オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 3pt | 3pt |
53pt
GOOD!
スパイダーマンのウェブアクションを体験できる。
ストーリーを追うだけなら次々と新しいアクションが体験できる。
スーツを変えると様々な場面でちゃんと反映されているのが嬉しい。
敵の攻撃を華麗に避けて反撃!というのもスキルを獲得したらできる。爽快。
クリア後も寄り道を残しておくとそれがこなせる。
BAD/REQUEST
ストーリー。個人的には敵になってほしくないキャラが敵になり、結末も爽快でない。
ストーリー。あまり触れられていないが、触れられていないくらい薄い。それがその理由か。
敵は最低ランクまで落とさないと強い。難しい。
レベルを上げてもスキルを手に入れても結局はネット拘束、攻撃のパターンで飽きる。
COMMENT
スパイダーマンを全く予備知識なくプレイしました。
そのような方におススメか?と言えば「そうではない」と言えます。
高評価を当てにして買うものでもないです。
人を選ぶ、というかスパイダーマンの予備知識があるかないかで満足度はかなり異なると思います。
知ってるよね、前提で物語が進むので、知識のない私としては追いつくことができませんでした。
アクション部分に関しては、飽きやすいけど爽快感がある、とまでは言えます。
20時間を適当にそこそこワクワクハラハラして潰したい、そういった方にはおススメかも知れません。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 3pt | 3pt | 1pt | 0pt | 4pt |
41pt
GOOD!
・グラフィック
グラフィックは文句なく凄い。カットによっては完全な実写にしか見えないレベルは凄いとしか言いようがない。
・丁寧な日本語化
オープンワールド…というだけで免罪符のように「英語音声・中途半端な日本語字幕」をやってのける中で、まぁここまで丁寧な日本語化は本当に珍しい。この仕事量は尊敬に値する。
・中盤までは…
良くも悪くも海外のオープンワールドゲー。
メインイベントの量も「某国産ほぼ毎年発売してた狭いオープンゲー」に爪の垢でも飲ませるべき量で、更にそこからサブイベント…なので、自分の中で「もう良いや…」と思った所がまだまだ序盤だったのはびっくり。
BAD/REQUEST
・つまらない戦闘
バットマンもそうだけど…少ない敵をただ倒しづらく(敵によって倒し方がある程度決まる)して、物量で押すだけ。
ここのメーカーの他機種ソフト、サンセットオーバードライブもそうだけどなんでここまで町並みや表情などのグラフィックにここまでの労力を割くのに敵AI(ボス含む)をこんな陳腐で雑な手抜きをするのか本当に理解出来ない。
挙句の果てが歪なライフ減少によるサクサク殺して、再挑戦したらゲームプレイ時間伸びるよね~♪の安直ボリューム盛り。いらないって…
そもそも難易度選択させてなんで最低難易度で瞬殺されまくるのさ?
