オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt |
67pt
GOOD!
■進化したグラフィック
まぁ当然なことですが
無印2と比較すれば桁違いにグラフィックがいいですね(笑
ただ残念なのは…(悪い方で
■如く0からのファンサービス満載
極2からの新要素として
前日譚の真嶋編やキャバクラなどが追加されたが
そのどちらも、如く0経験者であれば
非常にニヤリとさせられる、ご褒美的な内容になっている
マコトちゃん然り、ユキちゃん然り
■まさに集大成と呼べる、豊富なやり込み要素
前作の6で「サブ要素が少ない」という不満受けてか
今作では、長期に楽しめるやり込みやミニゲームが一気に増えた
キャバクラ&クランクリエーターを筆頭に
闘技場、用心棒ミッション、強敵エンカウント、各種ミニゲーム
そして6にあった
トークイベントをサブの合間に導入したりなど
まさに集大成と呼べる内容に
武器集めも楽しめるようになったしね
BAD/REQUEST
■新星町MAPの削除
本編のとあるストーリー展開から
無印版の2では「神室町」と「蒼天堀」に続く
第3の探索MAPである「新星町」に立ち寄るというシナリオになってたのですが
この極2では
「蒼天堀で全てが解決する」という方向に流れが改変され
新星町MAPが丸々削除となり、当然そこで起こるはずだったイベントも消えてしまった…
それほど規模のあるエリアじゃないけど
「通天閣に上れたり」2でしか見られないMAPだっただけに
まさかの削除には非常にガッカリさせられた
PS4のクオリティで見られるのを凄い楽しみにしてたのに…
建物の屋上とか、新エリアを増設するより
まず完全再現から進めようよ…
おそらく今作最大の不満点だと思う
■意外と短い真嶋編
上記にも書いたように
今作では、前作「極」で追加された
錦山のエピソードと同じく
2の始まりから少し遡った
真嶋の兄さんの前日譚エピソードが見られる
ストーリー自体は、如く0のファンサービス性が強く
短いながらも綺麗に纏まってたのですが
やはり全16章の本編に対して
たったの3章しかないというのはちょっとボリューム不足に感じた
せめて後2、3章はあって良かったと思う
■一部施設のMAP未表記
MAPには大抵
店舗名や施設名が表記されてるのですが
「フォーシャイン」や「鍼灸院」に「デボラ」といった
やりこみ要素やステータス強化イベントに関わる一部の施設については
なぜかMAPに施設の名称が表記されていない
※扉(入れる)マークはあるが、何があるかは分からない
明確な強制イベントがあるフォーシャイン(キャバクラ)はともかく
鍼灸院(技習得)や、デボラ(用心棒ミッション)は、たまたま見つけたというレベルで
下手するとクリアまで気付かなかった可能性も…
COMMENT
ということで
1のリメイクとなった「極」に続いて
2のリメイクとなった今作「極2」
概ねは正当な進化を遂げ
6の失敗から色々と学んだ形になっていたと思います
が、悪い点に書いたように
「新星町」マップの削除だけが解せませんでしたね
昔とは違い
ひとつひとつリアルな店舗を表現しないと行けないとか
色々と手間や金がかかる、大人の事情があったのかもですけど
やはり、他シリーズにない
2だけの見所ポイントでもあっただけに
再現の上を行くのでなく
元々あったものを削ってしまった、というのは
大きなマイナス点でした
1の「極」でもそうでしたが
何かしら変なとこでケチがつくのが残念ですね
でもまぁ満足度は高めです
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
68pt
GOOD!
シリーズは過去に一作品やった程度なんだけど、なんか難しかった印象が強い。
今回は総じて難易度が低くなっているため、ミッションもすんなり達成できる場合が多いし
わりとサクサク進んでいけるので助かった。
人物描写などはリアルの一言。実在の俳優さんをベースにしてモデリングしてるようで
本物そっくりみたいになってる!ボイスまで当人がやってるんだとか。
街並みもよくできている。遥ちゃんがかわいい。
BAD/REQUEST
戦闘が雑魚のくせにやたら硬いしガードしてくるし、ここはどうにかならなかったか。
あと極みがなかなかタイミングが難しい。つか戦闘自体がイマイチつまんない出来。
BGMもイマイチ合わなかったかな。今風なんだろうけど、コレジャナイ感がある。
COMMENT
これってリメイクみたいで、元はやってないから比較はできないけど、
PS3でやったナンバーと比べてもグラフィックのレベルが圧倒的に違う。
まあここまでよく作り上げたもんだ。シリーズは相当続いてるけど、
これだけの質のものを製作できるってのはやはりすごい。さすがはセガ!
