ゾンビに侵食された街を車で快走(?)するレースゲーム。実際にはアクション・アドベンチャー要素も入っています。 ゲームシステム自体は車を操作してゾンビをひき殺しつつ、毎回課せられるミッションに挑戦するというシンプルなもの。ですが、ミッションも31ありボリュームとしてはほどよい〜ちょっと多め。1ミッションのプレー時間も数分から難儀して20分程度とさっぱり楽しめる。 一方でバックボーンとなっているストーリーについては「よくあるゾンビ映画らしい展開」をなぞりつつも、一部視聴者の判断にゆだねられたり、少しずつ解明されていく様が興味を引き付け、ミッションのプレー時間も相まってどんどんやりたくなってしまう。 使える車もゲームが進むにつれ解禁されていき、どの車も一長一短あるので区別ができている。特定ミッションでしか乗ることのできない車があるのも良い。 使用する武器に関しては4種類と数は少ないものの理解できる範疇としてはちょうどよい。 舞台となるステージはエリアごとに特色があり、さらにジオラマのように細かいところまで精密に作られている。 サブモードとしてレースや撃墜数を競うトーナメントを行う「ブラッドレース」や破壊されるまでにどれだけ点数を稼ぐことができるかという「殺戮モード」など、こちらもやりこみ度合いが深く、長く遊ぶことができる。 ブラッドレースに関しては成績が納得いかなかった場合は成績を破棄してやりなおしすることができる。しかもその場合は獲得した所持金はそのままなので臨む成績が出るまで挑み続けることができる。
主に「快適性」に大きな問題あり。 ロードに関してはさほど問題は無く、タイトル画面からメニューに移行する際にちょっと長く感じたほど。 問題はゲーム内の挙動について。 まず、ストーリーモードの救出ミッションでは一定範囲内にいるゾンビを殲滅から指定マークに停車しなければならないが、せっかく殲滅してもかなり遠いところからゾンビがやってきたり、ゾンビが自然沸きした結果、残る1体を潰すのがめんどくさいというケースが多々あった。特に副次目標がクリアタイムの場合、かなりイライラする。 また、救出ミッションでは同じく救出シークエンス及び救出者のコメント時にもタイマーが起動しているためロスタイムとなってしまっている。大概のゲームではイベント時にはタイマーがストップしているのでマイナス点とする。 マップに関しては大きな道路と細かい路地に分かれており、攻略のためには必然的にマップを参照する必要があるが、ゲーム性を維持するためか、マップは運転中にボタン押しっぱなしでのみ表示。そうなると通常画面は隠されるので確認していたら囲まれていたということも。ポーズでも参照できないため慣れるまではかなり不便。 また、オブジェクトなども精巧に作られているのはいいが、そのせいで画がゴチャゴチャしてしまっており、これも慣れるまではうるさく感じると思う。作り込むのは大事だが、ゲームとしては視認性が一番大事なのではないだろうか。 そして一番ストレスを感じたのはブラッドレースでの挙動。 レースでは必然的にアザーカーと対決することになるが、とにかく自車が当たり弱すぎる。ある程度の力で側面後方から当たるとあっという間に90度〜180度回転してしまう。こうなると方向転換に時間を喰い、レース終盤ではよほどのことがない限り復帰不可能になる(COM同士でも潰しあいはするので可能性が無いわけではない。)。当たり弱さに関しては自車の場合、スポーツカーでもゴツい車でも同じため余計タチが悪い。 また、自分含め最大6台が狭い通路から一斉にスタートするため、スタート付近でゴチャゴチャしたり多重事故的状態になることもある。バックしようにも車同士が噛みあってしまったせいか動かないということも何度かあった。 他にもアザーカーは横転などはそんなにないが、自車はよく横転したり、側壁に乗り上げることも多い。横転した場合などは3秒後に復帰となるが、片輪だけ乗り上げた場合はたとえ前進・後進できない場合でも復帰カウントがされないという事態もある(この場合はやり直ししかない)。 ハンドブレーキも全く効かない時や左にドリフトしたはずなのになぜか右ドリフトになっていることもある。 非常にゲーム性に富んだレースを展開できるのにもかかわらず、オンライン対戦がない(ランキングのみ)のがちょっと残念。
PS+のフリープレイで購入。 良くも悪くも「アメリカらしい豪快かつ大味なゲーム性」と言ったところでしょうか。 快適性のみ悪い評価としましたが、大半は「ブラッドレースでの挙動」に関するものなので、ストーリーを楽しむ分や、「それもゲーム性」として楽しむ分には問題ないと思います。ただ、トロフィー全取得など「攻略する」という心持で挑むとやや心を折られかけるかもしれないというのは断言できます。
GOOD!
