○オリジナリティ ローラースケートで滑りながら街中にグラフィティを描いていくというかなり変わった内容のゲーム。今までにないプレイ感覚で新鮮だった。東京をモチーフとした3Dの箱庭空間を滑走するのはとても楽しい。 ○世界観 全体的にストリート系を意識した作りで、マンガのように描かれたグラフィック、キャラの動きや服装、ゲーム全体の雰囲気などクールに仕上がっていてダサかっこいい。 ○爽快感 かなり独特なシステムのうえローラースケートで移動するという性質上、操作や細かいテクニック、コツを覚えるのに大変苦労する。 しかし挑戦と失敗を繰り返していくうちにみるみる腕が上達していく。自分の思うようにキャラを動かし、トリックを決めて上手なプレイが出来た時の爽快感は格別。 時代を先取りしたちょっと変わった見た目に反して、プレイ感覚は昔ながらの非常にストイックで硬派なアクション。 ○BGM ジェットセットラジオという放送局のDJが絶えず音楽を放送しているという設定もあってか、ゲーム中に流れるボーカル曲や、タイトル画面、キャラクターセレクト時もヒップホップやストリート系で統一されたイカした曲が流れてる。すべての音楽がかっこ良く、印象に残る。 ○やりこみ キャラのレベルアップやステータスの成長などはなく、純粋に自分の腕前で勝負することなる。 全ステージで最高ランク「JET」を取るのが主なやりこみ要素だが一筋縄では行かず、目的地までの最短ルートを見つけたり、ケーサツに介入されずにクリア、無限トリックを決めてスコアアタックなど数多くのやりこみ要素がある。そのため何週も楽しめるような作りとなっている。
○ケーサツの妨害 グラフィティを描いてるとケーサツが登場し、様々な手段で邪魔をしてくる。 最初こそ緩めな攻撃しかしてこないものの、ゲームが進むと催眠ガス、銃などを使用し、数もどんどん増えていき手に負えなくなる。 またグラフィティポイントの目の前で待機してることもあり、攻撃を受けながらゴリ押しするという展開が非常に多かった。こちらはなんの攻撃手段も持たないので、為す術がない。 ○不親切な操作感覚 キャラがすぐに転倒し、起き上がるまでに以上にタイムラグがあったり、加速するのが遅かったりでイライラする。またグラインド中は加速ボタンとジャンプボタンが分かれておらず、スピードを出したいときはジャンプするしかないのでかなり不便。つまり落下死の危険が伴うポイントでは簡単に加速できない。 ○理不尽なステージ グラインドスクウェアという高層ビルが立ち並ぶステージがあるが、地面でなくビルの屋上を移動するのがメインで落下の危険が多い上、屋上へ行くためにエレベータを使うと毎回ムービーが挟まれ大変鬱陶しい。ステージ自体も面白みに欠ける。 また逃げまわるライバルの背中にグラフィティを描くステージも延々と同じルートを鬼ごっこをしているようで単調。しかも面倒くさい。 ○車との接触 良いスコアが出せてあと少しでクリアという時、 車にぶつかる→車に乗り上げる→主人公が硬直で動けない→ステージから退場 この流れが多すぎる。ステージから退場する際は確認のメッセージを出して欲しかった。 ○セーブの仕様 基本的にオートセーブだが、1回ステージをクリアするとそのステージは選べない上オートセーブされる。特にJETランクを目指しているときはこのせいでかなり神経質になる。やりこみがメインでもあるので自由なときにセーブさせてほしい。 ○その他 リトライができない マップがワンボタンで見れない ライバルとぶつかっても自分にだけダメージ判定 グラフィティとカメラリセットのボタンが同じ
PSNで配信されたことを知り、興味があったので購入。初プレイ。 総評としてはかなり面白いゲーム。今でも根強いファンが居るのも納得。 ただユーザーに対して不親切な部分が多すぎる。 ゲーム自体の難易度についてはまだしも、セーブ関連、インターフェースなど改善の余地が大アリな部分が少なくない。 ただそれを踏まえても自分が徐々に上達していく感覚、ハイスコアや無限トリックを決めた時の爽快感が圧倒的。ノリのいいBGMはどれも素晴らしいし、グラフィックはHDになったことにより今でも十分通用するレベルにハイセンスで美しい。 BADに挙げた部分を我慢でき、硬派なアクションゲームが好きなら買って損なし。 アクションが下手な人や根気のない人は合わないかもしれない。 また続編のジェットセットラジオフューチャーは今作の不満点をほぼすべて改善し、爽快感やイカしたBGMも健在なので今作が気に入ったら購入することをすすめる。 というかフューチャーの操作性でこっちをプレイしたかった。
GOOD!
