【PS4】ミラーズエッジ カタリスト レビュー
発売元 | エレクトロニック・アーツ (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2016-06-09 |
価格 | 8424円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ファーストパーソン・アクションアドベンチャー ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 61
- (難易度)
- 3.00
- レビュー数
- 6
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 3pt |
44pt
GOOD!
■本作のEA他海外メーカーによくあるオープンワールドタイプなので、広大な世界をパルクールで好きに
疾走出来る爽快感は素晴らしいです。
EA自体もオープンワールドを多く採用しているので、作り方も上手いですね。
ワーナーの『ダイングライト』くらいからパルクールが他作でも出だしましたが、オープンワールドにパルクール
の相性は絶妙。
■グラフィックもPS4らしさ全開でひじょうに綺麗に仕上がっています。オープンワールドはその作り込まれた
景色を観ているだけでも楽しめるのが素晴らしい所。
BAD/REQUEST
■自キャラと敵のバランスが微妙な上、戦闘自体に面白みがありません。
基本的な攻撃が殴るか蹴るのみ。それに対し敵は銃を使用し、その命中精度がまた恐ろしく高い。
しかもバグなのか時折壁があろうが結構うまく立ち回っても貫通して当たってしまう時が多々。
更に明らかに死角からなのに気付かれるという謎仕様。
■タイムアタック要素が鬼畜仕様。
どの目標もかなりギリギリの設定でしてあるので、たった一度でも操作ミスしたらほぼクリア不可能。
しかも失敗しても道順を覚えるためにそのまま続行しようとしても、それも出来ずにスタートに戻されるので
練習すら出来ません。しかもロードが長いというおまけ付き。
全てぶっつけ本番で一体何十回延々とした事か・・・。
せめて1・2度くらいミスしてもカバーできるくらいの余裕は持たせてほしかったですね。
シビア過ぎて、途中からほぼ手付かずでした。
■上記に併せて全般的に操作面にかなりシビアな要求を課す面が多々あり、かなりストレスが溜まります。
というのも、制作側が要求するルートの1つ1つに高難度な操作性を要求してくるので、常に完璧なプレイを
強いられます。
しかもそこに進行ルートが分かりにくく見失いがちというマイナス面が覆うので、場合によっては相当な難易度。
毎回95点以上くらいの点数出さないと認めませんと言われているかの様なミッションばかりでは、プレイ
していてやらされている感が満載になり不快。
COMMENT
パルクールで疾走する楽しみはありますが、兎にも角にもひじょうに厳しい操作性を求められるので
終始しんどいうというイメージが付きまとった作品でした。
その操作のシビアさがオープンワールド+パルクールという好マッチングを活かしきれていないという出来
かなと思います。
前作はプレイしていないので比較は出来ませんが、本作だけで見ると総合ではやや初見向きではない出来。
とにかくシビアさしか印象に残りませんでした。
前作を経験している方には、もしかしたら良いかもしれません。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
62pt
GOOD!
走る事(パルクール)に特化したゲーム
最初はうまく走れないかもしれませんが、複雑な操作ではないのですぐに慣れると思います
FPS視点にパルクールと聞いて酔いを心配される方もいるかと思いますが、
カメラ揺れも随分抑えてあるのである程度は大丈夫かと
今作では速度が上がると敵の攻撃を防いでくれるので走る事がより重要になりました
スキル制になったのは賛否あるようですが、攻撃力アップ等ゴリ押しが可能になった部分もあるので良いと思いました
本編クリアのみでは全てを解除出来ないのでプレイスタイルに合わせて選択する必要もありますが
狭いオープンワールドと言われる今作ですが、広いだけのオープンワールドも目立つ昨今では作り込みを優先したと解釈
前作同様行ける場所も多く探索の楽しみもあります
BAD/REQUEST
時間制限のあるチャレンジが難しいですね
とりあえず時間を過ぎてもゴールまで行かせてくれてもよかったのでは
時間切れで即終了だとルートの模索も出来ないのではないでしょうか
歩きの入力がシビアなのも地味に気になりましたね
スティック+任意のボタンで可能にして欲しかった
COMMENT
前作はクリア済です
ある程度人を選ぶのは変わらずですが、万人向けに配慮した部分も多くみられ良かったと思います
クリアするだけなら難易度も高くないのでオススメです
チャレンジやタイムアタックは殆どプレイしていませんので割愛
遊べる環境があれば前作も楽しいのでそちらもどうぞ
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
60pt
GOOD!
