【PS4】コール オブ デューティ ワールドウォーII レビュー
発売元 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2017-11-03 |
価格 | 8532円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ファーストパーソンシューター ■ プレイ人数:1人〜 |
- 総合ポイント
- 69
- (難易度)
- 2.60
- レビュー数
- 5
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt |
61pt
GOOD!
原点回帰…ここ何年かはハイジャンプ・ブーストジャンプや壁ばしりなど高機動で、武器も架空仕様な未来戦がテーマの作品が続いていましたが、今回は待望されていた地に足つけて実際にある武器を扱う作品となりました。昔は当たり前だった伏せ撃ち等の動作が強く、プレイすれば昔懐かしく熱かった泥臭いCODが帰ってきたと感じることが出来ます。
warモード…新モードで、目標を達成すると次のマップに移動をしながら次の目標を達成するために戦うと言った感じの、フレンドと一緒に役割分担すると最高に楽しめるモードです。これはこれでアリかなと感じました。
BAD/REQUEST
ラグ…今作は異様に魂抜けするサーバーと全くしないサーバーの2極化していて、過去作以上の回線ゲーとなってしまっている点。ランク戦が実装されて、ランクアップのために同レベルの人と戦うにあたって、味方運も必要であるがよいサーバーに割り振られるかの方がもっと重要となってしまった。同じようなレベル帯の撃ち合いだと回線が良い方の勝ちがほぼ決まってしまっているため、本当にシラケてしまう。
スナイパーライフル…エイムの吸い着きが強めなのと当たり判定がガバガバなせいで、芋砂がわきまくっている。チーデスは過去最低の内容で、ドミネなどのオブジェクトルール以外は地雷モードとなってしまった。
マップ…ちょっと工夫が足りない。入り組みが激しい狭いマップか広い空間が真ん中にあるマップが全体の8割くらいである。3本川マップが必ずしも良いとは思わないが、もうちょっと工夫が欲しい。立体感を建物の2階などで上手に演出するとか、そういう昔のマップでは当たり前にできていたことなんだけど。一部マップは狭すぎてリスポーンがよくないのもある。
COMMENT
オンライン対戦部分のみプレイ。
過去の現代戦をプレイしていた方なら素直に受け入れることが出来る「CODらしさ」を感じることが出来る作品になっていると思う。
しかし見た目の派手さがなく飽きやすいと思うし、少し古臭い感じもしなくはないので、今後開発のスレッジハンマーが面白い要素をどんどん取り入れていけるかで息の長い作品となれるかが決まると思う。
とりあえずは人口も多いので、FPSやりたい方はこの作品でいいかと思います。撃ち合いは面白いので。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt |
69pt
GOOD!
長らく近未来に突き進んでいきたいCODがついに過去戦に還ってきた本作。
舞台は二次対戦のヨーロッパでナチスがお相手です。
映画プライベートライアンなどが好きだと、あんな感じの戦場が楽しめるし
当時の戦場始め、司令部であるとか武器の一つ一つ間でリアルに再現してるので
二次対戦マニアなどにもウケがいいでしょう。
自動回復じゃなくライフ性をとっているが、ここも新鮮で良かったし
作戦を遂行していくながれもただのドンパチばかりと違いメリハリが効いてて良かった。
BAD/REQUEST
マルチはそんなにやってないけど、民度の低さは相当ですね。
なんだってここまで暴言飛んでくるのか?
暴言浴びせたくてやってないか?ってほど。
武器レベルが上がりづらいし、舞台も広大で芋だらけという
初心者じゃまず速攻嫌気がさす状態となってます。
COMMENT
マルチはもはや人を選んでしまうモードになってますね。
並以上の腕前と強いメンタルがないとやっていけないかと。
代わりにキャンペーンは良くできてるし、ゾンビモードも相当難易度高いけど
恐ろしさもあってかなり遊べる。
自分的にはキャンペーンとゾンビで満足したかなと思ってる。
wawといい、やっぱ過去戦のほいがいいね。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 2pt |
88pt
GOOD!
