレビューとなります。
主な追加要素としてはシナリオの追加、新武器3種、新戦闘スタイル2種、ミタマの追加、新たな鬼の追加、さらなる高難度任務極級の追加と各種調整に機能追加といったとこでしょうか。
○追加シナリオ
前作と同程度のボリュームがあり、追加キャラもいい味を出しています。既存のキャラも空気にならずちゃんと活躍してるし良い出来だったと思います。
○仲間NPCのAI改善
NPCに任せっぱなしでもちゃんと部位破壊、鬼祓い、仲間の救援など行ってくれますし、鬼の攻撃の回避がプレイヤーより上手いので戦闘不能にもなり難いです。全体号令が追加されたことで行動も管理しやすくなっています。
○鬼千切・極
協力行動で貯まるゲージがMAXになることで放てる鬼千切。仲間と連携することで複数の部位を同時に破壊できるので爽快感はある。従来の鬼千切と別のゲージを使うので2連発で一気に畳みかけることも可能。
○別動隊
プレイヤーが任務に出ている間に同行しないNPCに別動隊として任務に派遣することが出来るようになり、素材集めがやりやすくなりました。ただし派遣できるのはオフライン専用任務のみでプレイヤーが選択した任務より下位の任務に限定されるので極級に派遣することはできません。あくまで新規のプレイヤーに向けた素材集めの補助的な機能です。
○禊場
前作では誰と禊をするか完全にランダムでしたが、今作では好感度が最大になった相手を自由に誘えるようになりました。ただし得られるスキルの候補が増えて狙って特定のスキルを得ることが難しくなったため使い勝手が良くなったかは微妙。
BAD/REQUEST
●グラフィックス
前作は携帯機としては良かったがPS4のゲームとして考えたら平凡。
○弓の大幅弱体化(糞調整)
弓は決して強武器ではないです。ただ他が選択の余地が無いほどゴミだっただけ。にも拘らず近接武器をほとんど強化せずに弓を同水準まで引き下げるという糞調整。性能を引き下げるだけに留まらず遠距離武器使用中は被ダメが倍になるという狂気の仕様を追加。前作では体感的に狙われやすくなっている程度だったのが、今作では明確に遠距離武器のプレイヤーを優先して狙って来るようになっているなどなど。本作のプロデューサーが公式のイベントで「遠距離武器は卑怯だから不遇にしました」みたいな発言をしたとかいうのを調べものしてる時に見たんですが、ここまでやられるとはっきり言って正気を疑いますね。
○極級
前作までも十分イカれた性能だった鬼がさらに凶悪なものになっています。既存の攻撃の強化、新たな攻撃の追加、移動速度アップ、攻撃頻度爆上げなど、しかもそれを2体同時に相手にしろとかふざけた任務まであります。仲間のAIが改善されてなければソロでのクリアは不可能だったと思います。公式がマルチでハメ技使うの推奨なんてコメントした時期もあったのだとか...正気とは思えん。
○追加任務全般
今作ではオフ用任務、マルチ用任務合わせて200以上の任務が追加されていますがそのうちの7割前後が複数討伐任務になっています。中には2体同時討伐を2回連続でやれなんて糞みたいな任務もあり、プレイヤーに対する嫌がらせとしか思えないですね。
○属性武器(糞調整)
複数討伐任務が多くて使い所が無い。単体討伐任務で使っても高会心武器と比べてぱっとしないので調べてみたところ前作と今作で属性攻撃の効果を検証したサイトがありました。前作では弱点を突いたとき属性攻撃力が2倍になるのに対し、今作では1.5倍に引き下げられてるらしいです。また下方修正かよ、いい加減にしろ。
○素材ドロップ率(糞調整)
極級の素材がとにかく出辛いです。複数の鬼で共通の素材がいくつもあるのですが、それが破壊した部位からのドロップ、角などの装飾破壊報酬、全部位破壊報酬、倒した後の本体ドロップなどすべてにしゃしゃり出てきます。それに加えて下位の素材も出てくるので目当ての極級素材が中々出ません。しかも武器防具を作るのにそれを5~6個とか当たり前に使わせる。
○天狐(改悪)
着せ替えや声の変更はともかくとしてご機嫌という要素はいりませんでした。前作ではプレイヤーのためにせっせと働いてくれたのに今作ではわざわざご機嫌取りしないと碌に働いてくれません。
○神木(改悪)
前作では鬼の素材が結構貰えたのですが今作では9割がた神木固有素材です。用途もほとんどないため神木にハクを供えるだけハクの無駄です。
○コガネムジナ
今作で追加された鬼ですが何と任意で闘うための任務が存在しません。戦うにはオフ任務をクリアしたときに発生する緊急任務に低確率で出てくるのを待つか、無限討伐任務か特殊調査任務に低確率で登場するのを待つかしかありません。
COMMENT
◆トロフィー関連◆
プラチナ取得に要した時間はおよそ180時間ほど。最低でも1回はマルチプレイをする必要あり。武器1種全コンプ、ミタマコンプ、任務全達成にとにかく時間が掛かる。中でも武器コンプにはBADで述べたコガネムジナの素材を使った武器も含まれるのでかなりの作業になるはず。単独&防具無し状態で極級のトコヨノオウを倒すといったトロフィーは空蝉特化構成がオススメ。
◆総評・感想など◆
PS+のフリープレイで入手。
参考までに自分のプレイスタイルですが、メイン武器は前作に引き続き弓を使用。サブとして金砕棒を用意し相手によって使い分けるようにしてました。トロフィーのために一度だけマルチプレイをしましたがそれ以外は完全ソロプレイです。
トロフィーリストを見るとこのゲームのシナリオ最終章である12章をクリアした人はおよそ25%ほど、しかしオフ用任務唯一の極級である13章をクリアした人となると7%ほどまで下がります。ちなみに極級はマルチ用任務で13~17まであり、13章は一番簡単なレベルです。タイトルに極と付くくらいなので極級が追加要素の目玉なのは間違いないはずです。しかし9割以上の人がそれをほとんど触れることなくやめてしまっているというのはこのゲームの破綻っぷりを暗に示しているのではないでしょうか。
正直こんなに評価が高いのが信じられないです。個人的にはクソゲーに片足突っ込んだ駄作がいいとこ。プレイヤーにストレスを強いる下方修正ばっかの完全版とか笑わせてくれる。
あくまでソロプレイメインでの感想です。マルチプレイありきの感想ではないので参考程度に。