【PS4】JUST CAUSE 4(ジャストコーズ4) レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2018-12-06 |
価格 | 8618円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 犯罪 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アグレッシブ・アクションアドベンチャー ■ プレイ人数:1人 ■ PS4 Pro ENHANCED:PlayStation 4 Proでプレイすると一部の映像表現が強化されます |
- 総合ポイント
- 33
- (難易度)
- 2.00
- レビュー数
- 1
スコアチャート
GOOD!
【オリジナリティ】
グラップリングフックを使った唯一無二のアクション。爽快かつ自由自在な移動手段として、敵や敵ビークルを地面に縫い付けたり、爆発物につなげて爆破したりと、アクションにも大活躍。今作からはMODと組み合わせて更に利用の幅が広がっている。
BAD/REQUEST
【熱中度】
前作ではとくかく一人で大暴れしてカオスを巻き起こすのが楽しかったが、今回は仲間との連携が悪い意味で前面に出されている。メインミッションも最もイライラさせられる系統のエスコートミッションが多く、無能な味方(ライフは高めなのがせめてもの救い)をあちこち連れまわすお使いミッションが多い。こんなのJust Causeシリーズに求めてない。
エスコート系と同じくらい多いのが、「制限時間内に、あちこちに散らばるスイッチを全部押せ」というもの。前作でも特に評判の悪かった要素を残す謎の采配。結果的に、前作の良いところを軒並み削除し、悪いところを煮詰めてできたクソの煮凝りのような内容に。
【快適さ】
飛行ビークルの操作性が劣悪で、まともに空戦ができない。敵飛行ビークルが来たら、空戦を挑むより、今乗っているのを捨てて奪い返した方がマシ。
携行武器もサブウエポンが使えるようになったのは評価できるが、すぐ弾切れを起こすので常に残弾数を気にしつつ、チマチマ撃たないといけないので爽快感がない。
【満足度】
舞台は広いが、カオスポイントが上昇する破壊可能オブジェクトの密度が下がっている。パラパラと集落のようなものはあるが、立ち寄っても意味のないポイントばかりで、マップはスカスカでボリューム感はペラペラ。
COMMENT
前作は欠点(半強制のミニゲーム、面倒な地域開放手順など)がありつつも、グラップリングフックのアクションと一人で暴れまわる爽快感がこれを上回り、気づけば100時間ほど遊んでいたほど満足感はあった。
しかし、今作は爽快感が激減し、面倒でつまらないと感じた要素ばかりが無駄に残っており、多少の追加要素(グラップリングフックのカスタマイズなど)ではカバーできないほど、ゲームとしてつまらなくなってしまった。期待していただけに失望も大きく、10数時間ほどプレイしたが、クリアするまで意欲が持たないと思ったので、クリア未満の状態でのレビューとなった。