PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

大型のオブジェクトの破壊・倒壊が随所でちりばめられており、それらのダイナミックな演出は前作を超える出来です。

ステージ中にあるクレートと呼ばれるボックスが大変便利。
一度入手した武器は、このクレートで自由に装備を変更することができます。
クレートは密接に近づけば、弾薬の補充もできるので、道中は弾薬にあまり困りません。

やりこみ要素としてコレクションアイテムがあるところ。
敵を倒してポイントを稼いだり、ステージ中にあるアイテムを入手することで、クレートで入手できる武器が解禁されていきます。

難易度はイージー・ノーマル・ハードの３段階。
音声はオプションで、日本語と英語を選ぶことができます。

BAD/REQUEST

グラフィックの出来が全体的に微妙。
きれいな所はきれいなのですが、そうでないところはかなり粗目。
特にステージ中のオブジェクトは粗い物が多いので、きれいな所とそうでない所の差が激しいです。

ストーリーが前作以上にますます微妙な出来に。
ダイナミックな演出はあるものの、コレといった印象がなく、最後まで感情移入できるほどの内容ではありませんでした。
ネタバレ防止のため詳しくは書けませんが、エンディングも後味の悪い内容なので、達成感もあまり感じることはなかったです。

全体的にボリュームが少なめ。
ストーリーは６～７時間ほどあれば、クリアできてしまうほどの短さ。
やりこみ要素のコレクションアイテムも、ある程度入手しやすくなっているので、やりがいが薄いです。

全体的に難易度が高め。
特にシナリオ後半のステージになると、「激しい銃撃戦の中で戦車を破壊する」というミッションが何度もあるので、余計に難しさが増しています。

戦闘における味方の存在価値が非常に薄い。
味方の武器は弱く設定してあるのか、敵に命中しているにもかかわらず、敵を倒せていません。
また、すぐそばに敵が近づいて来るピンチな状況でも、そっぽを向いて援護してくれません。
おまけにチョロチョロとよく移動するので、邪魔に感じることもあります。

武器のアタッチメントは固定であるところ。
今作はクレートのおかげで自由に武器を選べるのだから、アタッチメントの方も自由に選べるようにしてほしかった。

作中のバグがひどい。
特にシナリオ進行が不可になる重いバグがいくつかあり、このせいでシナリオクリアをあきらめそうになりかけるほど、かなり厄介でした。
私の場合は一度だけでしたが、フリーズも起きました。
これらは最新のアップデートをしたうえでも起きています。

COMMENT

32型液晶TV・HDMI端子使用
バトルフィールドシリーズは３、バッドカンパニー１・２、ハードラインをプレイ済みです。
今作は難易度イージーでクリア、オフラインのみのプレイです。
※2017年１月31日に投稿したレビューの改訂です。

久々にFPSをやりたいと思い、たまたま中古1440円で購入できた今作をプレイ。
以前からネット上でいろいろ聞いてはいましたが、バグがかなりひどいです。
仮にバグがなかったとしても、ストーリーの内容やボリュームの少なさなどで不満があるため、微妙な出来に変わりはありません。

今作は容易にオススメできる作品ではありませんが、FPSが好きな方ならとりあえずプレイしてみるのもありかと思います。
ただし、今作はバグがひどいので、そこはご注意ください。