で、レベルが上っていろんな攻撃ができるようになれば、それを相殺してさらに上回る敵性能つけて物量押し…ってファミコン世代の雑さが未だに抜けてない。
このゲームバランスの悪さはゲーマーには理解不能なんでしょうが、とりあえずゲームで遊んでみたい、な人には非常識レベル。
なのでこの点のみで快適さ0点にしてます。
・鬱陶しい慣性
リアルさって慣性出しときゃリアルに見えるんでしょ?と言わんばかりの先行入力が残って無駄な動きになったり、ストレスの溜まるゴキブリ操作になる。
滑空が気持ちいいよ!と言う人ならセインツロウ4やったほうが良いんじゃないか?と思う。
スピード感や滑空力など正直セインツロウ4の足元にも及ばない。(だからといって全てが上まってると言ってるわけじゃない)
・無駄なイベント
敵も物量ならイベントも物量…
確かにGOODに「たくさんある」と書いたが、10数種類をコピペして数個ずつ各エリアに適当配置だからまるで賢者タイムでプチプチ潰してるようなもの。数を増やせばいいってもんじゃなく、引き算の美学があると思うはずだが…
COMMENT
アクションゲームが得意な人には間違いなくオススメな出来。
が、「なんか人気あるんだって?」と普段ゲームをしない人が手を出すと、スーパーヒーローものやってるはずなのにスライムベス並みにヘボ雑魚キャラにしかならない基本性能の低さが足を引っ張るどころか、完全に癌そのもの。
大抵オープンワールドだから、で難易度設定させない手抜きをする事が多い中で、せっかく難易度設定を入れてるのになんで「(EASY)目を瞑っててもクリアできるストーリーを楽しみたいだけ」→「(NORMAL)開発者想定の爽快さと厳しさを感じられる」→「(HARD)口だけゲーマーさん。クリアできるならやってみたら(笑)」ぐらい、もしくは各中間難易度の5種ぐらい作る労力をやればゲーマー以外の裾野が広がるのになんでそういう手間はやらないんだろう…?ゲームの面白さに直結する部分なのに…
といつも思わされる。
「俺はアクション得意だぜ!」と言う人は高評価のレビューのみを、「アクションは普通~苦手。人気ソフトらしいけど?」は自分のレビューを参考にしてみれば?と思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 2pt |
96pt
GOOD!
〇圧倒的な操作性の快適さ
とにかく移動が楽しい。これに尽きる。
オープンワールドのゲームは世界が広がり細部のクオリティが良くなっていくと、どうしても移動が面倒になるというジレンマを抱えている。
ゲーム性を取るか、世界観を取るか。
しかし本作においてはその問題点はなく、移動が面白いというオープンワールドゲーとしては快挙とも言える偉業を成し遂げている。
単純に移動速度が速い程度ならいくつもあったが、本作はただ移動にも複数の要素を組み合わせており、ビルの合間を縫うように飛んだり、地面ズレスレを通り抜けたりと、これぞまさしくスパイダーマンな動きを再現している。
恐らくオープンワールドの世界としてはまあまあ広いと思われる本作の舞台ニューヨークだが、この動きの快適さ、あるいはスピード感のおかげか、むしろ狭いとさえ思えてくる。
ファストトラベルも用意されているが、ちょっとの移動距離ならむしろ自分で移動しようという気持ちになり、実際FTを使わない人も多いのではないだろうか。
ただFTのカットシーン自体はシュールなので、ぜひ一度は見てほしいものではある。
〇より直感的になった戦闘パート
戦闘システムは同社製作の『バットマンアーカム』シリーズとほぼ同じである。
しかしスパイダーマンに合わせていくつか変更点があり、これらの要素が非常にマッチしている。
敵の攻撃は比較的激しく、特に銃撃を受けるといかにスーパーヒーローと言えどすぐに蜂の巣になってしまう。
しかし敵の攻撃を上手く回避し、スパイダーマンらしい多種多様な攻撃とヒーローらしい様々なガジェットを組み合わせる事で、非常にアクロバティックな戦闘を実現している。
戦闘部分の貧弱さもまた、オープンワールドゲーの弱点であったが、本作はそれらを見事に改善している。
またアメコミ特有の特徴的なヴィラン戦も上手く表現しており、強力な攻撃をうまく回避しての戦闘や、スパイダーマンらしく一切地上を使わない空中戦など、同じシステムでもアイディア次第で様々なシーンを作り出している。
〇Marvelファンにもたまらない演出の数々