キャンペーンモード
■舞台
・今回のゲームの舞台である第二次世界大戦が、すぐ画面の奥で行われている様な感覚になってしまうほど臨場感や恐怖感で溢れていたと思う。
近年では、未来世界を舞台とした作品が多かったが10年ぶりに第二次世界大戦の戦いを再現した。
■シナリオ
・操作できるのは人間だけだと思っていたが、戦車やジープ、飛行機が操作できたところから
多くの人が戦争に関わっているということがよくわかった。
プレイヤーは、まるで戦争映画の登場人物になったような体験を味わうことができる。
■キャラクター
・今回自分が操作する主人公であるダニエルズは、相棒であるゾフマン、アイエロ、スタイルズたちとノルマンディー上陸作戦からパリ、ライン川まで進軍していく。また、自分たちの上の立場には、ピアソンという鬼軍曹と、ターナーというピアソンの歯止め役がいる。
戦争の中で、民間人を助けたり、手榴弾でケガをした味方を助けたりなど、人情が溢れている行為が見られた。
また、自分には愛人であるヘイゼルが故郷であるテキサスで待っていることから、早く戦争を終えたいという気持ちが出ていた。
今回の敵キャラクターであるドイツ軍は、残虐な行為をゲーム中で行うなど悪役のオーラがとても出ていた。
■マップ
・ノルマンディー上陸作戦では、砂浜の奥にいるドイツ兵が撃ってくる銃、MG42があったり有刺鉄線が沢山置かれているなど、忠実な再現があった。
森のなかではどこに敵が隠れているのかがわからないという恐怖心を常につけてくれたと思う。
■グラフィック
・自分が操作できる時のアニメーションと、映像として操作できないシーンどちらもとてもきれいに描かれていた。
特に雨のシーンや雪に少しだけ土が入っている床など。グラフィックは満点でいいだろう。
■サウンド
・サウンドは2種類ほどしかなかったが、感動する時や戦いに勝った時、なにか悪い時など音楽とタイミングがマッチしていて、その音楽が流れるたびに鳥肌が立っていたのを覚えている。相当良かった。
■バグ
・特に気になる点はなかった。
マルチプレイヤー
■キャラクター
・今回は師団という選択肢が5つあり、そこで、どこの師団に所属するのかを決めることができる。
師団によっては、「師団トレーニング」と呼ばれる特殊能力を持つことができる。アサルトライフルのマガジン数が増えたりスナイパーがL3ボタンで息を止められるようになるなど、一つ一つ異なる特徴を持っていた。
また、今回は「基礎トレーニング」という「師団トレーニング」とは異なる特殊能力を装備できる。
例えば、相手にダメージを与えた際にミニマップに敵を数秒間表示させたり、ダッシュ中のリロードが早くなったりなど。内容次第で立ち回りに大きく影響する。
■グラフィック
・キャンペーンの様に細部まで綺麗に描かれていたと思う。
スコアストリークの臨場感もよく感じられた。
■銃の種類
・アサルトライフル、サブマシンガン、ショットガン、ライトマシンガン、ショットガン、スナイパーの
いつもの5種類になる。また、基礎トレーニングによってランチャーも装備することが可能になる。
BAD/REQUEST
キャンペーンモード
・特になし
マルチプレイヤー
■マップ
・全体的にマップが大きく感じられる。個人的には歩く時間が多すぎると思う。
■バグ
・リー・エンフィールドというスナイパーが山岳師団でないのにエイムアシストが効いてしまうなど細かいバグはあるが、許容範囲だろう。
COMMENT
近年で発売されていた未来戦とは違った、コールオブデューティーの現代戦の楽しさが久しぶりに味わえたと思う。コールオブデューティーを未来戦から始めた人は少し馴染みにくいかもしれないが、陸上戦を昔からプレイしていた人やコールオブデューティーをプレイしたことがない人はぜひ遊んでもらいたい。
GOOD!
