前作「無双OROCHI」は未プレイ。 無双シリーズは「戦国無双2」のみプレイ経験有り。 ■プレイアブルキャラクターの多さ 総勢90人以上のキャラクラーで遊べるのは単純に凄いの一言。 とにかくパワーでなぎ倒す「力」タイプ。 素早い動きとアーツキャンセルが便利な「速」タイプ。 空中コンボで大ダメージが狙える「技」タイプ。 それぞれで異なった立ち回りが求められるので、状況に応じて考えながら操作する楽しさを味わうことができた。特に「速」タイプでテクニカルなコンボが決まった時の爽快感は言葉で表現できない程。 ■武器融合・錬成システム いわゆる最強武器である第四武器を取ってもそれ以降取得する武器が無駄にならない。強化しきった武器を持ったキャラでステージに挑んでも、今までは捨てるだけだった余剰武器は錬成することで他キャラの武器強化に。 また融合による属性付加も、個々のプレイスタイルに合わせて「どんな武器にしようかな」と思考する楽しさを生み出している。このシステムのおかげで武器収集に熱が入った。 ■レベル上限99、熟練度の存在 レベルや熟練度(どれだけそのキャラで敵を倒したかの指標、増えると防御力アップ)の上限値が高いため、戦国2のようなちょっと使い込むとすぐ育成MAXというような状況になりにくくなっている。 だがその一方で、上げにくい熟練度をステージ開放条件にしており、ただの作業に繋がってしまっているのは残念。 ■その他 ○雑魚のわらわら感。 ○「邪馬台の戦い」のBGMが秀逸。 ○スチルイベント(ステージ開始前のキャラのやり取り)で掛け合うキャラが変化する場合がありついつい見てしまう。 ○救援要請に応じるとその武将の体力が一度だけ全快するので助けに行く意欲に。ただピンチでもないのに呼ぶのは相変わらず。
■錬成作業の煩雑さ システム自体は面白いのだがとにかく時間と手間が異常にかかる。 錬成に必要な属性を知りたい時はわざわざ戻って別画面で確認しなければならず、属性が7〜8個も必要な場合、覚えられないので紙にメモをしておくなどの作業を求められる。 武器を1人8個までしか持てないという仕様も属性管理を面倒にしている要因の一つ。また実用的な錬成は数える程しかないので、結局どのキャラも同じ錬成構成になりやすいというのも勿体無い。 ■フリーモード ステージクリアすると最初のモード選択まで戻され、その度に毎回キャラ3人を選択させ直すのは嫌がらせだろうか。ステージ終了したらストーリーモードと同様兵舎画面に戻すのが自然だろうし、キャラ選択においてはよく使うキャラの組み合わせを幾つかストックしておいて、ボタン1つで呼び出せる等の配慮が欲しかった。 ■わかりづらい属性効果 衝撃波系のチャージには、攻撃範囲が広くなる「旋風」が無意味だったり、攻撃速度が上昇する「神速」を付加しすぎると攻撃判定がずれて逆に使いにくくなる場合があったり等、私のような初心者が攻略情報無しでプレイすると陥りやすい落とし穴が多い。 特に後者は製作側の単なるデバッグ不足。 ■難易度 天舞未使用だったが、武将が育ってくると最高難易度「激難」でもやや易しすぎる感は否めない。勿論、使いにくいキャラが油断するとワッショイされて瀕死・即死の場面もあるのだが、基本的にこちらの攻撃力が高すぎて、即昇天しまう武将が多く張り合いに欠ける。プレイヤー側の攻撃力のインフレをもう少し抑えるべきなのでは。 ■その他 ○馬に乗り込む際の弓や銃がウザすぎる。数発なら耐えられる仕様にすべき。アタッカータイプに応じて馬上の有利不利があっても面白い。 ○サバイバルモードにおいて一戦ごとにロードを挟むテンポの悪さ。 ○「赤壁の戦い」や砦の戦闘では確実に処理落ち。 ○ストーリーモード最終章をクリアすると毎回OPクレジットまで戻される。
いやー面白かった。無双を堪能できました。 ステージ流用やマンネリの影響で、無双シリーズのプレイ経験によって大きく評価は分かれるところでしょうが、自分が前作未プレイ・シリーズ経験も少ないこともあってかなり楽しめました。また続編とはいうものの、私のように前作のストーリーを知らなくても問題ありません。 ですが、処理落ちや不親切なユーザーインターフェースなどゲーム全体の快適性についてはかなり難ありです。 「やりこみ要素」というよりほぼ「作業」ですが、やらなきゃならないことが多いので、忘れた頃にまた引っ張り出して遊んだりしています。因みに未だドラマティック全シナリオ出せていません。熟練度上げが苦行です(汗 最後にバランスブレイカー「天舞」の存在。 自分で使用を控えたのでゲームを楽しむことはできましたけど、バランスがちょっと大雑把過ぎます。RPGで言えば、ボスを一撃で倒せるような最強武器が普通に町で買えるようなものですからね。 勿論この場合も買わなければ良いのですが、プレイヤー側が自ら縛りを設けないとバランスが崩れるというのはゲームとして明らかに調整不足。熟練度上げを頑張った人へのご褒美・隠し要素みたいな位置づけなら全く違和感はなかったのですが。 【総評】快適性に難はあるが良作。特に無双経験が少ない人はより楽しめそう。
GOOD!
