【PS4】真・三國無双8 レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2018-02-08 |
価格 | 8424円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル 暴力 恋愛 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:タクティカルアクション ■ プレイ人数:1人 PS4 Pro ENHANCED:PlayStation 4 Proでプレイすると一部の映像表現が強化されます |
- 総合ポイント
- 51
- (難易度)
- 1.77
- レビュー数
- 13
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt |
60pt
GOOD!
【チャレンジ】
ゲームの面白さとは別になってしまうが、完成したフォーマットでキャラ追加、グラちょっと向上させた続編でも一定数は売れたであろうタイトルで、真・三国無双5という挑戦に失敗した前例にもめげず、システムやアクションの進化を模索しチャレンジした姿勢は評価したい。ガンダムの枠を広げたGガンのような存在になれば良いが、それは今後の取り組み次第。
【ボリューム】
キャラによってシナリオの長短はあるが、7人のストーリークリアで100時間超え。まだ全マップを埋め切れていない。詳しくはBADで述べるが、少なくとも自分にとっては100時間は遊べる内容とボリュームだった。
【グラフィック】
同一画面に多数のオブジェクト表示が宿命づけられている作品なので、個々のオブジェクトを注視すると粗いのは否めない。しかし、天候や時刻の移り変わりに合わせた光の表現は印象的で、ウィッチャー3などとは違った没入感を感じられた。
BAD/REQUEST
【単調さ】
最初の2~30時間、キャラ2人目くらいまでは非常に楽しい。しかし、ある時点で結局同じことの繰り返しであることに気づき、それ以降は作業感が非常に高まる。プレイ前半と後半とで評価が大きく変わるのではないだろうか。
ステージはそこまで単調ではないと感じたが、サブミッションは本当に両手の指で足りるのではないかと思うほどにバリエーションに乏しい。実質「〇〇を倒せ」「〇〇を採集して渡せ」しかないと言っても過言ではない。
【気配りの代償】
鍵縄システムや状況に応じて自動で攻撃が切り替わる新戦闘システムは、ユーザーのストレス軽減がメインの目的の、日本企業らしい「気配り」によるものと思われる。
しかし、皮肉なことに、それのせいでウリの一つである攻城戦は、味方の門突破を支援しても時間がかかるだけで、単身乗り込んでもほとんど戦闘上のペナがないため、「味方を置き去りに単身鍵縄使って乗り込み、城門そっちのけで敵将を速攻で倒す」のが最善手となってしまい、攻撃したい対象とは明後日の方向にすっ飛んでいってザコを攻撃する、なんて状況が発生。かえってマイナスとなっている部分がある。
【キャラの特徴付け】
キャラを立たせるため、特定のセリフやこだわりを設定するのは良いが、「お前ぇ、それしかアイデンティティないのかよ!」と突っ込みたくなるほど、特定単語を連呼する場面が多くウンザリ。典型的なのが「軍神」関連。子は「軍神の子」を連呼する以外に特徴らしい特徴はなく、敵は敵で「軍神関羽」を連呼し、敵のことを軍神軍神持ち上げて「強大な敵だけど頑張ろうね!」みたいな自軍の士気を下げるようなダメ指揮官ばかり。
【史実に合わせようとして破綻】
今回、史実(演義ベースだろうが)に合わせて、シナリオモードではキャラごとにプレイできるシナリオが制限されている。その取り組み自体を否定するつもりはないが、「今後の奮闘を口にしていた武将が、次のシナリオでは説明セリフで病死退場」、「敵を追い詰めて策を封じたはずなのに、イベント突入でプレイヤーの努力をあざ笑うように史実どおりの敗戦イベント突入」、「史実では敗戦で投降し評価が地に落ちた武将を厳格キャラと設定し、投降イベント後のフォローもないので、『なんで突然降伏申し入れてんの?』といった矛盾・唐突さを感じる場面が多々」といった問題点が発生。
COMMENT
自分は、4,000円くらいまで値が下がり、当初に比べてかなりマトモになったとされるver1.08適用後に購入・プレイしているので、発売日に購入した人に比べてかなり甘い評価になっていると思う。個人的には、十分元は取れたと思っている。
全体的に、5段階評価で2点の要素と4点の要素ばかりで、平均すると3点、といった感じ。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt |
44pt
GOOD!
女性キャラがかわいい。
オープンワールドでどこまでも行ける。
町もフィールとつながって構築されている。
城壁前で敵味方大勢入り乱れる中で、はしご車や衝車などの兵器が動くので、大迫力の攻城戦が楽しめる。
大勢の中で大暴れする爽快感はシリーズ安定。
BAD/REQUEST
作りが荒い。
マップは広いが、どこまで行っても同じ山林が続くだけなので、歩き回って探索する気になれない。
平地はまだいいが、段差の処理が荒く、動きがガックガクになる。
水に落ちた時や狭い家のカドなどでもガクガクした動きになる。
高い所から飛び降りても直立姿勢のままだし、スっと着地。
はしご車などの兵器は攻撃していると壊せるのですが、壊れるモーションがなく、こつ然と消えてしまう。
そして空中に浮いた兵士だけが残る。
最新ゲームのはずなのに、動きの粗さがレトロゲームのよう。
これからブラッシュアップして、ちゃんとしたゲームになる、作りかけのような印象。
COMMENT
シリーズは10作品程度プレイ済み。
かなり期待していたので残念な出来でした。
マップを広くすることに力を入れすぎて、他に手が回っていません。
そしてブラッシュアップ前に発売してしまった。
次はちゃんと完成させてほしい。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 0pt | 2pt | 2pt | 2pt | 4pt | 2pt |
46pt
GOOD!
