【PS4】PREY レビュー
発売元 | ベセスダ・ソフトワークス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2017-05-18 |
価格 | 8618円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:SFアクションスリラー ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 68
- (難易度)
- 3.00
- レビュー数
- 3
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt | 4pt |
68pt
GOOD!
①非常に綺麗なグラフィック:
窓から見える宇宙空間や宇宙ステーション内のレベルデザインも
秀逸です。
②歯ごたえタップリの難易度
初代バイオハザードをプレイした時の「弾がない…どうやってやりくりしよう…」
という焦燥感がイイ。どの敵も油断をすると即死しかねない難易度なので
突然敵が出て来た時の咄嗟の判断が問われます。
また、特定アイテムを使用することでスキルを選択し獲得できるので
戦闘スタイルも自由に選ぶことができます。
③なんてったって宇宙!
上も下も右も左も宇宙空間には存在しません。宇宙ステーション付近を
自由に飛び回れます。空気ゲージのような野暮なシステムがないのも好印象。
SFチックな設定にも心くすぐられます。
④意外と音楽もいい
耳に残るほどではないですが、雰囲気を盛り上げます。
「あ、これやばい感じの音楽…?」というのがはっきりしています。
メリハリが効いてて好感が持てます。
BAD/REQUEST
①グラ綺麗だから?ロード長すぎ
宇宙ステーションの各フロア(ロビー・植物園・生命維持フロア・ブリッジなど)
をクリアしていき、それらを行き来しながらストーリーを進めていきますが
フロアごとにロードが入ります。それも今どき2分近く。
初プレイ時は気になりませんでしたが周回プレイのときにはだるいです。
②人によっては歯ごたえありすぎ
個人的には好きな難易度ですが、「FPSあんまりやらないし、撃ちまくってなんぼじゃい」
なプレイをすると、あっというまに積む可能性があります。ストーリーが進むに伴い
各敵の弱点が判明したり、弱点を突くための武器やスキルが解放されますが
最序盤が一番の難関です。
③宇宙で迷子になる
宇宙空間ではマップも表示されないため、ミッションによっては一時間近くさまよいました。
一応、画面上ではイベント場所が表示されるのですが、そこに到達するには
ちっちゃな穴(メンテナンス用のダクト)を自力で見つけなければいけません。
はっきり言って不親切。
COMMENT
ベセスダ・ソフトワークスの最新作ということと「宇宙」がテーマという
個人的に気になるタイトルでしたので購入しました。
総合的には満足しています。
SF+宇宙がテーマのゲームは最近ではデッドスペースシリーズなど
ありますが、本作品もホラーテイストが入っています。とはいえ
デッドスペースほどグロ描写も少ないため、食指が伸びなかった方も
プレイしやすいかもしれません。
不満点としてはロードの長さと特に宇宙空間の不親切さ。
立体マップをよこせとは言わないが、せめてデッドスペース的な
最短コースのガイドがあったらストレスがなかったんですが。
他作品で例えると
宇宙が舞台で色々なエイリアンを倒すバイオショックもしくはディスオナード。
この2作品、いずれかが好きな方なら間違いなく楽しめるのではないでしょうか
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 5pt | 2pt | 2pt |
72pt
GOOD!
○凝ったSF設定と舞台
宇宙開発・研究ステーション「タロス1」でリサーチされていた黒い地球外生命体「ティフォン」が暴れ…
と、PREYの設定自体はSFものではありがちです。
しかし演出、メールや音声ログ、キャラ、グラフィックのトータルでの魅せ方が練られていて最後まで惹き付けられました。
○太った男を殺しますか? 選択を迫られるストーリー
制限時間内に救助しなければその人は死ぬ。でも無視しても構わない。
過去の理想を取るか、現実を優先するのか、放棄するのか。
一体何が真実でどれが最良なのか……マルチEDでプレイヤー次第なのが面白いですね。
○緊張感の高い序盤の戦闘
小さい物質に化けて不意打ちをかます「ミミック」や、正面からかち合うと強いヒト形の「ファントム」。
最初はこちらが弱いのもあり、色々試して有利な状況を作らなければ生き残れません。
ストレス負荷が高めなので人によっては合わないでしょうが、自分は楽しんでました。
○足場を作って固めて万能グルーガン
即座に硬化するプラスチック?だかを発射する工具で、
様々な事に応用出来、素直に面白いと思いました。
BAD/REQUEST
△無重力空間
タロス1外部など無重力遊泳出来る箇所が出てきますが、何故かマップがありません。
おかげで位置や方向を見失いまくり、回転すると気分悪くなるしでやってて辛かったです。
最初は宇宙すげーとプチ感動しましたが、後半はげんなりしてました。
△誰々を探せ、でもマーカーが出ない
セキュリティステーションから割り出せば個々の位置が分かるはず……なのですが、
上手くいかず?マーカーが出なくて諦めたオプション目標がいくつかありました。
(自分のやり方が間違ってたりするかもしれません。)
×エリア切り替えのロードが長すぎる
エリア移動が少ない序盤では気にならないのですが、
オプション目標などであっちこっち行く必要がある中盤以降、毎回1~2分かかるのは苦痛。
ブラボとかみたくアプデで短縮してくれればなぁと思います。
×後半プレイヤー側の強さがインフレ
装備とスキルが揃ってくる中盤から戦闘に苦戦することがなくなっていき、
後半では超能力無双でヌルゲーと化します。
(序盤難しいゲームって大抵こうなりますね)
COMMENT
まだ5月ですけど個人的に2017年の暫定ベストゲームです。
ロードが長すぎるのが玉に傷ですが、
メトロイドプライムやバイオショックが好きな方ならきっと楽しめると思います。
トロリー問題で検索するとちょっと面白いかも?
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-07-25
GOOD!
宇宙ステーション内のグラフィックはかなりのもん。センスが光る。エイリアンに侵入されただだっ広いステーション内を探索して、様々なものを拾い集めてスキルを強化していくというサバイバルもん。
この探索が面白いと同時に怠ると敵に勝てないので、とにかくスキルアイテムを探しまくってスキルを強化していくにが目標。徐々に強くなってく自分を実感できる。環境を使った敵撃破など、なかなか頭脳戦を強いられ、単純なガンシューティングとは一味も二味も違ったサバイバルもんを楽しめる。探索エリアは膨大なので隅々まで行き来してると長く楽しめる。
BAD/REQUEST
なにより足を引っ張るのがロードの長さ。1分以上かかってしまうためそうとうに暇。探索ゲーだからロード数もめっきり増えるし、ここは短気な人にはかなりストレスとなるだろう。どこかを削ってでもこのロード時間は短縮してもらいたかった。
COMMENT
探索などせず適当に進んでいると間違いなく詰んでしまう、しかしちゃんとスキルを習得すれば突破できる難易度は絶妙だろう。じっくりと腰を据えて挑むのに相応しいゲーム。