ゾンビに侵食された街を車で快走(?)するレースゲーム。実際にはアクション・アドベンチャー要素も入っています。
ゲームシステム自体は車を操作してゾンビをひき殺しつつ、毎回課せられるミッションに挑戦するというシンプルなもの。ですが、ミッションも31ありボリュームとしてはほどよい〜ちょっと多め。1ミッションのプレー時間も数分から難儀して20分程度とさっぱり楽しめる。
一方でバックボーンとなっているストーリーについては「よくあるゾンビ映画らしい展開」をなぞりつつも、一部視聴者の判断にゆだねられたり、少しずつ解明されていく様が興味を引き付け、ミッションのプレー時間も相まってどんどんやりたくなってしまう。
使える車もゲームが進むにつれ解禁されていき、どの車も一長一短あるので区別ができている。特定ミッションでしか乗ることのできない車があるのも良い。
使用する武器に関しては4種類と数は少ないものの理解できる範疇としてはちょうどよい。
舞台となるステージはエリアごとに特色があり、さらにジオラマのように細かいところまで精密に作られている。
サブモードとしてレースや撃墜数を競うトーナメントを行う「ブラッドレース」や破壊されるまでにどれだけ点数を稼ぐことができるかという「殺戮モード」など、こちらもやりこみ度合いが深く、長く遊ぶことができる。
ブラッドレースに関しては成績が納得いかなかった場合は成績を破棄してやりなおしすることができる。しかもその場合は獲得した所持金はそのままなので臨む成績が出るまで挑み続けることができる。
BAD/REQUEST
主に「快適性」に大きな問題あり。
ロードに関してはさほど問題は無く、タイトル画面からメニューに移行する際にちょっと長く感じたほど。
問題はゲーム内の挙動について。
まず、ストーリーモードの救出ミッションでは一定範囲内にいるゾンビを殲滅から指定マークに停車しなければならないが、せっかく殲滅してもかなり遠いところからゾンビがやってきたり、ゾンビが自然沸きした結果、残る1体を潰すのがめんどくさいというケースが多々あった。特に副次目標がクリアタイムの場合、かなりイライラする。
また、救出ミッションでは同じく救出シークエンス及び救出者のコメント時にもタイマーが起動しているためロスタイムとなってしまっている。大概のゲームではイベント時にはタイマーがストップしているのでマイナス点とする。
マップに関しては大きな道路と細かい路地に分かれており、攻略のためには必然的にマップを参照する必要があるが、ゲーム性を維持するためか、マップは運転中にボタン押しっぱなしでのみ表示。そうなると通常画面は隠されるので確認していたら囲まれていたということも。ポーズでも参照できないため慣れるまではかなり不便。
また、オブジェクトなども精巧に作られているのはいいが、そのせいで画がゴチャゴチャしてしまっており、これも慣れるまではうるさく感じると思う。作り込むのは大事だが、ゲームとしては視認性が一番大事なのではないだろうか。
そして一番ストレスを感じたのはブラッドレースでの挙動。
レースでは必然的にアザーカーと対決することになるが、とにかく自車が当たり弱すぎる。ある程度の力で側面後方から当たるとあっという間に90度〜180度回転してしまう。こうなると方向転換に時間を喰い、レース終盤ではよほどのことがない限り復帰不可能になる(COM同士でも潰しあいはするので可能性が無いわけではない。)。当たり弱さに関しては自車の場合、スポーツカーでもゴツい車でも同じため余計タチが悪い。
また、自分含め最大6台が狭い通路から一斉にスタートするため、スタート付近でゴチャゴチャしたり多重事故的状態になることもある。バックしようにも車同士が噛みあってしまったせいか動かないということも何度かあった。
他にもアザーカーは横転などはそんなにないが、自車はよく横転したり、側壁に乗り上げることも多い。横転した場合などは3秒後に復帰となるが、片輪だけ乗り上げた場合はたとえ前進・後進できない場合でも復帰カウントがされないという事態もある(この場合はやり直ししかない)。
ハンドブレーキも全く効かない時や左にドリフトしたはずなのになぜか右ドリフトになっていることもある。
非常にゲーム性に富んだレースを展開できるのにもかかわらず、オンライン対戦がない(ランキングのみ)のがちょっと残念。
COMMENT
PS+のフリープレイで購入。
良くも悪くも「アメリカらしい豪快かつ大味なゲーム性」と言ったところでしょうか。
快適性のみ悪い評価としましたが、大半は「ブラッドレースでの挙動」に関するものなので、ストーリーを楽しむ分や、「それもゲーム性」として楽しむ分には問題ないと思います。ただ、トロフィー全取得など「攻略する」という心持で挑むとやや心を折られかけるかもしれないというのは断言できます。