まずストーリーですが、今回新しい舞台と新しいキャラクターが出たことでそのキャラの掘り下げの話がメインでして、全キャラうまい具合に掘り下げができていたと思います。ストーリー序盤からメインメンバー全員が出るので最初は戸惑いましたがストーリーに合わせてキャラのエピソードが明らかになったり絆を深めていく流れが良かったと思います。 グラフィックはファルコムでは初の頭身の高いフル3D形式となりキャラのモデリングは少し見劣ってしまう所もありましたが許容範囲でしたし、何よりマップのクオリティがすごかったです。グラフィックで魅せるのではなく街やフィールドの構造や雰囲気がよく表現されており、細かい所までよく作りこまれており拘りを感じました。世界観を上手く魅せていて実際に冒険をしてる感覚になりすごくワクワクしながら楽しくプレイすることができました。 システムは完成された従来のシステムにさらに磨きをかけており、戦略性が豊富な戦闘は新機能を加えさらに洗練され、爽快感ある戦闘が楽しめました。 音楽も前作の零の軌跡ほど光るモノは少なかったですがそれでも雰囲気にあったBGMやストーリーを盛り上げるBGMが沢山あり良かったです。
ストーリーなんですが基本的に自由行動→依頼消化→実習→依頼消化と展開がワンパターンで途中から飽きました。内容のバリエーションが豊富なクエストも今回は魔物退治やお使いばっかりでちょっと作業感が多いものばかりだったのが残念でした。 イベントの方も基本フルボイスなのですがなぜかリィンだけボイスがないところが多いのが気になりました。主人公だから意図的にボイスを入れなかったのかもしれませんが、ギャルゲーならともかくRPGでそれをやるのは間違いだと思いました。声優に力を入れてるだけにこれには結構ガッカリしました。 システムはまずオーブメントシステムがかなり簡略化され、従来の属性値は廃止され魔法名のクォーツをセットする事でアーツを習得するという形式になりました。これは確かに分かりやすいのですが従来のユーザーにはちょっとマイナスな変更だった気もします。とは言え自分も最初は戸惑いましたがやってるうちに慣れたので賛否両論かもしれません。 戦闘ではちょっと通常攻撃が弱い、と言うかSクラフトが強すぎるような気がしました。ちまちま攻撃するよりもCP溜めてSクラフト連発するほうが効率が良いためSクラゲーになってしまってるのが気になりました。
今作は軌跡シリーズの帝国編を展開するための土台作りな感じがしました。 今までの伏線はほとんど回収されておらず、とにかくキャラと舞台を紹介するような感じでした。 なので今作だけではあまりストーリーが面白いとは言えないかもしれませんが、軌跡シリーズの世界観が広がり過ぎたため、下準備で1作費やしてしまうのはしかたがない気もします。ラストはかなり盛り上がり、かなり衝撃的な終わり方をしたので続きが非常に楽しみです。 グラフィックが一新しても基本的には従来の軌跡シリーズと変わっておらず、見た目が変わっても今まで通りのファルコムゲーで安心しました。 ですが、新しい試みが多かったせいか、従来力を入れていた部分が少しおざなりになってた気もします。 前作の零の軌跡ほどのカリスマ性はありませんでしたが、それでもかなりのクオリティだったと思います。ただ今作は零の軌跡と碧の軌跡はプレイ前提なストーリーだったので軌跡シリーズ未プレイの方には本作から軌跡シリーズ始めるのはオススメできない気がします。
GOOD!
まずストーリーですが、今回新しい舞台と新しいキャラクターが出たことでそのキャラの掘り下げの話がメインでして、全キャラうまい具合に掘り下げができていたと思います。ストーリー序盤からメインメンバー全員が出るので最初は戸惑いましたがストーリーに合わせてキャラのエピソードが明らかになったり絆を深めていく流れが良かったと思います。
グラフィックはファルコムでは初の頭身の高いフル3D形式となりキャラのモデリングは少し見劣ってしまう所もありましたが許容範囲でしたし、何よりマップのクオリティがすごかったです。グラフィックで魅せるのではなく街やフィールドの構造や雰囲気がよく表現されており、細かい所までよく作りこまれており拘りを感じました。世界観を上手く魅せていて実際に冒険をしてる感覚になりすごくワクワクしながら楽しくプレイすることができました。
システムは完成された従来のシステムにさらに磨きをかけており、戦略性が豊富な戦闘は新機能を加えさらに洗練され、爽快感ある戦闘が楽しめました。
音楽も前作の零の軌跡ほど光るモノは少なかったですがそれでも雰囲気にあったBGMやストーリーを盛り上げるBGMが沢山あり良かったです。
BAD/REQUEST
ストーリーなんですが基本的に自由行動→依頼消化→実習→依頼消化と展開がワンパターンで途中から飽きました。内容のバリエーションが豊富なクエストも今回は魔物退治やお使いばっかりでちょっと作業感が多いものばかりだったのが残念でした。
イベントの方も基本フルボイスなのですがなぜかリィンだけボイスがないところが多いのが気になりました。主人公だから意図的にボイスを入れなかったのかもしれませんが、ギャルゲーならともかくRPGでそれをやるのは間違いだと思いました。声優に力を入れてるだけにこれには結構ガッカリしました。
システムはまずオーブメントシステムがかなり簡略化され、従来の属性値は廃止され魔法名のクォーツをセットする事でアーツを習得するという形式になりました。これは確かに分かりやすいのですが従来のユーザーにはちょっとマイナスな変更だった気もします。とは言え自分も最初は戸惑いましたがやってるうちに慣れたので賛否両論かもしれません。
戦闘ではちょっと通常攻撃が弱い、と言うかSクラフトが強すぎるような気がしました。ちまちま攻撃するよりもCP溜めてSクラフト連発するほうが効率が良いためSクラゲーになってしまってるのが気になりました。
COMMENT
今作は軌跡シリーズの帝国編を展開するための土台作りな感じがしました。
今までの伏線はほとんど回収されておらず、とにかくキャラと舞台を紹介するような感じでした。
なので今作だけではあまりストーリーが面白いとは言えないかもしれませんが、軌跡シリーズの世界観が広がり過ぎたため、下準備で1作費やしてしまうのはしかたがない気もします。ラストはかなり盛り上がり、かなり衝撃的な終わり方をしたので続きが非常に楽しみです。
グラフィックが一新しても基本的には従来の軌跡シリーズと変わっておらず、見た目が変わっても今まで通りのファルコムゲーで安心しました。
ですが、新しい試みが多かったせいか、従来力を入れていた部分が少しおざなりになってた気もします。
前作の零の軌跡ほどのカリスマ性はありませんでしたが、それでもかなりのクオリティだったと思います。ただ今作は零の軌跡と碧の軌跡はプレイ前提なストーリーだったので軌跡シリーズ未プレイの方には本作から軌跡シリーズ始めるのはオススメできない気がします。