PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

バイクには全く興味がありませんし中免も持ってませんが、レースゲームには目が無いので、そのひとつとしてプレイしました。

全体の印象は、開発者はバイクが好きで好きで仕方が無いというバイク愛の持ち主だろうと思いました。
古谷徹氏の語りから入るカーグラフィックTVを彷彿とさせるアイキャッチ。
長いロード時に表示される数ページからなる豆知識。車種で変わるエンジン音や操作性。
細かなバイクカテゴリーに、実験的な車種のピックアップと、マニアックな部分が充実しています。

オンラインプレイがシンプルにまとまっていますので、オンライン系のトロフィーが苦手な人でも敷居は低いと思います。
また、プラチナトロフィーまでの条件が緩いので、やり方次第ではキャンペーンの中盤くらいまでにはトロコンできます。

BAD/REQUEST

一番は、読み込みが長い事でしょう。
レースによっては、レース本番よりロードが長いという微笑ましい仕様です。

個人的には、キャンペーンが長いのがキツかったです。
キャンペーンが長いというのは、コースの数に対して無駄にイベント数が多く、イベント名が変わるだけの同じコースを何度も何度も走らされた印象。
シングルプレイ上の世界ランキングはキャンペーンの序盤で１位になりますし、トロフィー集めは中盤くらいで達成できるので、キャンペーンを全てやり遂げる理由は自己満足の為になりますがw

レース中の接続エラーやゲーム上の強制終了が何度か発生しました。
特にオンラインレースでそれが発生した場合は、ペナルティとしてプレイヤーポイントを減算されてしまいますので、素行が悪いプレイヤーと思われないか不安になりました。

AIとコンビを組んで走るチームレースがあるのですが、チームメイトがヘタレ過ぎて彼の順位を上げる為に自分がライバル車に突進して邪魔をしながらの荒れたレースになりがちです。
ほぼルーチン的にこなしていくキャンペーンにおいて、そこは憂鬱なレースになりました。

COMMENT

コースやゲーム性よりも、とにかくバイク自身にチカラが入っている感じ。
同じコースでもバイクが違えば別ゲームだろ？と言わんばかりのキャンペーンは、あまりに変化に欠けるレースが続き走行中に何度も睡魔が襲ってくるほどw

バイク界において、日本というのはリスペクトされてるんでしょうね。
国産車種は多いですし、AIにも日本名のドライバー（たぶん架空）が居たり、京都あたりの市街地コースがあったりと、洋ゲーにしては嬉しい配慮があります。
グラフィックは、コースによってまちまちです。PS3並〜PS4初期程度くらい。

ゲーム自体は非常にシンプルでレースゲームそのもの。
それで十分なのかもしれませんが、もう少し何か華が欲しいと思うのはコンシューマーゲーマーの嵯峨でしょうかw