PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

■迫力がある
これまでの一歩ゲームには無い必殺技のカットインがあり、迫力と「技を出した」感があります。

■スキル
スキルの有無が勝敗に大きく影響します。
戦う相手によって、必要なスキルも違う為、相手の事をよく知り、戦い方にあわせてスキルを設定する戦略性がある。

BAD/REQUEST

基本的にこれまでの一歩ゲームと比べてという見解になりますが･･

■避けられない
ボクシングは、ガードよりも避けるスポーツだと思っていますが、かわせません。
これまでの一歩ゲームに比べてダッキングとスウェーの操作感が悪く、相手には避けられるのにこちらはひたすらブロックです。
加えて、かわした時のメリットと引き換えに直撃を受けたときのデメリットが大き過ぎる（攻撃力の高いキャラだと一気にダウンまで持っていかれます。）為、
「避けつつ攻撃」ではなく、
「とにかくブロックが基本。相手の攻撃をブロックしたらこちらのターン」となります。ボクシングではありません。


■ブロック壊しゲーム
相手がブロックをしていると、どこを打ってもブロックします。
ので、これまでの一歩ゲームのようにブロックの隙間をぬって攻撃する事は出来ません。
加えて最悪なのがスタミナ。
５連打ほどするとしばらく休憩が必要なスタミナなので、「限られたスタミナ内で相手のブロック値を連打で壊せるか」という作業です。

■設定できる必殺技は１つだけ
････なぜ？


■忠実なダウンカウント制
このゲームは基本的にダウンを６回以上先にとった方の勝ちです（３ノックダウン制等を除いて）。
なので、とてつもなく強烈な演出の元、デンプシーを二連続で決めようが、あばら骨の折れてる相手にリバーブローを５～６発叩き込もうが、６回ダウンを取らない限りは相手は立ち上がります。
同様にこちらも５回は絶対に立ち上がりますので、ダウンしても一切ヒヤヒヤしません。

COMMENT

これまでの一歩ゲームとは全くの別物です。

人体構造に忠実で、感覚的かつ論理的にボクシングを楽しめたのがこれまでの作品だとすれば、

これははじめの一歩の戦略アクションシミュレーション、といった所でしょうか。


合う、合わないがとても分かれると思います。
私は･･･過去作がプレーしたくなりました。