<快適さ> 前作以上に快適にプレイできました。 クエスト達成後に町に即座に戻れるようになったり、フィールドでショートカットできたり。 わざわざ広い平原を行き来する必要もありませんでした。 ロードも早く、特にストレスは感じませんでした。 <戦闘> 戦闘自体は、一昔前のターン制。 ですが、敵の攻撃中にSクラフト(必殺技)で順番を割り込ませたり、オーバーライズ(仲間と協力しての連続攻撃)もできるようになったりと、戦略の幅は広くなっています。 <音楽> やはりファルコムと言えば音楽。今作も名曲が多く、ノリのいい曲からしんみりするものまでバリエーション豊富です。 個人的には、騎神戦のBGMが好きでした。 <個性豊かなキャラクター> 前作同様、今作も「トールズ士官学院Ⅶ組」の面々が中心となっています。 立場は違えど絆は強く、戦乱の帝国で”学生として”できることは何か?を皆で考え、前を見てひたすらに突き進んでいます。 また、彼等をフォロー、バックアップするキャラも魅力的です。 プレイアブルキャラも大幅に増え、メンバー選定に迷います。
<ボス敵のインフレ化> 学生を主役においているせいか、大人の世界に子供が首を突っ込んでいるようにしか見えません。 彼等にできるのは子供のお使いレベルの程度のものばかり。 対峙するボス格の敵キャラがどれも強すぎるため、展開がパターン化しています。 ①Ⅶ組でなんとかするぞ!→なんとかできない→来い!ヴァリマール!→何とかなった ②Ⅶ組で撃破するぞ!→はあはあ、何とかなったか→敵「なかなかやるな、ではそろそろ本気で」→助太刀参上!→何とかなった まさにこの2パターン。 これをほとんどのボスイベントで繰り返し行うため、敵ボスからすればⅦ組などハナから相手にしていないようにしか見えません。 <最終盤の意味> メインストーリーが終わった後に「外伝」と「後日譚」があるのですが、外伝はともかく後日譚の意味がもはやわからない。 「Ⅶ組としての総仕上げ」はわかりますが、とってつけたようなイベントをぶち込んで「やりきった感」を出すのもどうなのかなと。 ボスキャラ自らが「これに意味はない」と言いだしてますし。 <せっかく仲間が多いのだから> 難しいかもしれませんが、学生仲間に主眼を置いてある以上、群像劇っぽくしてほしかったですね。 例えば、Ⅶ組面々と協力者を三班に分け、三方同時展開とか・・・ 一応それらしいことは数回あったのですが、もうちょっと広げて欲しかったなあと。 主人公は「リィン」という男子学生なのですが、前作では、彼は「中心」ではなく「重心」と評されていました。要は、「リーダー」ではなく「バランサー」であると。 ですが、今作では立派な「中心」に・・・ 女子生徒は皆「リィン♪」や「リィン君たち」なんて。主人公だから仕方ないとは思いますが、優遇され過ぎかなと。 <謎> 伏線ばかり広げて回収する気が今作にも見受けられませんでした。 続編ありきなのかな?と。 騎神の謎、鬼の力、幻焔計画、オルフェウス最終計画、結社などなど・・・次作ありきなのはわかりますが、回収する気がそもそもあるのだろうか・・・?
前作クリア済 おもしろいと思った部分が多い反面、こうだったらもっとおもしろかったのかも?と思えるようなこともありました。 前作以上に主人公補正がかかりすぎて、もはや中心人物たるまでに成長した主人公リィン。 閃の軌跡Ⅲが出るなら、主人公続投だと思います。 今作の”最後”は、次作のプレイアブルキャラを一新するための「布石」なのかな、とも思えるほど。 仲間との友情、絆を焦点に当てながら、戦乱の帝国内で「学生としてできること」を求めているなら、もうちょっと他のキャラにスポットライトをあてて欲しかったですね。 前作よりはマシとはいえ、やはり置いてけぼりキャラが何人かいたり、他の仲間同志のイベントや掛け合いが少ないのは残念でした。 皆が「リィン!リィン!」となっており、もはや教祖レベル。さすがに食傷気味。 リィンがいないと何もまとまらない、何もできない感がより鮮明に見えてしまったおかげで、「Ⅶ組の絆」ではなく「リィンと〇〇の絆」でしかないように思えてしまいました。 他のレビュアーさんが「ギャルゲー」と揶揄されておりますが、まさにその通りです。 とはいうものの、前作含め面白かったですよ。 戦闘やシステムは親切になり、前作よりも効率的にプレイできます。 自分の場合はのんびりやったこともあり、クリアまで80時間程度。 今は補完作業のために2周目をプレイ中です。 早い人はもっと早くクリアできると思いますし、前作含めてプレイされてみてはいかがでしょうか。
GOOD!
