【PS4】リトルウィッチアカデミア 時の魔法と七不思議 レビュー
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2017-11-30 |
価格 | 8208円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ドッキドキーのワックワクーなアクションアドベンチャー ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 60
- (難易度)
- 1.67
- レビュー数
- 3
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
60pt
GOOD!
・戦闘ステージなどもギミックが多彩で、凝ったものとなっています
グラフィックスはいわずもがなリトルウィッチの世界を上手く築いています
・アニメ同様の美しい曲の数々が物語を彩ります
・ネタバレになるので深く書きませんが
エンディングは夢オチや記憶リセットに逃げなかったのは評価できます
BAD/REQUEST
・戦闘はのっぺりとしたファイナルファイトって感じで癖があり
当たり判定がシビアなので思ったように気持ちよく戦えません
・アニメで戦闘描写のあるスーシィやコンスタンツェ以外のキャラも
魔法乱発の無双魔女状態になります
特にアッコが常に覚醒状態なのは無理がある気がします
COMMENT
キャラも生き生きしてるし世界も良い具合に作ってあるものの
全体にささっと仕上げたようなやっつけ感を感じてしまいました
よくも悪くもファン向けです
それ以外だと小学生くらいの子供がやるには
シンプル操作でいいかもしれません
大人がやるには操作が単調すぎて飽きてやすいかもしれません
ただ、個人的にはよく作ってくれたという思いです
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt |
45pt
GOOD!
アニメ視聴してるならより楽しめそうだが、
アニメ同様にルーナノヴァが舞台となっていて、その学園が忠実に再現されてる。
カフェや図書館とあっちこっち移動して七不思議を解き明かすというもん
シナリオはゲームオリジナルとなっている。このできは人それぞれでしょうけど無難ではないかな、と。
サブクエなどもちょこちょこあるのでやり込める。
キャラクターたちもアニメのように動くのだが、これもなかなかのクオリティ。
BAD/REQUEST
アドベンチャーシーンも何かと移動が挟まれるし、さらにロードもいちいち発生するので
テンポがかなり悪くなっている。
肝心のバトルももっさり動作で爽快感が欠如。あげくに敵が数体でるだけでカクついてしまう体たらくぶり。
なんだか一昔前のアクションみたいな出来。
COMMENT
アニメ好きな人へのファンディスク的な位置付けとなるかな。
原作知らん人は手にすることもないだろうし、
アクション部分が致命的につまんないのでゲームとしてもダメ。
あくまでこの作品好きな人が雰囲気を楽しめればいいくらいのものではないかな。
GOOD!
まず舞台となる魔法学院の作り込みが意外と作り込まれている。
原作アニメだけでは全体構造は少々把握しづらかったが、本来はこういう形だったのか、と色々面白い発見もあった。
キャラの立ち絵や性格などもアニメに忠実で、特にアッコ、スーシィ、ダイアナ、アマンダなどメインキャラはアニメのまんま。
アニメをそのまましっかりゲームに反映されている形なので、
キャラゲーでよくある「黒歴史作品」と言ったモノを警戒せずにプレイできたのはとてもうれしかった。
BAD/REQUEST
戦闘システム、ベルトアクション方式の戦闘で、魔法を駆使して進んでいく。
魔法のバリエーションも多く、キャラごとに専用の魔法が用意されていたり、エフェクトもしっかりしている為、ここの点はむしろgood。
ただ、当たり判定が意外とシビア。敵の真横をすり抜けることもあるので慣れるまで少し大変。
味方NPCのAIも、前方にいる敵に対し、自分の周囲にのみ展開する魔法を詠唱して結果スカる、みたいなことも偶にある為少々残念気味。
メインとなるダンジョンとサブのダンジョンに分けられるが、サブのダンジョンは早いと1週5分かからない程度の広さ。
サクサクと周回するには良いが、このサブダンジョンのボリュームは好き嫌いが別れそう。
画面切り替えによる細かいロード(1秒から2秒程度)がアドベンチャーパートで多い。
goodの点で学院の作り込みがしっかりしていると書いたが、1つ1つのエリアを移動する際に短い読みこみが発生することも多い。
目に見えてbadとは言えないが、少し気になった。
PS4の最新ゲームではシームレスに移動できるオープンワールド作品も多く出てきている為、それを基準として見てしまっていたからかもしれないが、
切り替えがもっと早ければなぁと思わないでもない。
COMMENT
意外と硬派な作り込み。ダンジョン要素3割4割、アドベンチャーパート6割7割といったバランス
アニメ原作のキャラゲーだけあって、やはり原作ファン向けなのは間違いない。
ただ、キャラの説明などは作中でされているので、このゲームからでも可能。
細かい所の作り込みの甘さ等で多少不満は残るが、全体的に見るとキャラゲーの括りの中ではかなり作り込まれている部類だと言える。
特に昨今評価の悪いキャラゲーを連発してるバンナムのゲームとして見ると、良い意味で予想を大きく外された出来。