PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

●戦闘システム

一番のオススメポイントは戦闘です。（ＨＡＲＤモード推奨）
このゲームのＨＡＲＤモードは軽く死ねます（笑）
よって初めての方は無料の「ＤＬアイテム・ポイント」を使用しましょう。
そうすることで手に汗にぎるちょうど良い難易度になると思います。

敵は強いですが、色々な方法で立ち向かうことができ、対策を練ることが
できます。

まずは「エクステンドエリア」これを駆使しながら「連携攻撃」で強敵を
葬ります。向きや攻撃後の位置も考慮に入れて、続けて次の敵を叩き込み、
移動が遅い味方を最前列に押し上げたり、行動順が最後のほうの味方から
攻撃できたりと、戦略次第でパーティーの弱点を補強できます。
むしろパーティー全体の戦力を分析したキャラ育成が大事かと思います。

次に「武器の練成」や「スキル研究」などで、戦力を強化できます。
実はこの辺りが戦闘を無駄にしないための仕組みになっていて、
「武器の練成」や「スキル研究」などは素材を集めなくてはいけないのですが、
集め方が様々で、例えば戦闘中に一番連携した数を基準に獲得できる
「ＴＰポイント」この「ＴＰポイント」を使って冒険ギルドで「ＴＰ交換」
また、敵を大ダメージで撃破する「オーバーキル」でアイテムゲット。
さらに、戦闘中にもらえるＥＰというポイントを使用して、鍛冶屋で武器を
5段階まで強化します。それだけなら当たり前ですが、使わなくなった武器を
そこからコンバートしてアイテムに変化できます。
（結構序盤の弱い武器を鍛冶屋で強化って抵抗あったのですが、このおかげで
　積極的に鍛冶屋を利用できました。）
また称号を集めてアイテムを頂くことも重要になります。

それでも勝てない貴方には、捕獲という要素もあります。
モンスターを捕獲して、合成もできます。アイテムに変える事もできます。

●アドベンチャーパート

とてもかわいらしいキャラクターたちと一緒に冒険することができます（笑）
戦闘システムが神なので、個人的にはこちらは息抜き程度と考えていたのですが
ところがどっこい、はまります。
自分の選択肢で行軍ルートがかわったり、ヒロインの感情値が変化したりと、
色々あるのですが、大きなストーリーの中に参加して、自分で動かしている
ような気になります。

わかりやすい勧善懲悪王道ストーリーですが、それが5世代に渡って、数多くの
キャラクターと苦楽を共にしていくと、いやでも感情移入してしまいます。
（過去一度もギャルゲーを経験してない分なおさらかも知れませんが）

あとイラストは大変良かったです。（色々とありますが・・）

●その他

・最初にＨＤＤのインストールが出来ます。（ロード時間短縮）
・スキップ機能完備。（戦闘も移動カット・エフェクトカット有り）
・戦闘のオート機能。（アドベンチャーパートメインの方はどうぞ）
・圧倒的なボリューム（プレイ時間約80時間！！）
・音楽はかなりテンポよく、種類も豊富にあると思います。

BAD/REQUEST

●戦闘グラフィックがＰＳ2？

やはりグラフィックはネックになると思います。
ただ、実際プレイしてみて、慣れてくると大丈夫（笑）
要は戦闘のキャラクターのシンボルがショボイのですが、
戦闘中は頭をフル回転してますので、気になりません。

●要素が多くて煩雑

例えばスキル研究の前に技の極意が必要なのですが、それは冒険ギルドで
ＴＰ交換が必要です。そうやって手に入れたスキルの項目の中でねらった
スキルに必要な素材を鍛冶屋のコンバートとかオーバーキルや盗みなどで
手に入れないといけない。
これをめんどくさいと感じるかやりこみと感じるかで人を選びます。

また、アドベンチャーパートのイベントを制覇したいと思っていても、
ターン制限があるので、上記のやりこみがしにくい。各世代の最後の
ヒロインとのイベントが終わってからなら大丈夫なのですが、初回プレイでは
攻略サイトがないとそういうことがわかりにくい。

要は2週目前提ならいいですが、そうでないなら攻略サイトの活用が必須です。

COMMENT

一見誤解されますがこのゲームの本質は戦闘です。
おもしろいです。
アドベンチャーパートも含め、やりこみは半端ありません。
ＣＧなど収集要素満載ですので、なかなか飽きさせてくれません。

私はやりこみで名高いディスガイア系も好きですが、いつも
作業感が高まったときにやめてしまいますが、このゲームは
目的があるので、作業感は感じられませんでした。

総評としてはＰＳ3をもっている方で下記の単語に反応する人は
オススメできます。
「難易度」「やりこみ」「育成」「合成」「捕獲」「美少女」「収集」

どっぷりはまった後はＤＬ販売で色々手に入りますので、
アフターサービスも万全です（笑）

やりすぎにご注意を。

ＨＤＴＶ・ＨＤＭＩ端子使用。