オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt |
66pt
GOOD!
アパートの管理人となりいろんなモンスターを店子として入居させ、定期的に迫ってくる人間戦士らをやっつけさせるタワーディフェンス系ゲーム。元はスマホのアプリとか。
TD系とは難易度的には高くないので、苦手な人も大丈夫でしょう。
入居を求めてくるモンスターは何種かいるが、どれもが可愛らしいデザイン。住民位は満足度があり、これが悪いと戦闘能力が落ちてすぐ死ぬので、家具を買ってやる必要があるが、この家具選びがなかなか面白く、凝った部屋を作りたくなる。
住民は別部屋でカップルになり子供を産んで、この子供は親よりも強くなるので、
どんどん子孫を繁栄させていき軍団強化していくのが基本的な目標。
クエストは任意のタイミングで開始できるので、十分に準備整えてから挑める。
住民らは日々リアルに生活しており、その模様がテキストとして表示されるのでおもろい。
部屋でゴロゴロしてます。とか、ガイコツ子さんは鼻くそほじってます。などw
ストーリ進むにつれアパートが増築でき4階建てに出来るのですごく賑やかになる。
早送り機能があるのでサクサク進行する。
管理人の親父のデザインが波平系でゲキワラ。これで世界制服を目指してるとかw
序盤で最強勇者が攻めてくるんだけど、親父見てやる気をなくして帰るという最高のイベントが発生する。
BAD/REQUEST
やることは結構単調。そもそも強い種族は限られてくるので、そいつらをさっさと入居させ子供作りを繰り返すだけが目的になってしまう。また序盤は金欠なので、その金稼ぎも作業化する感じ。
アパート増築すると店子が増えすぎてゴチャゴチャになり、何が何だかわからん状態に。目も痛くなってくる。
意外とボヤいてる内容に種類が少ないかな。
COMMENT
もとスマホげーってことで、携帯機でやるのがあってそうな内容。vita持ってる人はリモプでやるといいかも。
攻略はパターン化してしまう流れながら、可愛らしいモンスターの管理育成はなかなかにハマるものがあり、なんだかんだで結構面白かった。
安いながらプラチナも付いてるし、ちょこちょこ遊ぶ分には最適じゃないっしょうか。
GOOD!
プレイヤーは脱サラして世界征服を目指す「魔王」となり、アパート経営しつつ魔王を討伐せんとする勇者たちを迎え撃つ、経営シミュレーションとタワーディフェンスの要素が混じったゲーム。
「勇なま。」シリーズのようなRPGの「裏視点」をメタ的に味わうゲームの1つですが、普通の経営シミュとしても面白いです。
登場するモンスターはヒヨコや動物等をベースにしたかわいらしいものから、スケルトンやドラキュラなど「らしい」もの、さらには「深淵族」としてクトルゥフ的な世界なものまで。しかし、どれも2Dでどこかかわいらしく描かれているのでちょっと抜けている世界観にあっています。
そしてモンスターによる職業や生活もテキストだけですがそれを眺めているだけでも楽しめます。「なんでお前こんな職業ついてんだよw」というものから「いや大丈夫なんですかその状態」って言いたい仕事内容。生活もちゃんと水準を上げれば楽しそうな人(?)生をエンジョイしている感が見え、こっちもついつい要望に応えてしまいます。とはいえ、家賃を滞納しすぎると暗い顔でうつむいていたり(顔は見れないけれど)夜逃げしてしまったりと厳しい締め付けも考えもの。程よく稼ぐバランスが問われます。
一方の戦闘パートでは住人のモンスターを出撃・帰還の指示だけであとは勝手に戦闘してくれるというもの。もちろん敵役にもささっと倒すには惜しい小ネタがたくさんしこまれています。
倒されたモンスターは当然生き返りませんが、最深部まで到達されても所持金が減るだけなのでゲームオーバーはないため、住人の生還がとにかく大事。
特にカップルを作って生まれた子どもはさらにステータスも強化されているため時に「配合」に心を揉む事も多い、じっくりと腰を据えてやるに適したゲーム。
BGMも聞いていて飽きることはありませんでした。長時間行うゲーム上、BGMの質は結構大事ですからね。
オートセーブでローディングは皆無。3段階の早送りに加え、モンスターの数が多くなっても「モンスターだけをピックアップして選択」「部屋だけをピックアップして選択」といった機能もあるのでやりやすい。
BAD/REQUEST
大きな不満点こそありませんでしたが、タワーディフェンスというシステム上常に1階から攻め込んでいくので戦闘が1階・2階のモンスターだけで終わってしまい、終盤になると単調(3・4階を育成や資金稼ぎ用モンスターに変えられるという利点もありますが)になりがちというのもありました。
他のTDからアイデアを借りるとするならば「はしごをかけて上の階に登る」「箒や龍に乗って3階から攻め込んでくる」といったイレギュラーな攻め方もあればさらにスリリングで頭を使う配置のし甲斐があったかなと思いました。
COMMENT
セールで購入。
もともと経営シミュもTDも好きなだけになかなかはまってしまう1本でした。
家具1つ1つの説明文なども凝られており、登場する家具も発売媒体に合わせて変わっているというこだわりよう。
経営とTDという頭を使った緊迫した勝負になりがちなゲームジャンルですが、それをかなり砕けた形で楽しめるいいゲームだと思います。