■グラフィックス ヒロイン達の魅力を充分に伝えきれているかといえば少々疑問を感じるCGもあったりしますが、個人的にはすんなりと受け入れられる絵柄で良かったと思います。 ■サウンド 気分を大いに盛り上げてくれる数々のBGMと、曲や歌詞の選択、流れてくるタイミングなどが秀逸。 切ない場面に切ない旋律と切ない歌詞のトリプルパンチをくらったら、泣かずにはいられません。 声優さんたちの演技が素晴らしいです。 特にWヒロインのお二人の声には、何度ほだされて何度もらい泣きしたことか。 あと、今作は主人公にも音声が付いています。“真面目でお節介な普通の男の子”が伝わってくるこの声のおかげで、主人公に対する好感度を保つ事が出来たかと。 ■熱中度 「仕事も家事も全て放り出して、このゲームに浸りきってノンストップでプレイしたい!」と思わせられるほど熱中しました。 ボリュームも充分。一通りプレイするだけでも60時間ほどかかります。 その他にも、ヒロイン目線のデジタルノベルや、某ENDの後日談、声優さんからのボイスメッセージなども用意されており、かなり豪華な内容になっています。 ■満足感 <ストーリー> プレイヤーをゲームの中にどんどんと引き込んでいく読み応え充分なシナリオと、胸をえぐられるような切ない展開が見事です。特に、ClosingからCodaへの流れは非常に極悪で(褒めてます)、しばらく呆然としてしまう程でした。 とは言え、通常のギャルゲーのような「何か変なフェロモンでも出してるのか」と言いたくなるようなモテッぷりや、「どのキャラから攻略しようかな〜」という浮かれた気分も味わえますし、クスリと笑えるシーンも存在していますので、ご安心を。 <システム> テキストを読み進め、どの選択肢を選んだかによってルートが決まるテキストADVのゲームです。 前作のような毎日毎日主人公の行動を指定する作業感がなくなり、ストーリーに集中出来るようになりました。 まあその代わりに、主人公の行動に介入出来ず見守るしか出来ないというもどかしい思いをする場面も増えましたが。 ■快適さ オートモード、スキップモード、キャラクターボイスの個別ON/OFF等々、一通りの機能は揃っており、不便さを感じる事はほとんどありません。 「次の選択肢へ」のスキップも未読部分があれば止まってくれますし、セーブ画面も前作のような縦一直線ではなくなり管理しやすくなりました。 CGモード、ミュージックモード、シーン回想モード、ムービーリプレイも完備。 バージョン違いの曲も全て収録されているのは、嬉しい限りです。
あえて言えば、程度ですが。 ×L2のクイックセーブやR2のクイックロードの感度が良すぎて、誤爆する頻度が高い。 ×選択肢の存在しないintroductory chapterは、2周目プレイが少々面倒。 ×「勝手なあたし」→「勝手あたし」など、誤字脱字が少々。
前作プレイ済み。 PC版は未プレイ。 トロコンまでのプレイ時間は約70時間でした。 プレイ中は寝不足と涙で目が痛かったですし、ものすごく心を揺さぶられて疲れました。 「春希(主人公)よ、さすがにそれはないわ」と突っ込みたくなる場面もありましたし、少々釈然としない場面もありました。 が、それらの諸々も全て含めて、すごく楽しかったです(楽しい、と言うとニュアンスがおかしいかもしれませんが)。 「このゲームに出会えて良かった」と思ったのも、他の積みゲーが待っているのに「まだ終わりたくない、ずっとプレイしていたい」と感じたのも、本当に久しぶりです。 気になった方は、体験版をプレイしてみて下さい。そして体験版を面白いと感じたなら、ぜひ本編もプレイしてみて下さい。 オススメです。 ※“2”となっていますが、前作未プレイでも全く問題ありません。 前作でも流れていた曲を懐かしく感じる程度の繋がりしかありませんので。
GOOD!