無双シリーズはほとんどプレーしています。最近の作品も文句を言いつつも発売日に買っています。
ファストトラベル時のロードが短いです。しかし移動後に周囲のオブジェクトが湧き始めたりするので暗転時間が短いだけで読み込めてないのは困りものですが。
武将のモデリング(特に女性キャラの胸元)は作り込んでます。
BADに悪い面を沢山書いてますがこのオープンワールドのシステムをブラッシュアップして次作を作ってほしいとは思っています。
BAD/REQUEST
グラフィック 0点
間違いなく現在までプレーしたPS4のゲームで1番チープなグラフィックです。
PS4PROで4Kテレビでプレーしています。フレームレート優先からグラフィック優先に変えても印象はさして変わりませんでした。
まずフィールドのオブジェクトが異様に少ないです。率直に言ってPS3のレッドデッドリデンプションの方が遥かに綺麗でした。
更に移動に画面のテクスチャの書き換えが追従できずボケたような床がワンテンポ遅れて高解像度のものに貼り変わる事が非常に多いです。
修正のアップデートもありましたが焼け石に水です。今作では弓で猛獣や山賊狩りをするとレベルアップの効率が良いのですが遠方から弓で撃ったターゲットが表示されたり消えたりを繰り返したりします。ゲーム性に関わっちゃ駄目でしょう。
練り込めてないオープンワールド化
オープンワールドとゲーム性が合っているように思えませんでした。
三國無双シリーズは「一騎当千の爽快感」と「戦場を如何に駆け回って獅子奮迅の活躍をするかという戦略性」がゲームの肝であると思っています。
今作ではファストトラベルが可能なので中国大陸をワープしまくって敵陣近くに行って武将を撃破して回れてしまうのでミッションの一覧を端から埋めていくという作業感が強いのが残念です。
オープンワールドにした事で動植物、鉱物素材の収集要素を入れましたが仲間が戦場で戦っている最中に釣りや狩りに興じる事に違和感があり過ぎです。
効率を求めると特定の場所で釣りをするとあっけなく最強武器がゴロゴロ作れてしまうのも楽しみを減らす要因になっています。
熱中度 2点
自由度、アクションなど面白い点もありますが同じ展開で進む話を繰り返すだけでリプレー性が低いです。
従来の無双であれば「赤壁で曹操が勝ったら」「劉備3兄弟が揃い踏みでもう少し生きていたら」という「IF」の歴史を見るのが楽しかった、「負けた戦いを俺が勝たせる」はプレーする上での大きなモチベーションになっていました。
しかし今回はどんなに自分が頑張ろうが戦闘パートの後に流れるデモシーンは変わりません。これでは何度もプレーする気になれません。
COMMENT
PS4PRO 4Kテレビでプレー。
グラフィックはいい加減にしろと言いたくなるほど酷いです。
新世代の三國無双を作る過程のベータ版を売りつけられた気分です。
GOOD!
三国無双シリーズ最大級の武将数。
全てが操作可能!
しかも各武将に専用のエンディングを完備。
ぶっちゃけowだし武将も多すぎるしってんで
勢力ごとのエンディングだろうって思ってたから嬉しい誤算。
女武将に可愛いのや美人が多いし
服装なんか新しいデザインになってるけどシックリきてた。
シリーズ古参の貂蝉がヤラシすぎる。
董卓化け物みたいになってて董卓らしい!
あと落下死がない、死どころかノーダメなのも良い。
この手のowはたいてい落下ダメージがあって高所からだとそれは半端ない。
ちょい前にやってたホライゾンなんか死因の一番は落下死って有様で
イライラしてたからこれは助かった。馬もノーダメ。
BAD/REQUEST
散々言われてる最大の売りらしいowがてんでダメ。
ほんと広大なんだけどスカスカすぎて移動してて全然ツマンナイ。
どこ行こうが同じような風景だし、何があるわけでもない山や森とか
そんなのばっか。たまに更地にデデーンと城塞があってという具合。この城塞も
見た目も場内も大きさ違えどほぼコピペという有様。
そもそも一画面内の物の数が少ないからスカスカな印象が強まる。
こういうと二千年まえの中国なんだしモノなくて当然だろ!って言われそうだが
紀元前一万年前描いた原始時代の方が本作より画が華やかなんだが、コレ如何に?
FCプライマルのことだけど。同じ森一つとっても密度が違いすぎてる。
OWものは洋ゲーで食傷気味なほど定番化してて、psユーザーはいろんなowをすでにプレイ済みな人が多いだろうから
いまさらこんな出来損ないなOWを売りにされても満足できない。
自分がこれまでやったowゲームで、何もないという理由で本作は最低のowだった
広大さも裏目に出ている。
トロフィーで75パー埋めろってのがあったんで馬で走りまくってたけどほんとしんどかったし
鉤縄。城壁に引っ掛けて単独で城内に潜入できるんだが
これしか入る方法がないからノーペナルティだし。誰でも何度でも簡単にできる。
それならさぁ、「最初から門扉開けてりゃいいんじゃね?」って思うのね。
結局ただ門からの進入が城壁登るルートになっただけってお話でした。
COMMENT
個人的にOW化は大失敗だったと思う。全てにおいてOW行かせていない。
予算や技術の問題が大きいんだろうけど、このジャンルは洋ゲーで凄まじいのが溢れてるから
いまさら小手先だけで作ってみてもインディーズゲーよりひどくなってしまうし
その通りになってる。OWにリソースかけたせいか動きもカクカクだし映像もいまいちだそう
ユーザーが望んでて無双のメリットがOWで破壊された悲惨な結果となっている。
次出るオロチ3は今まで通りの形らしい。OW化は2度としないで!