このソフトのレビューを書く

【PS2】吸血奇譚 ムーンタイズ

発売元 ガンホー・ワークスオフィシャルサイト
発売日 2008-02-28
価格 7140円(税込)
レーティング 【D】17才以上対象 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 吸血奇譚ADV
PCソフト「ドラクリウス」のキャラクターや設定を生かしつつ、新たに制作された恋愛アドベンチャーだ。主人公・荻島潤の前に突然現れた吸血鬼の血を引いているメイド・ベルチェとの、成長の軌跡を描いた作品だ。



オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 1pt 2pt 1pt 1pt 3pt 1pt
総合点
33pt

GOOD!

上手く構築された設定や世界観は必見、とまでは行きませんが十分注目の出来です、吸血鬼物自体は良くありますがそこにちょっとした一工夫を加えて独自の世界観を作り出しています。

売りである能力を駆使したバトルシーンは使える能力をどう生かすかを考えて工夫して敵を倒したり危機を乗り越えると言う物なので合う合わないはありますが内容としては良い物です。

こんなところでしょうか、色々と問題はありましたがこの手のゲームとしては平均レベルには十分達していると思います。

BAD/REQUEST

男性キャラが極端に少ないです、どこを見ても女の子ばかりです、主人公以外の男性キャラははっきり言って脇役(もしくは敵のみ)です、メインで活躍するのは女の子ばかり、それを特別悪いとは言わないけれどやはり男性キャラがいるからこそ女性キャラが、女性キャラがいるからこそ男性キャラがより一層引き立つ訳ですので、女の子ばかりと言うのはさすがにキャラの魅力や物語の奥深さを阻害していると思います。

サブシナリオが手抜き?
メインの話に比べてサブのシナリオがあまりにも短すぎます、これなら全てを統合して選択肢無しのロングシナリオ一つの方が良かったと思います。

肝心のバトルシーンが意外と少ないです、これがかなり致命的でした、なにかにつけて一段落するとすぐ女の子達との会話やイチャイチャタイムに突入するのでテンポが悪く、とても退屈です。
バトルシーン自体の時間もそこまで長くはないですし、なにかとあっさり終わった感じです、基本的に日常シーンがとてつもなく退屈ですので、それが余計に悪い印象を与えます。

COMMENT

似たようなジャンルにあやかしびとがありますが、あちらは男女のキャラバランスもしっかりしていますし、ボリュームをあります、バトルの質で言えば白熱するのはあやかしびとですがこちらはジャンルが少し違うので、体感的には向こうの方が長い気がしましたが、なにより日常シーンが退屈では無かったので、私個人と致しましてはあやかしびとの方がお勧め出来ます。

設定や構成は悪くなかったので欠点が解消された続編が出るのであれば是非やってみたいですね。

プレイ時間:15時間以上30時間未満(クリア済)
あすかさん(Webサイト)  [2009-09-09 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ


吸血奇譚 ムーンタイズのTOPページへ戻る

総合ポイント
77
(難易度)
1.00
レビュー数
4
スコアチャート 吸血奇譚 ムーンタイズレビューチャート

0%
0-9
0%
10-19
0%
20-29
25%
30-39
0%
40-49
0%
50-59
0%
60-69
50%
70-79
0%
80-89
25%
90-100
【60点以上】
75%
【標準偏差】
21.75