【PS3】スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013-08-22 |
価格 | 7480円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:シミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 65
- (難易度)
- 3.33
- レビュー数
- 3
スコアチャート
GOOD!
・熱中度
いつものスパロボだけどいつものスパロボなので妙に中毒性がある
・キャラの魅力
旧キャラ、新キャラともに魅力的なキャラがそろっている。
・ロード時間がない
戦闘前のロード時間がない。
まったくない。
カートリッジ時代でもここまで速いのはなかったのでは?
・難易度が高い
とにかく敵の攻撃力が高く、HPの低い味方から狙って本気で殺しにくるので適当にプレイしているとすぐ死ぬ。
近年のスパロボは「いかに効率よくクリアーするか」だったが今作は「とにかくどうやってクリアするか」というのを考えさせられる
BAD/REQUEST
・難易度の高さが変
敵が強いのはいいのだが、長射程移動後武器をほぼすべての敵ユニットが備えているため、とにかく弱いユニットがいっせいに狙われて撃破されていく。
壁をつくったり前線をおさえてうしろから援護したりとか、そういう戦い方がほとんど無理。
とにかく強いユニットで敵ターンを抑えて耐え、自軍ターンで敵の頭数を減らしていくだけの消耗戦。
難しいには難しいのだがユニットの個性を生かす難しさではなく、理不尽感が強い。
雑魚が軒並み強いのにボスユニットは一部を除いて雑魚に毛が生えた程度の能力&HPなので拍子抜けする。
・ストーリーが進展なし
前作では風呂敷広げるだけ広げて「次回につづく!」で終わったことが大変腹立たしかったが、今回も新しい敵キャラを出してその新キャラを倒して終わるだけであり、前作の黒幕などはいっさい登場しないなど、ストーリーの進展のしなさがすごい。
自分が見たいのは「マサキとシュウの戦いの結末」や「サイバスターやゼルヴォイドの謎の真相」や「Zに出てきたアサキムとサイバスターの関連性」や「三邪神との決着」などであって、ポッと出のキャラで既存キャラのエピソードを掘り下げる、原作においついてしまったアニメのオリジナルエピソードのような話ではない。
COMMENT
三周して全シナリオクリア。
とかく難易度の高さというか理不尽さがネットで槍玉にあげられる本作だが、個人的には普通にクリアできたし、いつもよりスリルはあったのでこれはこれでありだとは思う。なので良いところと悪いところ、双方に書いた。
とにかく敵も味方も避けないし二発もまともに喰らえば沈むゲームだと理解し、それに合わせた戦術をたてれば普通にプレイはできる。でもスパロボのプレイ感覚ではないなあ。
ただ長射程P武器ばかりなのは調整としておかしいので、やはりバグなのでは……という疑念は尽きない。
コツとしてはとにかく一部の固いor避けるユニットを突出させて囮にすること。
敵のターンは反撃しないこと。
援護防御が使えるようになったら駆使すること。
どの面も気力が低い序盤戦がきつくボスは弱いので、最初の接敵時に精神コマンドを惜しまないこと。雑魚にも「ひらめき」「不屈」をかけて攻撃。
「気合」や「激励」を駆使してすぐに気力をあげること。
気力+10や気力+15で使用できる武器を主力にし、反撃させずに一撃で殺すこと。
これらを駆使すれば「先に一撃もらったほうがおしまい」という、攻撃力偏重の尖ったゲーム性を楽しめるとは思うが、SLGとしてもキャラゲーとしてもおかしいゲームだとも思う。
でも個人的には嫌いじゃなかった。
とにかくストーリーをちゃんと進めて欲しい。
キャラのかけあい自体は良いのだが、似たようなテロリストとくりかえし戦い続けるばかりでまったくスッキリしないまま終わるのが二作連続はちょっと、というかかなり厳しい。