【PS4】Xeodrifter
発売元 | Gambitious Digital Entertainment (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2016-01-06 |
価格 | 1210円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | |
タギングトップ3 |
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タイトル概要 |
■ オンライン配信専用 ■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1人 |

- 総合ポイント
- 57
- (難易度)
- 1.50
- レビュー数
- 4
スコアチャート
GOOD!
※2Dシューティングはメトロイドシリーズ、洞窟物語などをプレイ済。
よくできたアクションゲームです。
ほかのレビューでも触れられていますが、要はメトロイドです。
・このモーションはこうやれば安定、ここには陣取るな、というアクションゲームのツボを押さえている
・ボス撃破でエリア開拓能力を追加。HP強化・武器強化アイテムを収集しに戻るもよし、現行レベルで未見エリアに挑むもよし
・操作性よし。慣性ですべりがちだが、不自然さのない絶妙なところ
その他メトロイドとは大きく違う点
・アイテム発見して武器レベルが上がるにつれ、与ダメ、連射性、拡散性を調整でき、プリセットを3つ作成できる
・道中はセーブポイントも無く、低HPではきついところもあるが、ボス到達できれば死んでも即座に再戦可能
BAD/REQUEST
他レビューではボスの単調さについて触れられていますが、でもまぁこんなもんでしょう。メトロイド2あたりよりかははるかに多彩ですよ。その他にもメトロイド2よりも(幾つかはスーパーメトロイドよりも)秀でた部分があります。
それでもメトロイド2が名作たりえるのは、「SFホラー」という作品固有の性格を、マップ構成・BGM・敵出現の演出などの調和で支えているからであり、それを踏まえてこの作品を見てみると、作品自身のよさを自分で殺している部分があります。
・武器プリセットを切り替えさせるいい場面なのに、結局切り替えなくて済む仕掛けを用意している(ネタバレすぎるので詳しく書けません)
・道中、二つの能力を交互に使いこなしてダメージ回避する箇所があるが、スピーディすぎて難しい
・一方でそういう「要テクニック」な場面が、ボス以外には皆無(だし、多分ボスのほうが簡単)
・「チェックポイント」の概念があるわりには、ボス前にしかない。エリア長めにして途中にチェックポイントあってもいいのでは
など、「イマイチ」を積み重ねています。この辺をもっと突き詰めてけばいくらでも化けそうなんですが・・・
COMMENT
Steamでセールだったのを分かっていながら、てっきり忘れてPS4で買っちまいました。「とはいえこの内容なら満足」と思って初見を終えたのですが、冷静に考えてみると Wii, WiiU の VC でスーパーメトロイドがもっとお安く遊べるではないか。それと比べるとねぇ。
去年のE3からこっち「メトロイドの新作これかよ!」と想い続けてる方は、是非気分直しにこれをやったらいいですよ。一方、メトロイドをやったこと無い人は是非メトロイドをやって下さい。
オリジナリティ:とてもいいはずですけどBADにあるように活かしきれてない。3点。
グラフィックス:高度なCGではもちろん無いですが、とても見やすい。意図的に見難くしてるところも、ちょうどよし。3点。
音楽:とってもベーシック。良さが突き抜けてるわけではないけど、気になるところ皆無。4点。
熱中度:点数基準には「飽きがなくどれだけ【長く】遊べるか」と書いてあるのですが、残念ながらまったく長くはありません。でも「飽きがなく最後まで一気に遊べた」ので4点つけさせてください。
満足感:代わりにこっちを2点どまりにしておきます。
快適さ:3点。普通・・・というか、論ずる意味無し。エリアがもっと広ければ、良し悪しが評価できるのですが・・・
難易度:普通。仮に「初期レベルでラストまで」とした場合、ものすごく殺されるでしょう。しかし難しいだけでさほど理不尽さがなく、うまけりゃノーダメクリアもできるであろう、という、アクションゲームのお手本みたいなつくりです。もちろん、探索して強化しまくれば簡単にもできます。