第二次世界大戦の欧州(西部)前線を舞台にしたストーリー。
当時の戦争の中で奔走される兵士達の複雑な想いや葛藤がとても良く表現されており、終始もの悲しい雰囲気が出ています。
主人公ダニエルズを通して、戦争中での友情や絶望と向き合いながら、戦いに身を投じていくストーリーはとても感動しました。
シリーズを通して売りである演出も、従来の作品に負けじ劣らずのドキドキハラハラする展開を通して表現されているので、手に汗握る興奮が終始とまりませんでした。
グラフィックがシリーズ最高の出来映え。
ステージ内のオブジェクトや人物などの造りが精巧で、それぞれの質感もうまく表現されています。
金属の光沢感、登場人物の服装や皮膚の汚れ具合など、どれも素晴らしい出来でした。
ステージの雰囲気も、雪が舞う真冬の戦場ではプレイしていて寒さを感じるほど、臨場感がありました。
ステージごとに多種多彩なミッションが用意されているところ。
ストーリーの内容や演出に合わせたステルス行動や乗り物での戦闘など、銃撃戦だけにとどまらないさまざまなミッションが非常に面白かったです。
作中には「英雄的行動」と呼ばれる特定のアクションを行うシステムもあり、味方の救出や要人の排除など、こちらも非常に内容が凝っています。
主人公が所属する部隊の仲間たちによるアイテムの補給システムがとても便利。
敵を倒すなどして、特定の条件を満たすことでゲージが溜まり、ゲージが最大になるとアイテムを受け取ることができます。
もらえるアイテムは弾丸・救急キッド・グレネードがあり、敵を示すシルエットを表示させて攻撃を優位にする効果もあります。
キャンペーンのステージ内に弾薬を補充できる箱が登場します。
弾薬とグレネードの双方に箱が分かれており、ステージによっては火炎瓶(有限)もあります。
FPSではおなじみの収集要素が今作にも健在。
今作では第二次世界大戦中に使用・存在していたものが登場しており、収集物はとても良く造りこまれています。
それぞれ獲得すると、メニュー画面で収集物の解説とオブジェクトを書かう人することができます。
難易度はイージー・レギュラー・ハード・ベテランの4段階。
初心者から上級者まで幅広くプレイすることができます。
音声は英語(原語)と日本語吹き替えの2種類あるところ。
ブラックオプスIIIと同様に両方の言語を選ぶことが再びできるようになりました。
BAD/REQUEST
従来の作品に比べて、難易度が全体的に高め。
敵の攻撃が激しい場面が多く、後述の体力のシステムがゲージ制に変更されたことも相まって、何度もリトライすることが増えました。
難易度イージーでも難しく感じる局面があるため、今までの作品よりも尚更難しく感じてしまいます。
体力のシステムが従来の自動回復制からゲージ制に変更されたことにより、救急キッドがないと体力の回復ができなくなりました。
救急キッドの回復量は体力ゲージの半分しか回復されないため、何かしらダメージを受けるとゲージ満タンでの回復はできなくなります。
負傷した味方を安全な場所まで引きずって救出できる場面があるのですが、この時の操作に少々難があります。
安全地帯まで引きずる際の方向が分かりづらく、なかなか進むことができないこともしばしば。
そのせいで味方が死亡してしまうことがあるので、救出する際の難易度が際立っています。
ドイツ軍が所持している銃器に何故かソ連軍のPPSH-4とSVT-40があるところ。
細かいことを気にしなければ「使える銃器が増えて良い」という側面がありますが、今作には過去作のようなソ連軍のストーリーがないのに、銃器だけが中途半端に登場していると、かえって変に感じます。
個人的にSVT-40を出すなら、ワールドアットウォーで登場したGewehr 43を再登場させて欲しかった。
COMMENT
PS4pro(CUH-7200BB01)・32型液晶TV・HDMI端子使用。
コールオブデューティシリーズは4、ワールドアットウォー(北米版)、モダンウォーフェア2・3、ブラックオプス1・2、ゴースト、アドバンスドウォーフェア、インフィニットウォーフェアをプレイ済みです。
難易度はレギュラーでキャンペーンのみのプレイ。
一通りプレイしましたが、非常に素晴らしい作品でした。
昨今のコールオブデューティは未来戦ばかりが続いていたため、ワールドアットウォー以来の第二次世界大戦モノということで非常に期待していました。
次世代機であるPS4で表現された美麗で臨場感あるグラフィックと演出、欧州前線を舞台に描かれる兵士達の感動的なストーリー、手に汗握る興奮と迫力で飽きないゲームプレイ、などなど。
良いところをあげるとキリがないくらい、「原点回帰」の名に恥じない良作です。
ワールドアットウォーの欧州前線のストーリーは「反撃と復讐に燃えるソ連軍が完膚なきまでにドイツ軍を叩く」という怒涛の展開が多い作風でした。
そちらに比べると、今作のストーリーはもの悲しい雰囲気もあるので、爽快感溢れる戦争劇を求める方にとっては少々物足りないかもしれません。
コールオブデューティシリーズが好きな方、第二次世界大戦のFPSが好きな方にぜひオススメです。