○オリジナリティ
ローラースケートで滑りながら街中にグラフィティを描いていくというかなり変わった内容のゲーム。今までにないプレイ感覚で新鮮だった。東京をモチーフとした3Dの箱庭空間を滑走するのはとても楽しい。
○世界観
全体的にストリート系を意識した作りで、マンガのように描かれたグラフィック、キャラの動きや服装、ゲーム全体の雰囲気などクールに仕上がっていてダサかっこいい。
○爽快感
かなり独特なシステムのうえローラースケートで移動するという性質上、操作や細かいテクニック、コツを覚えるのに大変苦労する。
しかし挑戦と失敗を繰り返していくうちにみるみる腕が上達していく。自分の思うようにキャラを動かし、トリックを決めて上手なプレイが出来た時の爽快感は格別。
時代を先取りしたちょっと変わった見た目に反して、プレイ感覚は昔ながらの非常にストイックで硬派なアクション。
○BGM
ジェットセットラジオという放送局のDJが絶えず音楽を放送しているという設定もあってか、ゲーム中に流れるボーカル曲や、タイトル画面、キャラクターセレクト時もヒップホップやストリート系で統一されたイカした曲が流れてる。すべての音楽がかっこ良く、印象に残る。
○やりこみ
キャラのレベルアップやステータスの成長などはなく、純粋に自分の腕前で勝負することなる。
全ステージで最高ランク「JET」を取るのが主なやりこみ要素だが一筋縄では行かず、目的地までの最短ルートを見つけたり、ケーサツに介入されずにクリア、無限トリックを決めてスコアアタックなど数多くのやりこみ要素がある。そのため何週も楽しめるような作りとなっている。
BAD/REQUEST
○ケーサツの妨害
グラフィティを描いてるとケーサツが登場し、様々な手段で邪魔をしてくる。
最初こそ緩めな攻撃しかしてこないものの、ゲームが進むと催眠ガス、銃などを使用し、数もどんどん増えていき手に負えなくなる。
またグラフィティポイントの目の前で待機してることもあり、攻撃を受けながらゴリ押しするという展開が非常に多かった。こちらはなんの攻撃手段も持たないので、為す術がない。
○不親切な操作感覚
キャラがすぐに転倒し、起き上がるまでに以上にタイムラグがあったり、加速するのが遅かったりでイライラする。またグラインド中は加速ボタンとジャンプボタンが分かれておらず、スピードを出したいときはジャンプするしかないのでかなり不便。つまり落下死の危険が伴うポイントでは簡単に加速できない。
○理不尽なステージ
グラインドスクウェアという高層ビルが立ち並ぶステージがあるが、地面でなくビルの屋上を移動するのがメインで落下の危険が多い上、屋上へ行くためにエレベータを使うと毎回ムービーが挟まれ大変鬱陶しい。ステージ自体も面白みに欠ける。
また逃げまわるライバルの背中にグラフィティを描くステージも延々と同じルートを鬼ごっこをしているようで単調。しかも面倒くさい。
○車との接触
良いスコアが出せてあと少しでクリアという時、
車にぶつかる→車に乗り上げる→主人公が硬直で動けない→ステージから退場
この流れが多すぎる。ステージから退場する際は確認のメッセージを出して欲しかった。
○セーブの仕様
基本的にオートセーブだが、1回ステージをクリアするとそのステージは選べない上オートセーブされる。特にJETランクを目指しているときはこのせいでかなり神経質になる。やりこみがメインでもあるので自由なときにセーブさせてほしい。
○その他
リトライができない
マップがワンボタンで見れない
ライバルとぶつかっても自分にだけダメージ判定
グラフィティとカメラリセットのボタンが同じ
COMMENT
PSNで配信されたことを知り、興味があったので購入。初プレイ。
総評としてはかなり面白いゲーム。今でも根強いファンが居るのも納得。
ただユーザーに対して不親切な部分が多すぎる。
ゲーム自体の難易度についてはまだしも、セーブ関連、インターフェースなど改善の余地が大アリな部分が少なくない。
ただそれを踏まえても自分が徐々に上達していく感覚、ハイスコアや無限トリックを決めた時の爽快感が圧倒的。ノリのいいBGMはどれも素晴らしいし、グラフィックはHDになったことにより今でも十分通用するレベルにハイセンスで美しい。
BADに挙げた部分を我慢でき、硬派なアクションゲームが好きなら買って損なし。
アクションが下手な人や根気のない人は合わないかもしれない。
また続編のジェットセットラジオフューチャーは今作の不満点をほぼすべて改善し、爽快感やイカしたBGMも健在なので今作が気に入ったら購入することをすすめる。
というかフューチャーの操作性でこっちをプレイしたかった。