前作「無双OROCHI」は未プレイ。
無双シリーズは「戦国無双2」のみプレイ経験有り。
■プレイアブルキャラクターの多さ
総勢90人以上のキャラクラーで遊べるのは単純に凄いの一言。
とにかくパワーでなぎ倒す「力」タイプ。
素早い動きとアーツキャンセルが便利な「速」タイプ。
空中コンボで大ダメージが狙える「技」タイプ。
それぞれで異なった立ち回りが求められるので、状況に応じて考えながら操作する楽しさを味わうことができた。特に「速」タイプでテクニカルなコンボが決まった時の爽快感は言葉で表現できない程。
■武器融合・錬成システム
いわゆる最強武器である第四武器を取ってもそれ以降取得する武器が無駄にならない。強化しきった武器を持ったキャラでステージに挑んでも、今までは捨てるだけだった余剰武器は錬成することで他キャラの武器強化に。
また融合による属性付加も、個々のプレイスタイルに合わせて「どんな武器にしようかな」と思考する楽しさを生み出している。このシステムのおかげで武器収集に熱が入った。
■レベル上限99、熟練度の存在
レベルや熟練度(どれだけそのキャラで敵を倒したかの指標、増えると防御力アップ)の上限値が高いため、戦国2のようなちょっと使い込むとすぐ育成MAXというような状況になりにくくなっている。
だがその一方で、上げにくい熟練度をステージ開放条件にしており、ただの作業に繋がってしまっているのは残念。
■その他
○雑魚のわらわら感。
○「邪馬台の戦い」のBGMが秀逸。
○スチルイベント(ステージ開始前のキャラのやり取り)で掛け合うキャラが変化する場合がありついつい見てしまう。
○救援要請に応じるとその武将の体力が一度だけ全快するので助けに行く意欲に。ただピンチでもないのに呼ぶのは相変わらず。
BAD/REQUEST
■錬成作業の煩雑さ
システム自体は面白いのだがとにかく時間と手間が異常にかかる。
錬成に必要な属性を知りたい時はわざわざ戻って別画面で確認しなければならず、属性が7〜8個も必要な場合、覚えられないので紙にメモをしておくなどの作業を求められる。
武器を1人8個までしか持てないという仕様も属性管理を面倒にしている要因の一つ。また実用的な錬成は数える程しかないので、結局どのキャラも同じ錬成構成になりやすいというのも勿体無い。
■フリーモード
ステージクリアすると最初のモード選択まで戻され、その度に毎回キャラ3人を選択させ直すのは嫌がらせだろうか。ステージ終了したらストーリーモードと同様兵舎画面に戻すのが自然だろうし、キャラ選択においてはよく使うキャラの組み合わせを幾つかストックしておいて、ボタン1つで呼び出せる等の配慮が欲しかった。
■わかりづらい属性効果
衝撃波系のチャージには、攻撃範囲が広くなる「旋風」が無意味だったり、攻撃速度が上昇する「神速」を付加しすぎると攻撃判定がずれて逆に使いにくくなる場合があったり等、私のような初心者が攻略情報無しでプレイすると陥りやすい落とし穴が多い。
特に後者は製作側の単なるデバッグ不足。
■難易度
天舞未使用だったが、武将が育ってくると最高難易度「激難」でもやや易しすぎる感は否めない。勿論、使いにくいキャラが油断するとワッショイされて瀕死・即死の場面もあるのだが、基本的にこちらの攻撃力が高すぎて、即昇天しまう武将が多く張り合いに欠ける。プレイヤー側の攻撃力のインフレをもう少し抑えるべきなのでは。
■その他
○馬に乗り込む際の弓や銃がウザすぎる。数発なら耐えられる仕様にすべき。アタッカータイプに応じて馬上の有利不利があっても面白い。
○サバイバルモードにおいて一戦ごとにロードを挟むテンポの悪さ。
○「赤壁の戦い」や砦の戦闘では確実に処理落ち。
○ストーリーモード最終章をクリアすると毎回OPクレジットまで戻される。
COMMENT
いやー面白かった。無双を堪能できました。
ステージ流用やマンネリの影響で、無双シリーズのプレイ経験によって大きく評価は分かれるところでしょうが、自分が前作未プレイ・シリーズ経験も少ないこともあってかなり楽しめました。また続編とはいうものの、私のように前作のストーリーを知らなくても問題ありません。
ですが、処理落ちや不親切なユーザーインターフェースなどゲーム全体の快適性についてはかなり難ありです。
「やりこみ要素」というよりほぼ「作業」ですが、やらなきゃならないことが多いので、忘れた頃にまた引っ張り出して遊んだりしています。因みに未だドラマティック全シナリオ出せていません。熟練度上げが苦行です(汗
最後にバランスブレイカー「天舞」の存在。
自分で使用を控えたのでゲームを楽しむことはできましたけど、バランスがちょっと大雑把過ぎます。RPGで言えば、ボスを一撃で倒せるような最強武器が普通に町で買えるようなものですからね。
勿論この場合も買わなければ良いのですが、プレイヤー側が自ら縛りを設けないとバランスが崩れるというのはゲームとして明らかに調整不足。熟練度上げを頑張った人へのご褒美・隠し要素みたいな位置づけなら全く違和感はなかったのですが。
【総評】快適性に難はあるが良作。特に無双経験が少ない人はより楽しめそう。