【PS3】第2次スーパーロボット大戦OG
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-11-29 |
価格 | 8379円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:シミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人 |
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発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-11-29 |
価格 | 8379円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:シミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人 |
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GOOD!
ハードの進化に伴って解像度、音質、ロード時間といった物理的なスペックが向上した。
特にロード時間はシリーズが長年抱えてきた問題点だったので非常に好ましい。
とくに新要素はなくキャラクターとシナリオを差し替えただけの続編となっているが、基幹部分は前作の時点で十分に完成されているので問題なく遊べる。
BAD/REQUEST
・マップのセンスが悪すぎる
ユニットによって地形適応がまちまちなことは良い。戦略の幅が広がるという意味では水地が多いのもいい。しかし全てのマスが水、敵は全て空中機といったステージでは戦略もへったくれもない。
・難易度周りのセンスが悪すぎる
SRポイントを取得したければ、足の速いユニットを無理矢理敵陣に特攻させる無謀な戦術が要求される。この頭の悪い戦法をとらず、戦術を考えて布陣を展開した場合、SRポイントは取得できず難易度がノーマルになる。したがってプレイヤーは「ゴリ押し」か「ヌルゲー」の二択を迫られる。
・敵の頭が悪すぎる
たまに出撃枠固定の防衛戦があるが、原則ほぼ全てのステージが野戦である。信じられないことに、敵は主力ユニットを前線に出さず雑魚を逐次投入してくる。敵の第一波は大抵、第二派が来る前に壊滅するので波状攻撃と呼べるレベルではなく、正気を疑うレベルの愚策である。
・無駄に高いボスのHP
これのせいでボスを一点突破するという選択肢が取れないから、戦術の単調さに拍車がかかる。「ひらめき」や「不屈」といった精神コマンドがある時点で、単騎で強い敵ユニットというのは絶対に作れないのだから、最後に控えているボスを強くして難易度を調整しようとする試みは全て無駄である。
COMMENT
確かにヌルゲーなんだけど、キャラゲーだから今の難易度でいいんだという意見にはちょっと待ってと言いたくなる。
もちろんスパロボはキャラゲーに過ぎず硬派な戦術SLGであることなど全く期待していないのだが、最大の問題はバランス調整のベクトルが変な方向を向いていることだと思う。今のバランスの取り方だと、派手でカッコイイ必殺技がゲーム上で全く強力に感じず、ただの演出過多に感じてしまう。
キャラゲーだというなら必殺技がちゃんと必殺の威力だったほうがいい。そのほうがキャラも映える。そういう意味で敵のHPを減らして、敵側の布陣や戦術を強化する方向で調整した方が良いと思う。