GOOD!
■発売順で前作にあたる『6』から引き継がれている街のシームレス化と、細部まで作り込まれた
グラフィックは今作も健在。
良い所をそのまま取り込んでくれているので、プレしていて楽しみが増します。
前作で不満点に上がっていた『チャンピオン街』等の削除されていた箇所も、本作ではおおむね復活しているので、
その点は有難いですね。
(もっとも、元々サブでも結構使われていた場所なので、ここを削られていたらメインでの話もややこしくなって
しまいますが・・・)
出来れば大阪も完全再現してくれていたらもっと良かったのですが。
■システム面も『6』から引き継いだ要素がメインです。ロードを少なくしたシームレス化もそうですが、
食事による経験値増加・食事コンボによるボーナス等は好きなシステムですね。
以前は結構面倒くさかったお酒の注文も、一気に選べて手っ取り早くコンプリート出来るようになったのは
地味に嬉しい所。
■前作では大不評だった数々のサブ要素・ミニゲーム要素の撤廃ですが、その声が届いたのか今作は
一気にボリュームが増しました。
まぁ多いから決して良いとは言えませんが、数あるレビューを見た限りでは好評な様子。
確かに遊ぶ要素は少ないよりは多い方が良いとは私も思います。
個人的に楽しめたかどうかは別として、ユーザーにメイン以外での選択肢を多く与えているという意味では
プラスだと思います。
■過去作『如く0』で好評だったサブ要素『水商売アイランド』の導入は大賛成&高評価。
シリーズで唯一楽しめたサブ要素で、内容は単純なのにひじょうに楽しめる作りは、これだけで別ストーリーを
作ってDLCで売ってもいいのではと思うほど。
まぁ流れは『0』と似通ってはいますが、面白さは健在でした。
もう1つのサブ要素『クランクリエイター』は、ゲーム性はともかくとして、歴代のレジェンドレスラーを
起用したのは、その世代をよく知る私としては個人的には嬉しかった点ではあります。
それぞれの特徴を活かした桐生さんとの絡みも楽しめましたしね。
ただ、好印象はその点だけだったのでこちらはBADの方が多いかも・・・。
■今作も一部キャラを芸能人に変更して起用しておりますが、この点はリメイク元のPS2版、
PS3HD版をプレイしたユーザーからしたら結構賛否が分かれている模様です。
確かに一部のキャラに関してはやや疑問に思う点もありますが、個人的にはさほど違和感なく入り込めたので
特に問題ない起用だったと思います。
ただ、思い入れが強い方には点数を下げる要素かもしれませんね。
■おまけ要素でもある『真島編』の追加シナリオは、『0』をプレイした人ならほとんどが楽しめる要素。
私も0のエンディングの終わり方は気になっていた箇所だったので、そこが良い意味で補完できたのは
ひじょうに高評価です。
ただ、逆に0をプレイしていない人には何ら面白みのない特典とも言えます。
完全に0プレイユーザー限定なので、それ以外の方はほぼ加点にはならないから評価は分かれるかも
しれませんね。
■個人的に、PS3のHD版で超絶鬼畜仕様だったクリア後要素の『遥のおねだり』が大分緩和されて
いたのは、プラチナ獲得を目指している身としてはひじょうに有難い所。
HD版のは子供じゃなければアルティメットモードで粉砕してやりたいくらい腹が立つ鬼畜仕様
だっただけに、今作は大分余裕を持って出来ました。
BAD/REQUEST
■グラフィックは確かに前作から引き続き良くなっていて楽しめましが、その反面、良いだけに
粗い所が目立つ結果になっています。
椅子等の一部のオブジェクトだけ、ちょっと触っただけで粉砕されてしまう謎仕様にしていたり、
桐生さん・敵共に吹き飛ばされた時にたまに異様な軟体仕様で倒れこんだり等々。
特に桐生さんは伝説の極道『堂島の龍』と言われているのに、あなたの体幹はないの??と
真顔で聞きたくなる時があるくらい、何だか気持ち悪いぐんにゃりモーションを見せられると
100年の恋も冷める勢いです。
グラフィックが綺麗になっただけに気持ち悪いと思える箇所が所々あったのは、しっかりと
作り込んだと思えるからこそ余計に目立ってしまい残念。
■サブ要素・ミニゲーム要素は今までの膨大な量に戻りましたが、だからプラスになったとは
決して思えません。