・パルクールアクション
FPS視点で高いところを走り登りつめていくのが楽しい
・主人公が美人に
前作と同じ主人公だが、個性的すぎる顔が普通に美人になった。
BAD/REQUEST
・箱庭が狭い
オープンワールド風の箱庭なんだが、風景が単調で狭い。
おかげで最初は楽しかったがすぐに飽きてしまった。
これなら前作のミッション型の方が良かったと思う。
COMMENT
良くも悪くも前作の魅力や欠点をマイルドにした感じで、結果的に「なんか普通のゲーム?」という感じになってしまった。
アサシンクリードやアンチャーテッドなど、パルクールを取り入れたゲームをたくさんプレイしてしまったからかもしれない。
せっかくのパルクール特化ゲームなのだからもっとめちゃくちゃな場所やシチュエーションを体験したかった。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-06-27
独創的でスタイリッシュな世界観を、誰にも媚びない、誰も見たことのないゲーム表現で見事に描き切った、孤高たる初代の凛とした空気感も、すっかり業界の手垢にまみれてしまった
自分はゲームをしない経営者たちが、これまた自分ではゲームを遊ばないコンサルタントに売れてるゲームのトレンド要素をリストアップさせて、「オープンワールド、チェック、スキルポイント機能、チェック、オンライン機能、チェック」と会議で裁決とりながら、淡々と仕事としてつくりました
そんな印象を受けた
なんというか、作品に対する愛がない
初代で感じた、新しいものを作り出そう、表現しようというパイオニア精神はどこふく風だ
初代では当たり前の様にしていた、高所から着地した時の受け身のアクションまでが、「成長要素」としてロックされていたのには驚いた
主人公は同じフェイスで、ストーリーは初代の後日談というはずなのにだ
これならいっそ、それこそ昨今の売れてるゲームのお約束要素であるアバター製作要素を取り入れて、ペーペーのルーキーランナーという設定にしてくれた方がよかった
そして何より違和感を感じたことは、「歩けない」こと
主人公、常に走っている
歩けない
たとえアジトにいて周りで仲間がくつろいでるなかでも、ほんの一歩目の前のアイテムに近づこうとする時でさえも、ターミネーター2のT-1000が全速力した時みたいな指をシャキーンと立たせた手がシュッシュッと出てくる
なんというか、初代の売りであったエルゴノミックな操作感がない
どころか、人間を操作してる感じがしない
初代で影の主役だった音楽も全然存在感がない
とりあえず、それでもミラーズエッジっぽいものが出たことを祝って、星2つ
GOOD!
◆「走る」ということの爽快感
疾走感とでも言えばよいのか、ともあれ非常に爽快。
最初はちょっとしたことで失速したり、止まってしまうが
操作に慣れれば巨大都市を縦横無尽に駆け巡る快感に
目覚めてしまうだろう。
この「走る」という要素だけで本作の価値は
高まっているように感じ、ソニックシリーズに通じるものがある上に
オリジナリティも高い。
◆美しいアートデザイン
白を基調とした都市設計は高所から展望すると息を呑む美しさがある。
いや、現実にこんな綺麗な建物や床なんてないだろ、と思わざるを得ないが
その嘘くさいSFっぷりに、逆にハマってしまった。
◆一味あるサブクエスト
サブクエストというよりは、完全にタイムアタックレース。
自分はこれが楽しかった。
かなりシビアなタイムを求められるのでコース取りやら
加速減速の加減などでゴリ押しが通用しない。
このへん合わない人はとことん合わないだろうが
3Dアクションゲーとは考えず
3Dレーシングゲーと捉えなおすと
非常に新鮮味があって面白い。
プレイ中に関係人物の語りが入ることにより
世界観と世情等も推し量ることができる。
BAD/REQUEST
◆操作性の悪さ
このゲーム、高所からダイブした時に減速しな方法や
狭所を潜り抜けるスライディング等は全て「手動」なのだが
その操作方法はL1とL2で固定。この部分がコンフィグ変更不可。
従ってプレイ時間の大半を左手で操作することになる為、指にあまりよろしくない。
◆操作説明不足
例えば、本作ではジャンプL1、壁走りL1と序盤に説明があるが
ジャンプ→壁走り→反対方向へジャンプと複合したアクションが必要な場合
普通に考えればL1は合計3回押すことになるはず。
しかし、中途半端に自動化されており、ジャンプと壁走りがL1の一回のみの
プッシュで可能となっている為、3回押そうとすると、壁走りがモーション中に
キャンセルされてしまう。結果、高所から落下→死亡→長いローディングとなり
不毛極まりない。もちろんこの辺の説明はない。
複合操作においては万事のこの調子なので、死亡パターンの大半が説明不足の
操作ミスになる。これはストレスが溜まる。
◆つまらないバトルアクション
基本的にどんな敵がこようとも後ろからの蹴りでクリア可能。
駆け引きもなにもあったもんじゃなく、本当にこのへん実装する意味あったのか謎。
正直、こんな無駄な部分に力を入れるより「走り」部分の操作性なり説明なりに
力を割いて欲しかった。
◆サブクエスト
良い点にも記載したが、これは裏返すと人を選ぶ。
普通のオープンフィールドゲームのサブクエストと思っている人からすると
理不尽極まりない。
ロードも長いので何度もリトライが必要で心を折られる可能性もある。
また、関係人物の語りも、リトライする事に中断するので
全部聞こうと思えば、嫌でもクリアしなくてはならないが
クリアの為にはシビアな操作が求められるため、話を聞いている暇がない。
ゲーム部分とシナリオの見せ方がイマイチ噛み合っていない印象。
COMMENT
PSストアで安売りしていたので1000円程度で購入。
値段の割には非常に楽しませてもらった一本。
ただ、これを定価で購入していたなら、確実にクソゲーとはいかないまでも
良ゲーとは思えない出来だったと感じる。
ストーリーはよくありがちなSFで、特に面白みも無いが、逆に嫌な部分もない程度。
やはり本作の強みは「走り」の爽快感に尽きる。
ここに全力を投入せず、つまらないバトルは意味不明な操作にリソースを取られたのが
惜しい。
やり方によっては神ゲーになれたのに、、、、と残念に思う。