<快適さ>
前作以上に快適にプレイできました。
クエスト達成後に町に即座に戻れるようになったり、フィールドでショートカットできたり。
わざわざ広い平原を行き来する必要もありませんでした。
ロードも早く、特にストレスは感じませんでした。
<戦闘>
戦闘自体は、一昔前のターン制。
ですが、敵の攻撃中にSクラフト(必殺技)で順番を割り込ませたり、オーバーライズ(仲間と協力しての連続攻撃)もできるようになったりと、戦略の幅は広くなっています。
<音楽>
やはりファルコムと言えば音楽。今作も名曲が多く、ノリのいい曲からしんみりするものまでバリエーション豊富です。
個人的には、騎神戦のBGMが好きでした。
<個性豊かなキャラクター>
前作同様、今作も「トールズ士官学院Ⅶ組」の面々が中心となっています。
立場は違えど絆は強く、戦乱の帝国で”学生として”できることは何か?を皆で考え、前を見てひたすらに突き進んでいます。
また、彼等をフォロー、バックアップするキャラも魅力的です。
プレイアブルキャラも大幅に増え、メンバー選定に迷います。
BAD/REQUEST
<ボス敵のインフレ化>
学生を主役においているせいか、大人の世界に子供が首を突っ込んでいるようにしか見えません。
彼等にできるのは子供のお使いレベルの程度のものばかり。
対峙するボス格の敵キャラがどれも強すぎるため、展開がパターン化しています。
①Ⅶ組でなんとかするぞ!→なんとかできない→来い!ヴァリマール!→何とかなった
②Ⅶ組で撃破するぞ!→はあはあ、何とかなったか→敵「なかなかやるな、ではそろそろ本気で」→助太刀参上!→何とかなった
まさにこの2パターン。
これをほとんどのボスイベントで繰り返し行うため、敵ボスからすればⅦ組などハナから相手にしていないようにしか見えません。
<最終盤の意味>
メインストーリーが終わった後に「外伝」と「後日譚」があるのですが、外伝はともかく後日譚の意味がもはやわからない。
「Ⅶ組としての総仕上げ」はわかりますが、とってつけたようなイベントをぶち込んで「やりきった感」を出すのもどうなのかなと。
ボスキャラ自らが「これに意味はない」と言いだしてますし。
<せっかく仲間が多いのだから>
難しいかもしれませんが、学生仲間に主眼を置いてある以上、群像劇っぽくしてほしかったですね。
例えば、Ⅶ組面々と協力者を三班に分け、三方同時展開とか・・・
一応それらしいことは数回あったのですが、もうちょっと広げて欲しかったなあと。
主人公は「リィン」という男子学生なのですが、前作では、彼は「中心」ではなく「重心」と評されていました。要は、「リーダー」ではなく「バランサー」であると。
ですが、今作では立派な「中心」に・・・
女子生徒は皆「リィン♪」や「リィン君たち」なんて。主人公だから仕方ないとは思いますが、優遇され過ぎかなと。
<謎>
伏線ばかり広げて回収する気が今作にも見受けられませんでした。
続編ありきなのかな?と。
騎神の謎、鬼の力、幻焔計画、オルフェウス最終計画、結社などなど・・・次作ありきなのはわかりますが、回収する気がそもそもあるのだろうか・・・?
COMMENT
前作クリア済
おもしろいと思った部分が多い反面、こうだったらもっとおもしろかったのかも?と思えるようなこともありました。
前作以上に主人公補正がかかりすぎて、もはや中心人物たるまでに成長した主人公リィン。
閃の軌跡Ⅲが出るなら、主人公続投だと思います。
今作の”最後”は、次作のプレイアブルキャラを一新するための「布石」なのかな、とも思えるほど。
仲間との友情、絆を焦点に当てながら、戦乱の帝国内で「学生としてできること」を求めているなら、もうちょっと他のキャラにスポットライトをあてて欲しかったですね。
前作よりはマシとはいえ、やはり置いてけぼりキャラが何人かいたり、他の仲間同志のイベントや掛け合いが少ないのは残念でした。
皆が「リィン!リィン!」となっており、もはや教祖レベル。さすがに食傷気味。
リィンがいないと何もまとまらない、何もできない感がより鮮明に見えてしまったおかげで、「Ⅶ組の絆」ではなく「リィンと〇〇の絆」でしかないように思えてしまいました。
他のレビュアーさんが「ギャルゲー」と揶揄されておりますが、まさにその通りです。
とはいうものの、前作含め面白かったですよ。
戦闘やシステムは親切になり、前作よりも効率的にプレイできます。
自分の場合はのんびりやったこともあり、クリアまで80時間程度。
今は補完作業のために2周目をプレイ中です。
早い人はもっと早くクリアできると思いますし、前作含めてプレイされてみてはいかがでしょうか。