【PS4】ウェイストランド2 ディレクターズカット レビュー
| 発売元 | スパイク・チュンソフト （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2016-08-04 |
| 価格 | 8100円（税込） |
| レーティング | 【Ｚ】18才以上のみ対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：RPG ■ プレイ人数：1人 |
- 総合ポイント
- 53
- (難易度)
- 2.83
- レビュー数
- 6
0人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 0pt | 3pt |
64pt
0人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 2pt | 2pt | 3pt | 3pt | 1pt | 4pt |
52pt
GOOD!
・魅力的なキャラクター
モラリストな科学者、ヤク中の浮浪者やらどの仲間も一癖も二癖もある人物が多く魅力的です。
・懐かしい戦闘システム
精神的続編と謳われたfalloutシリーズもＦＰＳにシステムの重きを置くようになりましたが、ウェイストランドのほうは８０年代のＰＣゲームのシステムのまんまです。懐かしいですね
BAD/REQUEST
・フラグ管理が甘すぎる
ハリウッドの支配者交代介入など一部クエストの処理順を間違えると大きなロスを生むものがある
・恐ろしいまでの武器格差
遠距離はライフルとスナイパーライフルの二強、近距離はクリティカル率100％越えのナックルかディレクターズカット版で修正されたブレードウェポンの二強。ヘビー武器が完全に趣味の領域に。高難易度だと近接は練り上げないと肉塊になるので扱えません
・助けて回ったのに弱すぎる援軍
最終決戦ではフリークエストで助けたコミュニティの人々が援軍として加わってくれますが、どいつもこいつも弾除けにしかならない雑魚仕様。特にミュータントは移動モーションの遅さと状態異常の聞かないラスボス軍の仕様と相まってお前何しに来たんだ状態に
・恐ろしく不親切なクエスト
妙に町の中を走り回らせるのにどこの誰に話しかけるべきなのかを教えてくれないクエスト欄。後述のエラー乱発と相まってストレスフル仕様になっています
・エラー
メニュー画面を読み込むときに以上に重く、読み込みが原因と思われるエラーが乱発します。起動→ゲーム画面→メニュー開こうとしたらエラーの三段活用には怒りを通り越してあきれました
COMMENT
世界観やキャラクター性など光る要素もありますが、仕様とバランスとエラーがすべて台無しにしています。戦闘システムは一周回って新鮮さを感じるものになっているので惜しい限りです。
1人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt |
51pt
GOOD!
世界観よし
あのフォールアウトの元ネタになったとのこと。
荒廃したアリゾナが抜群の雰囲気で描かれている
この手のが好きな人ならヨダレもんだろ
自由度
フォールアウトを思わせる高さがいい
ここらは良いゲーの専売特許だろう
セーブ
どこでもできるので助かる
BAD/REQUEST
システム全般
とにかくも情報量が多く、あれこれ複雑な割に
説明が不足しまくってるので非常に分かりにくい
ここで挫折してしまう人もいると思う
文字
やたらと長い文章が頻発するのに
文字が小さくて読みづらい
小説好きでも苦痛ではないだろうか
COMMENT
あれこれ詰め込まれた大ボリュームのわりに説明不足が目立ち、とっつきにくさは一級品。
ゲーム自体はよくできているのだが、まずはシステムを飲み込めるかが
大きな関門になると思われる。
1人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 1pt | 3pt |
64pt
GOOD!