■グラフィックス
ヒロイン達の魅力を充分に伝えきれているかといえば少々疑問を感じるCGもあったりしますが、個人的にはすんなりと受け入れられる絵柄で良かったと思います。
■サウンド
気分を大いに盛り上げてくれる数々のBGMと、曲や歌詞の選択、流れてくるタイミングなどが秀逸。
切ない場面に切ない旋律と切ない歌詞のトリプルパンチをくらったら、泣かずにはいられません。
声優さんたちの演技が素晴らしいです。
特にWヒロインのお二人の声には、何度ほだされて何度もらい泣きしたことか。
あと、今作は主人公にも音声が付いています。“真面目でお節介な普通の男の子”が伝わってくるこの声のおかげで、主人公に対する好感度を保つ事が出来たかと。
■熱中度
「仕事も家事も全て放り出して、このゲームに浸りきってノンストップでプレイしたい!」と思わせられるほど熱中しました。
ボリュームも充分。一通りプレイするだけでも60時間ほどかかります。
その他にも、ヒロイン目線のデジタルノベルや、某ENDの後日談、声優さんからのボイスメッセージなども用意されており、かなり豪華な内容になっています。
■満足感
<ストーリー>
プレイヤーをゲームの中にどんどんと引き込んでいく読み応え充分なシナリオと、胸をえぐられるような切ない展開が見事です。特に、ClosingからCodaへの流れは非常に極悪で(褒めてます)、しばらく呆然としてしまう程でした。
とは言え、通常のギャルゲーのような「何か変なフェロモンでも出してるのか」と言いたくなるようなモテッぷりや、「どのキャラから攻略しようかな〜」という浮かれた気分も味わえますし、クスリと笑えるシーンも存在していますので、ご安心を。
<システム>
テキストを読み進め、どの選択肢を選んだかによってルートが決まるテキストADVのゲームです。
前作のような毎日毎日主人公の行動を指定する作業感がなくなり、ストーリーに集中出来るようになりました。
まあその代わりに、主人公の行動に介入出来ず見守るしか出来ないというもどかしい思いをする場面も増えましたが。
■快適さ
オートモード、スキップモード、キャラクターボイスの個別ON/OFF等々、一通りの機能は揃っており、不便さを感じる事はほとんどありません。
「次の選択肢へ」のスキップも未読部分があれば止まってくれますし、セーブ画面も前作のような縦一直線ではなくなり管理しやすくなりました。
CGモード、ミュージックモード、シーン回想モード、ムービーリプレイも完備。
バージョン違いの曲も全て収録されているのは、嬉しい限りです。
BAD/REQUEST
あえて言えば、程度ですが。
×L2のクイックセーブやR2のクイックロードの感度が良すぎて、誤爆する頻度が高い。
×選択肢の存在しないintroductory chapterは、2周目プレイが少々面倒。
×「勝手なあたし」→「勝手あたし」など、誤字脱字が少々。
COMMENT
前作プレイ済み。
PC版は未プレイ。
トロコンまでのプレイ時間は約70時間でした。
プレイ中は寝不足と涙で目が痛かったですし、ものすごく心を揺さぶられて疲れました。
「春希(主人公)よ、さすがにそれはないわ」と突っ込みたくなる場面もありましたし、少々釈然としない場面もありました。
が、それらの諸々も全て含めて、すごく楽しかったです(楽しい、と言うとニュアンスがおかしいかもしれませんが)。
「このゲームに出会えて良かった」と思ったのも、他の積みゲーが待っているのに「まだ終わりたくない、ずっとプレイしていたい」と感じたのも、本当に久しぶりです。
気になった方は、体験版をプレイしてみて下さい。そして体験版を面白いと感じたなら、ぜひ本編もプレイしてみて下さい。
オススメです。
※“2”となっていますが、前作未プレイでも全く問題ありません。
前作でも流れていた曲を懐かしく感じる程度の繋がりしかありませんので。