【PS4】LIMBO レビュー
発売元 | Playdead ApS (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2015-12-02 |
価格 | 1234円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ オンライン配信専用 ■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 63
- (難易度)
- 2.33
- レビュー数
- 3
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 2pt | 3pt | 2pt | 4pt | 3pt |
54pt
GOOD!
よくある横スクロール死にゲーです。
残機の概念がなく、リトライまでが非常に早いのでそこら辺はストレス無くプレイできます。
考えれば解けるようなギミックなので思考的部分での理不尽さは感じません。(簡単すぎず、難しすぎず、ちょうどいい感じ)
BAD/REQUEST
死ぬギミックは落下死以外は基本グロです。黒と白のみのゲーム画面ですので、そこまでヒドイわけではありませんが、そういう描写が極端に駄目な方はやめておいたほうがいいです。あと、死亡時にグロ系の音もします。
ストーリーが明確に提示されません。これを雰囲気ゲーという方もいるでしょうが、一般的な雰囲気ゲーと評価されている作品の足元にも及ばない位の雰囲気です。正直、某配管工ゲームの方が雰囲気と呼べるものはあるでしょう(笑)
BGMが皆無。リンボという世界観のためでしょうか。環境音のみです。
後半はひたすら死んでタイミング覚えるステージ構成。ここは非常に納得いきません。
COMMENT
うーん、人に薦めたいかといわれたら、答えはノーに近いでしょう。
ストーリーが明確に示されていれば、まだ納得いったかもしれません(妥協的)
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
63pt
GOOD!
グラフィック
モノクロで描かれた世界は、おどろおどろしく不気味であり美しい。遠景があえて霞んだ感じになってるが、それも良い感じ。芸術美というか、ほんとセンスを感じる。
音
bgmというのではなく、何かあるたびのSEがいちいち響き効果的。
死に方
主役の少年の死に方が多種用意されている。モノクロのくせにえらくグロい。
けっこうなインパクトを受ける。
パズル。
死んで死んでギミックの解法やタイミングを覚えて突破していく死にゲー。
パズル、アクションともに程よい難易度で、死んで覚えていけば
確実に突破できていく点がいい。
ロード
ps3版もプレイ済みだが、それと比べ
起動どきのロードとかちょっと早くなっている。
BAD/REQUEST
死亡5回以内クリア
難関トロフィーで、プレッシャーがハンパないです。
死んだ瞬間にゲームやめればカウントされない、とか
インチキwも使えないし。。
ストーリー
さすがに語らな過ぎかな。
もう少しだけでも説明が欲しい。
真っ暗ステージ
卵回収した後の真っ暗ステージは音だけを頼りに
進んでいくんだが、難易度高いしあまりお面白くない。
ちょっと余計だったかな
COMMENT
ps+のフリープレイにて。
ps3版とほとんど変化のない感じですが、若干ロードが早くなってるのが好感。
不気味で独特な世界観。程よい長さのステージ、程よい難易度のアクションパズルと
全体に無難な出来と思う。
やはり特筆はシュールな世界観ですけど。
パズル好きならプレイして損はないでしょう。
GOOD!
本作は、ストーリーがどうだとか、キャラやシステム、グラフィック、などなど別々に語るのがナンセンスなゲームだと思います。
色々と考察されてはいますが、はっきりとしたストーリーラインがあるわけでもなく、ただ前(横スクロールアクションなので、プレイヤーから見た右側)へ進んでいくのみのゲームです。
非常にシンプルな横スクロールアクションゲームですが、プレイヤーの分身である主人公の少年を操っているうちに、だんだんと、ただアクションゲームをプレイしているだけではない、何か人によっては気分が悪くなるような、良く言えばこの静謐で不気味で、しかし幻想的で美しい世界に浸っているような気分になります。稀有なゲーム体験でした。
表面的なことを挙げれば、まずグラフィックは基本モノクロ。影絵のようなルックですが、光の明暗表現で奥行きや質感を表現していて、なかなか見事。
敵の攻撃をかわしつつ、パズル的な仕掛けを解きつつ先に進みます。難易度としては、ちょうど良いところかなと思います。
残機はなく、コンテニューはし放題で、リトライも早いです。どこかで詰まってしまっても、やる気がそがれないですね。
死に方が、わりとグロめ。この辺りは好き嫌いがわかれると思いますが、個人的にはショックを与えてくれるような演出で良かったです。またグロいといっても白黒なので、もろに何かが見えたりするわけではありません(逆に想像力が働いて怖いかもしれませんが)。この部分一つとっても、様々な要素が有機的に結びついたゲームだなと感じます。
BAD/REQUEST
はっきり言って、特に思い当たらないですね。
グッドで前述したように、全ての要素が本作を形作る不可欠なピースなので、どれかがダメ、とかそういう感想が思い浮かびません。
あえて言えば、ちょっとボリューム不足かなと思います。
しかし、価格が価格ですし、あまりダラダラと引き延ばすようなゲームでもありませんので。
COMMENT
ゲームとしてめちゃくちゃ良くできてるとか、そういう評価の外にあるゲームですね。
なので、総評というのも難しいですが、ハマる人は大好きになる可能性のあるゲームなので、時間とお金に余裕があればぜひ。
個人的には、デヴィッド・リンチの映画や絵が好きな方には大いにお勧めできます。