■元々フォールアウトと関連ある作品なだけに、荒廃した世界観やアイテムの中にフォールアウト要素がにじみ出ています。
フォールアウトとはゲームスタンス自体違いますが、これはこれでひじょうに面白いですね。
■とにもかくにも、初回特典のガイドブックがあってもかなり難儀な程説明不足なので、ガイドブックがない人は更に困惑する
かもしれません。
人によっては、最序盤のキャラメイキングから躓きます。というか、躓く箇所が多すぎます。
しかし、それでもその苦行を通り越してプレイし続ければ、その先には何とも言えない面白さが待っています。
私は同社から出している類似作「ディヴィニティ」もプレイしていますが、こちらの方がまだ取っつき易くて面白みがあります。
この説明不足の突き放したドＳ感はかなり人を選ぶので案の定評価が両極端に分かれていますが、私は幸い面白みに
辿り着けたので高評価。
それ以外の方はもれなくＢＡＤ行きかと思われます。
■戦闘システムやスキルシステムもほとんど説明がないため、決して万人向け仕様ではありません。
ですがこれも慣れて理解出来るようになると、何とも絶妙な仕上がりです。
何にしても何をするにしても頭を使うゲームですね。
BAD/REQUEST
■とにかく文字が小さく、ひじょうに見辛い。４２インチのそこそこ大きなテレビでもそう思うくらいなので、それ以下の
方々は更にそう思うでしょうね。
更に活字嫌いにはトラウマになるくらい文字量が多いです。スカイリム・ディヴィニティ・ドラゴンエイジ等その手の
活字特盛りゲームが駄目だった人には合わないかもしれません。
■以前同社から発売された「ディヴィニティ」同様、予約特典としてガイド本が付いてきますが、これがないと結構難しい
くらい序盤は説明不足の箇所が多い。
洋ゲーらしいと言えばそれまでですが、この説明不足が敷居の高さを作り、あからさまにユーザーを遠ざけている原因かと。
この説明不足のせいで序盤はとにかく覚える事・理解不明な所が多く、何度か心折れそうになりました。
慣れればひじょうに面白いだけに勿体ない。
とにかく、何をするにしても「慣れて」「理解して」という言葉が付きまといます。
この平成の時代に忍耐・根性・努力をゲームで強いられるのは、かなり賛否が分かれるかと。
本当にゲームが好きな人は、こうした突き放した感の先に達成感を覚える事が出来ますが、今の方々にこの突き放した感が
馴染めるかと言われたら、そこは売り上げ数の少なさが物語っているかと。
一歩先を行けばひじょうに面白い作品なんですけどね・・・。
■全体的にロードが長い上、強制終了する致命的バグがおまけとして付いてきます。このバグがまた結構厄介で、
多い時では１時間に２回ほどあります。
ここ最近は他ゲームで忙しいのでもしかしたらアップデートが充てられているかもしれませんが、こういうバグは大減点。
COMMENT
同社で発売された「ディヴィニティ」とひじょうによく似たシステムなので、デヴィニティで面白さを感じる事が出来た方なら
問題なくハマれる作品です。
ただ、今作も洋ゲー独特の説明なしの物凄い丸投げ要素が満載なので、面白く感じるまでまるで苦行の様な時間が続きます。
それを越えたら止め時を失いそうになるくらい何とも面白い時間に突入出来ます。
評価が両極端に分かれる作品です。
Amazonレビュー
レビュー日： 2016-10-11
グラフィックが一昔前のように見えますが、設計の細かい部分まで描かれ、とてもリアルです。
惜しむらくはその処理に時間がかかるのか、エラーとロード時間が頻発します。
◎ロード時間
法則があるのかわかりませんが時間を計ると、きっちり20秒、30秒、40秒、50秒の4段階に分かれます。
多いのは20秒、30秒、40秒のいずれかです。ロードを繰り返すと50秒になることも。
街に入る時や欲しいアイテムを出したい時、戦闘、エラー等でやり直す機会が多いためストレスが溜まります。
◎エラー頻度
ありえないほど頻発します。
メニュー画面を開く、戦闘後のアイテム回収、ロード中、最初の企業ロゴ（骸骨がくるくる回るところ）表示中etc。
150時間ほどプレイしましたが、冗談でもなく半分はアプリケーションエラーとロード時間だと思います。
対策として1つの作業が終わるたびにセーブが間に絡んでくるのは雑音でしかなく、ロードの長さも相まって辛いの一言。
ちょうど中間地点で取れるトロフィー獲得者が5人に1人というのが如実に語ってますね（笑）
人によってはロード時間とエラー要素だけで文句なく★1でしょう。
メールフォーム
GOOD!