個人的には『シリーズ恒例のただの水増し感』が戻ってきただけに思えました。
特に今作の『トイレッツ』『用心棒ミッション』『クランクリエイター』は本当に無駄な要素。
用心棒は全26ステージですが、難易度で分けてあるので含めると全78ステージと膨大。
まぁ最終的には良いアイテムが手に入るとは言え、そこに辿り着くまでどれだけ時間をロス
しなければならなかったか・・・。
『クランクリエイター』は全作より操作性が悪くなり、面白さも減った印象。
というか、素より『6』の初出からそこまで面白い印象はなかったのですが・・・。
歴代レスラーは良い味を出してます。会話も面白いです。ですが、システムが作業感強すぎて
面白さに繋がっておらず。
投げ出したいけど、トロフィーの為に無駄に延々とさせられていたので、もはや腹立たしさしか
残っていないというのが印象です。
『トイレッツ』に至っては貰えるアイテムもしょぼすぎて、もはや容量の無駄遣い。
ほかギャンブルやスポーツ・ゲーセン等のミニゲームも、どれも使い回しで真新しさは微塵も
ないから、する前からもうお腹一杯。
グラビア撮影等の新しめの要素も、特に良い印象はまるでなし。
しかしどれも全て一通りプレイしないと、『達成目録』を埋める事が出来ず=トロフィー獲得できず
なので、嫌だが無理やりプレイしなければならないという心から無駄に思える仕様は相変わらず。
まぁこの点は入れ込んでも入れ込まなくてもユーザーから何らか批判される要素ではあるので
若干同情する点ではありますが、個人的にはこれだけでメインの存在を忘れるくらい数十時間
プレイせざるを得なかったので大減点。
一応メイン重視にしたい方のために、クリア後に達成出来る配慮もなされてはいますが、
最終的にはプラチナ目指している人は有無を言わさず強制的にさせられるという意味では、
やはり減点にしかなりません。
もうお願いだからミニゲームはトロフィー要素にガッツリ絡ませないでほしいですね。
本当に無駄な要素です。
■基本的に芸能人の起用は、個人としては有りだと思います。が、それは『0』や『6』みたいに
完全新作の場合であって、本作みたいにリメイク作品での芸能人差し替えだと、やはりキャラによっては
違和感が出てきます。
制作とユーザーでは、どうしても利益や色々な思惑で合致しないのは分かりますが、出来れば大元や原作が
ある作品に限っては、出来るだけ大元の作品を大事にして頂けたらなとは思いますね。
今作も瓦次郎=寺島進さんはおおむね好評ですが、近江連合高島=白竜さんはかなり不評。
それは大元キャラと起用俳優さんの雰囲気があまりにも違い過ぎるからかと。
折角あの白竜さんを起用してこれでは、白竜さんが勿体なさすぎです。
当然ご本人さんには何ら不備はありませんが、ユーザーはそこはお構いなく叩くケースが多いのも現状。
出来ればもう少し大元に乗っ取った人を起用するべきではと思います。
COMMENT
『6 最終章』では殊の外不評だった点を出来るだけ改善し、総じてバランスの良い作り・ボリュームで
仕上げてきているので、トータルとしてみたら良い印象が多いです。
どのゲームでもそうですが、一長一短は必ずあるのでここは最高なのにあそこが足を引っ張るなんていうのは
多々あります。
が、悪い所を差しい引いても今作は面白さが少し勝ったかなという感じはします。
というより、最終章と位置付けた『6』があまりにもバランス・ボリューム共に悪かったので、少し甘めな
評価になっているのかもしれません。
とは言え、前話にあたる『極』に続きシリーズ物がこうしてリメイクされていくのは、ファンには嬉しい所。
もしかしたら『3』以降も今後リメイクされるのかなという期待を否が応でもしてしまいます。
ただ、出来ればもう使い回しのミニゲーム集は切り捨てて、水商売アイランドの様な良質で違う要素のもので
時間を使わせてほしいです。
如くシリーズはただでさえ『神室町』をメインとしているので使い回し感が半端ないのですから、どうにか
斬新な切替えをしてくれると、個人的には嬉しいですね。
あと、もうそろそろメインストーリー約10時間:サブ、ミニゲーム要素70~90時間という負のプレイ
時間割合をどこかで変えてほしいですね。
メインのおかず1に対しご飯が9割の弁当なんておかしいでしょ。