【PS4】HEAVY RAIN -心の軋むとき-
発売元 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2016-06-01 |
価格 | 3400円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 犯罪 言葉・その他 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 |
![]() ![]() ![]() |
タイトル概要 |
■ オンライン配信専用 ■ ジャンル:サイコ・サスペンス ■ プレイ人数:1人 |

- 総合ポイント
- 58
- (難易度)
- 2.25
- レビュー数
- 8
スコアチャート
GOOD!
・顔の造形、モデリングがとても繊細
本当に人が演技してるかのようなリアルな作りには脱帽する。
・アメリカのサスペンスドラマさながらの本格的なミステリーストーリー。
向こうでは探偵モノは鉄板の人気ジャンルらしいが
確かに物語の完成度は素晴らしいものがある。
BAD/REQUEST
・快適さは無いに等しい。
R2で歩く、左スティックで見る方向を変えるという操作配置だが
これがとんでもないぐらい不便。
まず歩きながらの方向転換はやたら操作感度が高く、すぐに狙いの角度が外れる上に
曲がり角や階段付近等では自動方向転換が有効になるので思う通りに操作できず
ストレスしか溜まらない。
・QET
快適さをさらに減衰させる要素。
高難易度アクションゲーですら見られないような複雑怪奇な強制ボタン押しイベントが非常に多い上に
ボタン連打なのか長押しなのか、判別がつきにくい表示となっているため、頻繁にミスする。
その上、モーションセンサーを使ったQETでは反応性が悪い為、指示通りの操作を実行しても
画面上に反映されていないこともある。
例
R1長押し後にL2長押ししつつ、コントローラー自体を右から左へ180度回転させる
右スティック↑を長押ししつつ、R2も長押し、その後△と〇を長押ししつつ、L1連打
左スティックを傾けながらR1とL2を交互に連打、等々。
・イベントスキップ不可
何度かプレイ自体をあきらめようかと思った程の仕様。
というかゲーム時間のほとんどはイベントシーンなので上記のストレスマッハQETに失敗すると
また七面倒なイベントを最初から見なければならない。
リプレイ性の為、適所でリトライポイントが挟まれているが
それなら最初からQETなんぞ廃止か簡単にすれば良いのではないだろうか。
・音楽の種類も少なく、同じ様な曲を何度も使いまわしている為
まったく盛り上がりに欠ける。
COMMENT
2018年現在、PSplusにてフリープレイでの評価。
発売当時は画期的だったかも知れないが、現在では正直に言って面白くない。
あらゆる演出と操作が快適性を損なわせており、
数々のバグも含めると、もしフルプライスで購入してた場合ディスクを割っていたかも知れない。
PS3時代のゲームは今やっても面白いモノが沢山あるが
本作は私には致命的に合わなかった。
恐らくはキャラの挙動一つ一つにQETを盛り込むことにより、
よりリアルな没入感を体験させようとしていたのだろうが
面倒くささが、圧倒的に勝ってしまっている。
マルチエンディングとのことだが、申し訳ないがもう一周する気にはなれなかった。
あくまでグラフィックの技術進化も含めての楽しみ方や
「操作するドラマ」等を期待する人でなければストレスしか溜まらないのでは、と感じる。
フリープレイなのであまり文句も言えない上にゲーム自体もそんなに期待していなかったが
それらを突き抜けるほどの「面倒くさい」ゲームだった。