【PS4】ウルフェンシュタイン:ザ オールドブラッド
発売元 | ベセスダ・ソフトワークス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2015-06-04 |
価格 | 3218円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション・シューター ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:2015年5月28日 |
- 総合ポイント
- 68
- (難易度)
- 2.00
- レビュー数
- 5
スコアチャート
GOOD!
◎チャプター2~4までの銃撃戦
◎PS3でぎりぎりだせるスペックのゲームだが、1080p&60FPSを完全維持の快適なプレイ環境
「銃撃戦」
体力が完全な自動回復ではないことによるダメージを受けた時の緊張感。形が様々な遮蔽物や少し複雑な通路が設けられたことで充実感のあるマップ。手足が吹っ飛ぶゴア表現と発砲時の銃の揺れ具合による気持ちの良いシューティング感覚。これら全てを合わせた結果、敵を撃ち殺す快感と敵に撃たれないよう立ち回る緊張感を同時に味わえる、オフ専FPSとして優れたゲーム内容。ただしそれはチャプター4までの話。
BAD/REQUEST
×チャプター1、5~ラストが残念なプレイ内容
×前作と比べるとステルスプレイの楽しさが半減した
×全体的に長めのストーリーイベントが飛ばせないのはダルい
×申しわけ程度のチャレンジモード
「チャプター5以降に登場するゾンビ」
ゾンビが登場するわけだが、そもそもチャプター4まではシンプルな銃撃戦を楽しんでいた分、お呼びじゃない感も否めないが、それ以上にゾンビとの戦いがすごい退屈だ。理由としてはゾンビが「体力だけ多いカス」でしかないからだ。例えばゾンビが高速で追いかけてくるとか、銃撃戦の最中にランダムでいろんなところから現れるとかなら、まだなにかしらの面白みを見出せたかもしれない。しかし本作のゾンビはただのろのろとこちらに近づいてきて、至近距離になるとようやく突っ込んでくる。対策としてはショットガンを食らわせればいい。それだけ。銃撃戦のような緊張感もなければ、ゾンビとしての面白みもない。制作側は何が面白くてゾンビなんて登場させたのか理解に苦しむ。
「チャプター5~ラストまで」
相手がほとんどゾンビなうえに今度はロボットを操縦することになるが、それさえも一本道のようなプレイ内容になるため退屈。ラストチャプターに至っては全体的に道幅が狭いマップデザインのせいで、前半チャプターのような魅力的な銃撃戦は微塵のかけらも感じられない。
「チャレンジモード」
これはストーリーモードで大勢の敵と強制的に戦う場面だけをスコアという概念を付けてプレイするといったモード。しかしながらロード時間が長いうえにスコア付きだからといって何か面白いのかと言えばそんなこともなく、下手な水増しレベルの内容。ストーリーモードのイベントにスキップ機能を付けてくれるほうがよっぽどありがたい。
COMMENT
チャプター2~4までがこのゲームの良いところ。ゲームとして面白い案もないまま、なんとなく作られた感が否めない作品。また世界大戦時代とSFとランボー並にタフな主人公をごちゃまぜにした内容なので世界観の好き嫌いも個人差がある。ただし本作は安値で販売しているので気休め程度にはお勧めする。