【PS4】EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN レビュー
発売元 | ディースリー・パブリッシャー (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2019-04-11 |
価格 | 8424円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:3Dアクションシューティング ■ プレイ人数:1~2人(オンライン:1~8人) ■ PS4 Pro ENHANCED:高画質PlayStation 4 Proでプレイすると一部の映像表現が強化されます 【PS Plus加入必須】オンラインマルチプレイを楽しむにはPlayStationRPlus(有料)への加入が必要です。 |
- 総合ポイント
- 44
- (難易度)
- 3.50
- レビュー数
- 2
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt |
69pt
GOOD!
当方、シリーズ作品1・2・3・4プレイ済み・・・。
■王道をゆくヒロイックストーリー
主人公はかつて特殊な戦闘ギアを託され、大きな戦果を上げた引き換えに昏睡状態から
目覚めたEDF隊員という設定。常に周囲からは羨望と畏敬の念を抱かれるためプレイしてて小気味よい。
■武器が入手しやすい。
武器は難易度&ステージによって固定されているため、一回でもクリアすれば入手することが出来る。
(ただし購入には資金と資材が必要なため、どうしても何回かは周回プレイはする)
■ヒットポイントはレベル制
従来のEDFとは異なり、ヒットポイントは資金を消費してのレベル制となっている。
(レベルが上がるほど多額の資金が必要となるのでやはり周回プレイは必要である・・・)
■個性的な兵科
バランスのよい典型的な陸戦兵であるトルーパー。
空を飛び敵を一方的に攻撃し、翻弄するジェットリフター。
重装備+バリアで敵の攻撃をシャットアウトしながら圧倒的な火力を誇るヘビーストライカー。
トルーパーとジェットリフターの中間?鍵縄のようなワイヤーを飛ばし、
忍者のような高機動攻撃が行えるプロールライダーなどなど・・・。
また、今回の武器は全ての兵科で全ての武器を使うことが出来るので、戦略と選択の幅は広い。
■頼りになる仲間のAI隊員
作品を追うごとに敵の弾除け程度の存在から徐々に脱却しつつあった仲間のAIのEDF隊員もストーリー重視の今作では
とても頼りになる存在である。プレイヤーが遠く離れていてもかなりの長い間敵と自動で交戦しつづけることも多く、
ミッションによってはいかに彼らと協同し、戦力を温存させるか、あるいは彼らへの誤射を避けるかなど、
注意深く戦うことも求められる。
BAD/REQUEST
■範囲攻撃兵器が使いにくい
ロケットランチャー、グレネードランチャーなどの爆破範囲が存在する武器は打つ方向、タイミングを間違うと
当然のことながら味方へのダメージとなる。前述のとおり今作の味方のEDF隊員はミッション達成には欠かせない存在であり、
また難易度が上がるにつれ誤射によるダメージの量もあがるため運用がむずかしい。
■得られる資金、資材が少ない
今作の収集要素は武器やアーマーポイントに代わり、武器を購入するときに必要な資材であるエナジージェムのみ。
ところが高難易度になっても一度のミッションで得られる資金やジェムはあまり多くない。
いわゆる「稼ぎ」に適したミッションはプレイしていればなんとなく分かるだろうが、
全ての武器をコンプリートするには中々の時間がかかるだろう。
■必要だったのかMIAドローン
トロフィー要素+おまけ要素として各ステージのマップのどこかにはEDFのドローンが落ちている。
いわずもがなミッション時のマップはどれも広大で瓦礫や建物、森林、崖などの高低差が多いステージにおいて
それらに紛れている小さなドローンを見つけることはきわめて難しい。一応プレイヤー有志により、
ドローンの落ちている場所はとある攻略サイトにてまとめられているが、いずれにせよ発見に手間取ると
敵に囲まれて難儀することが多いのでトロフィーコンプリートなどしたい人は多少の無理もカバーできる
低難易度で挑みましょう。
COMMENT
全体としては作を追うごとに没入感が増してきている心象を持ちました。
以前は紙のように脆く羽のように軽い存在だった味方のAI隊員も個性的な連中で、ときに戦況を左右するような
活躍を見せてくれます。彼らをうまく使い共闘するようなプレイもよし、従来どおりアメリカンヒーローのような
ワンマンアーミーを気取るもよし。
そういうところが個人的にはゲームの悪いところも十分にカバーできる出来ている作品だと思います。
GOOD!
