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【PS3】真・三國無双 7 猛将伝

発売元 コーエーテクモゲームスオフィシャルサイト
発売日 2013-11-28
価格 5040円(税込)
レーティング 【B】12才以上対象 セクシャル 暴力 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:タクティカルアクション
■ プレイ人数:1〜2人
■ ダウンロード版:4,500円



オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
5pt 5pt 4pt 5pt 5pt 4pt 2pt
総合点
95pt

GOOD!

前作の6をベースとしながらも、格段にアップされたゲームシステム。
三すくみによる相性で、武器交換の必然性が増え、ストームラッシュによる敵撃破はかなり爽快感があります。
ジャンプチャージや覚醒状態が復活し、無双乱舞やEX攻撃が追加されたことにより、アクションゲームとしての面白さや爽快感もアップしました。

ストーリーは史実の内容に加え、IFの展開も多くなり、ボリュームも増えた。
IFの展開も「もし郭嘉が赤壁の戦いに参戦していたら…」など、三国志を知っている人なら思わずニヤリとしてしまう設定が多いです。
猛将伝では呂布のストーリーに加え、さらにIF展開のステージも追加されました。
6とは違い、ストーリーモードでは一つのステージで3~4人の武将が設定されているため、武将ごとに攻略のバリエーションが増えました。

無印・猛将伝合わせて15人もの武将の追加されたところ。
魏の李典・楽進・于禁、呉の韓当・魯粛・朱然、蜀の法正、晋の賈充など。
三国志で名高い名将たちがキャラ化されたのは、大変うれしい。

フリーモードが復活。
7ではストーリーモードにない敵対勢力のステージもあるので、実質的にステージのボリュームも増えています。

グラフィックはシリーズ最高峰の綺麗さ。
キャラの服装や武器の装飾はよりきめ細かく、ステージの風景は遠くの景色までクッキリと見えるようになりました。

BGMも良曲があり、戦闘を盛り上げてくれます。
フリーモード・将星モードではプレイ前にBGMを好きに選択でき、DLCでは過去のシリーズ作品のBGMも配信されています。
今作ではカスタムサントラにも対応しているので、PS3に入れたMP3の音楽をゲーム中で流すことができます。

やりこみ要素がかなり充実しています。
将星モードでは、特定の条件を満たすことで武将の育成や武器の鍛錬も可能に。
第一・第二秘蔵武器の収集もあるので、武将育成はかなり極めることができます。

馬はL2ボタンの長押しで呼び出しだけでなく、そのまま乗馬できるようになった。
これのおかげで乗馬に失敗しなくなり、敵が密集した中でも乗馬できるようになりました。

難易度は6猛将伝同様、天国から究極までの6段階あり、初心者から上級者まで幅広く遊べます。
アップデートにより、今作のシステムや不具合は徐々に改善されています。

BAD/REQUEST

史実よりのストーリーが6に比べて、淡白な内容になりました。
IFの要素が強くなったせいか、史実よりのスト―リーの展開が薄く、6にあった感動的な演出は減りました。

IF展開への解放条件の難易度がけっこう高め。
「遠くで逃げる敵総大将を短時間で激破」など、初見では気づきにくい。

武将によって、武器の特殊アクションの相性のバラツキが大きい。
大半の武将が旋風と軽功に偏っており、無影脚と転身の武将が少ない。
相性のバランスをもっとよく整えるか、いっそのこと旋風と軽功だけにすればよかったと思う。

武将の育成に金がかかり過ぎ。
レベルだけでなく、攻撃力・防御力のステータスまでMAXに育てようとすると、何百万という金がかかる。
6猛将伝の時よりも値上げしているので、あと半額ぐらい値下げしてほしかった。

武器のソート機能をもう少し細かくできるようにしてほしい。
アップデートによって徐々に改善されてはいますが、武器の属性などをより細かく選別できる機能がほしい。

将星モードは、同じ戦闘の繰り返しで作業感が強くて、飽きやすい。
戦闘の制限時間も短いうえに、街発展に必要なノルマも高い。
また、「地方制圧」は正直「劣化Empires」と言わんばかりの代物になっています。
敵の拠点は落としてもすぐに奪い返され、味方は雑魚兵士にやられるほどかなり弱いうえに、士気ゲージは大して変動しないというお粗末な出来。
これならEmpiresのシステムをそのまま組み込んだ方がよかった。

COMMENT

32型液晶TV・HDMI端子使用
無双シリーズは真・三國無双1・4(無印・Empires)・5(PSP版Special・PS3版Empires)・6(無印・猛将伝)・2nd Evolution、戦国無双2(無印・猛将伝)、激・戦国無双、OROCHIZをプレイ済みです。

シリーズ最新作である7の廉価版の発売まで待ち切れず、7with猛将伝をフルプライスで購入し、プレイしました。
7自体初めてのプレイでしたが、(無印・猛将伝の中では)シリーズ最高傑作と言ってもいいぐらいの素晴らしい出来でした。
6をベースにパワーアップしたゲーム性、更に増えた武将、充実のやりこみ要素。
ボリュームも半端なく、ストーリーモードや将星モードを一通りクリアするだけでも、100時間はかかるんじゃないかというボリュームです。
正直、プレイし初めの満足度は4点でしたが、いろいろプレイしていくうちに今作の凄さや面白さにハマり、満足度も5点になりました。

しかし、全体的にやりこみ要素が充実している分、6にあった手軽さは減りました。
どんな要素でも一通りやろうとするとかなりの時間がかかるので、手軽にサクッとプレイしたいという方には、少々骨が折れると思います。
その分、やりこんだだけの見返りもあるので長時間のプレイは無駄にはなりません。

7with猛将伝はMIXJOYの必要が無く、ディスク1枚でそのままプレイ出来ます。
これから7をプレイしたい方は、7with猛将伝が是非オススメです。

   
プレイ時間:100時間以上(クリア済)
CHAGEAS-FANさん(Webサイト)  [2014-06-29 掲載]

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総合ポイント
76
(難易度)
2.13
レビュー数
8
スコアチャート 真・三國無双 7 猛将伝レビューチャート


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80-89
25%
90-100
【60点以上】
75%
【標準偏差】
14.97