核戦争後の国家組織やインフラなどがほぼ破壊され尽くした、荒廃したアメリカの一地域が舞台となっております。
いわゆるポストアポカリプスものですね。フォールアウトが有名ですが、元祖はこちらのようです。
秩序の無い世界ですので、当然、暴力的な組織による支配や、略奪、飢餓、組織同士の争いなど、様々な問題が各地で起こっています。
主人公は、そんな荒廃した世界に、少しでも秩序をもたらすことを目的とした、レンジャーという自警団的な組織の一員となって、前述のような様々な問題に対処していきます。
ファンシーな要素は皆無で、極めてドライな質感のゲームです。
派手な演出も無いですし、変に泣かせたり感動させようとするようなわかりやすい筋でもありません。
ですが、こういった設定を聞くだけでワクワクするような、一部の好事家には、たまらない要素が盛りだくさんです。
「自由度の高いゲーム」というのは、今ではやたらと使用されるようになりましたが、個人的な印象としては、制作者側が予め用意した、舗装された何本かの道の中から、どの道を通るか選べる、といったシステムであることが多いと感じます。
さらに、結局はその道が、また1本の道に集約するだけであったり……。
本作は、問題の解決方が、本当に様々で、これが本当の意味での自由度の高さだなと感じさせます。
問題があると判断した人物をいきなりぶっ殺しても良いし、フラグを立てないと開けられないドアなども、スキル次第ではあっさり開けられたり。
どうすればこのミッションは解決なのか？ を自分で考えて行動させるようなデザインになっていて、非常にレベルが高い作りです。
この手のゲームによくあるように、メインの筋はあるものの、それとは直接関係がないサブクエストも多数用意されています。
どれもこれも、一筋縄ではいかないストーリーで、ツイストの効いた面白みのあるお話ばかり。
良かれと思ってした行動が、思わぬ惨事を招いたり等、予測もつかない展開が次々に起こります。
出てくるキャラクターたちも、どれも同じく一筋縄ではいかないキャラクターですね。
単純に善悪では割り切れない人物ばかりで、実在感があります。
といったように、どれも世界観に関することが、グッドの主な要因になっています。
スキルや成長システム、武器のカスタマイズや古き良きスタイルの戦闘など、良いところはたくさんあります。
しかしながら、一番の決め手は、この世界に浸って、恍惚とした気持ちになれるかどうかだと思います。
BAD/REQUEST
まずは何といっても、フリーズの頻発です。
各所で言われていることですが、やはり言わずにはいられません。
個人的には、特に後半に入ってからがひどかったです。
一番多くフリーズが起きたのは、メニュー画面の切り替え時です。
ラス前あたりでは、30分に1度はフリーズしてましたね。
どこでもセーブできるシステムなので、とにかく、戦闘終わったらセーブ。メニュー開く前にセーブ。街などに入る前にセーブ。
などなどなど。とにかく頻繁にセーブしないといけません。
セーブデータはいくつか作成できますが、増やしすぎるとなんとなくフリーズも頻繁に起きる気がしてしまい気が引けます。
しかも、こういった問題に対して、ヴァージョンアップ等で対応する気がまるでないようですね。
ここが一番の問題点かと思います。
おそらく、そこまでセールスも奮わなかったので、放置されたのだと思います。
しかし、これは本当に売っていいレベルではないと感じます。
他に気になった点は、あまり無いのですが、あえて言えばということで。
・キャラクターが死ぬと、そのままロスト
戦闘中にHPが無くなっても、すぐに蘇生的な処置をすれば大丈夫なのですが、HP０の状態で放置していると、そのまま死亡という形となり、キャラロストしてしまいます。個人的には、ここまで厳しくする必要はないかな～と感じます。せめて、然るべき施設でないと復活できないような形で良かったのではと思います。
・字幕の大きさ
字が小さいです。20型程度のモニタでプレイすると、かなり読みづらいのではと思います。ボイスも無いので、字幕に頼るしかないので、この部分も要改善であると感じました。
・戦闘の難易度
シミュレーションタイプの戦闘を採用しているゲームでありがちですが、最序盤の戦闘がもっとも難易度が高く、成長していくにつれて、難易度が徐々に下がっていくことが良くあります。本作もまさにそのパターンですね。
ラスボスはそれなりな強さですが、それ以外の後半は、戦闘に緊張感があまりなかったです。
逆に序盤の戦闘は何度かやり直すことが多かったです。
COMMENT
バグも含め、非常に人を選ぶゲームであることは間違いないです。
個人的には、Amazon風に言えば、ゲーム内容は星５つ。バグを加味すると星２つ。
といったところでしょうか。
この部分が我慢できるかどうかですね。
しかししかし、前述の通り、こういった世界観が好きな方なら、確実にはまると思います。
僕自身も、確かにバグには苦しめられましたが、終わったあとは、そのことも忘れ、とにかく楽しいゲームだったな～という感慨だけが残りました。