地球防衛軍シリーズと比べて。
とりあえずステージクリア、高難度クリアで武器やアイテムが開放されるのでお金とジェムさえ集めれば手に入る。
完全ランダムのあっちと比べて確実に手に入る感は強い。
ステージ数。
何の面白みもないただ水増ししただけの100ステージ強に比べたらギュッと圧縮された50ステージ強。
クリア後の回収タイム。
条件達成、または最後の敵を倒して無線が入ってから30秒間散らばったジェム回収タイムがあるのであちらに比べると便利。
BAD/REQUEST
武器のセンスがなさ過ぎ。
良い面と悪い面があることを「一長一短」というが、このゲームには一長一短すらない、一長他短ばかり。
リロード時間が短いなら威力や装弾数は銀玉鉄砲レベルだし、威力が高ければ10秒20秒クラスのリロード時間に装弾数は一桁…など、後半ステージ狂難易度でもクリアしない限り(?)まずマトモな武器が出ない。
びっくりするのがほぼほぼ初期武器が最強ってどう言葉を選んでもバカじゃないの?としか言えない。
中盤で「やっと使える武器が来たか!?」と思ったら、弱点システムでもあるのか?レーザー系はダメージが通りづらい的な余計な真似されて結局初期武器に戻る…。
もう一回書くけど、本当に武器のバランス担当したやつバカじゃないの??これの何がオモシロイと思ってこんな調整したの??
全く理解に苦しむ。
給与体系がリアル日本。
地球のために体張って戦ってるのに貰える金とジェムは高校生のアルバイトの方がまだましレベル。
しかも使えるのは武器を買う、HPを上げるためにしか使えないお金だよ?なのに高性能武器が数十~100万請求されるのに、貰える額は数千~数万。当然難易度やステージを上げれば貰える額が増える…ってその後半ステージ・高難易度をクリアするために高威力武器を買うんだよ?なのに通常1~3万程度で何十周回らないといけないの?
HPも21段階、当然段階を踏めば1段階上げるだけでもボッタクられる。しかも後半の上げ幅設定の雑な事といったら…。
見事なまでのファミコン調整。
中身の薄さを周回プレイで埋めるという今時同人ゲームでもやらない素人レベルの仕事。
これってもしかして夏休みの高校生の課題か何かで、アンリアルエンジン使っていいからとにかく100時間は掛かるゲームを作ってみよう!ってお題で作った工作発表会的な何かなの??
小銭漁り。
地球防衛軍はまだ必要装備を諦めたらレンジャーにのみ回収範囲アップ装備があるが、こちらは未だに直接触るまで回収できず。
せめてさ…回収班とアタッカーは分担作業しようよ。ラチェット&クランクとか派手に金アイテムが散らばってもほぼほぼ広範囲で全部吸い寄せられて回収してるよ?日本のゲーム会社にはそういう自動回収プログラムとか書ける人がいなかった?そこまで技術力は世界に比べて劣ってるの?
安易安直役に立たないアイテム回収。
先のレビューにも書かれていたが、ただトロフィーがはいるだけ(正確にはアイテムや見た目カスタマイズが追加されていく?)の全ステージに1つづつ散らばったドローン回収。
これも当然馬鹿の一つ覚えのステージの端ギリギリとかばかり。
とにかくマトモな機動力がない4兵装。回収しに行くまで無駄なステージ探索。早々に攻略サイト利用。理由は当然「全く面白みがない」から。
こういう手抜きだけは一人前なのね…。
COMMENT
開発元が違うだけで発売元は同じなので地球防衛軍シリーズと比べるが、これはシリーズファンには大変申し訳無いがあくまで自分が感じた素直な意見なので言わせてもらうが、ウ○コ味のカレーとカレー味のウ○コどっちが良い?レベル。
どちらもお猪口一杯分のコーヒー原液を海沿いにあるガスタンク満タン分の水で薄めたような中身の薄さしか感じない。
面白いから何度もプレイしたくなる!ではなく、プレイしないと先に進めないから何度もやる羽目になる…だけ。
そう見れば、ステージ数が少ない、なんとか高難度・終盤ステージクリアでいい武器が並ぶので買えばいいことを考えればこちらがまだマシか?という観点から、熱中度は1点に、満足感・快適さはピクリとも針が動かない0点固定になりました。
先の例えで答えるなら、味はウ○コかもしれないからえづきながら食べる事になるんだろうが最低でもカレーという食べ物だから、という選び方です。
他に美味しいものがあったら断然そっちを選びます。