マーベルと言えば、近年はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)という事で、様々なヒーローを同一世界観で描くという試みを行っている。
『アイアンマン』や『ドクターストレンジ』、『アベンジャーズ』などがそれに当たる。
本作はもちろん映画作品ではないので、MCUの一つではないものの、ちょっとしたクロスオーバー部分はあり、ファンならニヤリとする場面もあるだろう、
会話の端々にはアベンジャーズの話は出てくるし、一部のサイドストーリーは明らかに伏線めいた話もある。
またニューヨークのヒーロー達の溜まり場と言えばヘルズキッチンがあるが、本作にもきちんと再現されており、ネルソン&マードック法律事務所(デアデビル)やエイリアス探偵事務所(ジェシカ・ジョーンズ)も街中に存在している。
く他にもファンならニヤリとする場面は多数あるので、そういう小ネタを探すのも楽しい作品である。
BAD/REQUEST
×ややファン向け要素が強い
本作は主人公ピーターが既にスパイダーマンとして活躍している世界でスタートする。
その為、前提知識がない人にはよく分からない展開も多いだろう。
できれば近年の映画作品をいくつか見ておくといいだろう。
まあスパイダーマン自体、そこまで複雑な設定のある作品でもない為、根幹設定くらい知ってれば十分ついていけるだろうけど。
×若干ボリュームが少ない
メインストーリーだけならばややボリュームが足りない。
とはいえ本作はメインとサイドストーリーが絡み合っている為、ただメインだけを進める人も少ないだろうが。
また登場ヴィランにしても、もう少し出してほしかった、というのが本音ではある。
一応有名どころは大体登場してはいるものの、やや消化不良ではある。
特に本筋に関わらないサイドストーリーに関しては登場ヴィランが少ない為、この辺は残念なところ。
まあ一作目にあたる今作で今後のキャラを使う訳にもいかなかった、というのがあるだろうし、この辺は次回作以降に期待したいところである。
×他ヒーローとの絡みが見たかった
これはBADというよりただの願望に近いが、残念ながらクロスオーバーな展開はない。
まあ「スパイダーマン」のタイトルを冠しているのに「アイアンマン」が出てくるとは思えないが、折角のマーベル作品なんだしサイドストーリーでちょろっとくらいは出してくれるかと期待してしまった。
まあこればっかりはいかんともしがたい部分があるので、単なるいちファンの戯言ではある。
COMMENT
非常にハイクオリティな作品である。
移動と戦闘というオープンワールドにとってのボトルネック部分をうまく解消しており、それらを長所にした点は見事というしかない。
この手のゲームによくある収集要素というのは面倒なだけでしかない事も多いが、本作はむしろもっとたくさん配置してくれ!と思ってしまったくらいだ。
それくらい、街中を走り回るのが楽しい作品になっている。
ラストの展開やまだ登場していないヴィランなど、伏線もまだまだあり、次回作以降を作る気マンマンっぽいので、今から楽しみなところではある。
またネタバレになるので詳しくは省くが、某少年が登場した瞬間、原作ファンは「もしかしてラストは〇〇になっちゃうのか」と心配したに違いない。
ぜひとも本作のシリーズは映画でもコミックスでもない、新たなるスパイダーマンの世界を作り上げてもらいたいところである。
GOOD!
■グラフィック
綺麗です。建物とかも一つ一つ丁寧に作られたオープンワールド。人の表情もリアル。
■爽快アクション
簡単操作でド派手に動ける。効果音も気持ちよく、雑魚にいちいち勝負を挑むほど最初は熱中してた。
■ストーリー
結構気に入りました。中だるみはありますが、主人公と博士の関係が……なんとも言えない幕引きで、心に来ます。
■やり込み要素
収集とかプチミッション。全体的に軽めで、楽しくこなせます。
BAD/REQUEST
■ロード
やや長めです。
■単調すぎるゲームプレイ
やることなすこと最初から最後まで変わらず。爽快アクションも飽きてきます。無双ゲーみたいなもんですからね。
■mj操作パート
苦痛でした。ほとんどがステルスだし。
COMMENT
とりあえずトロコンしてだらだらやっていたら100時間程度って感じです。いやぁー楽しかったです。中盤飽き始めていたけど、後半のストーリーが面白くて勢いがあったので。
完全版が出てるので、気になる方はDLCが全部入ったそちらを購入した方がいいかと。