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【PS2】マナケミア2 〜おちた学園と錬金術士たち〜

発売元 ガストオフィシャルサイト
発売日 2008-05-29
価格 7140円(税込)
レーティング 【A】全年齢対象 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:錬金術RPG
■ プレイ人数:1人



オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 3pt 3pt 4pt 4pt 4pt 1pt
総合点
77pt

GOOD!

主人公が2人いて、選ばなかった方はライバル的存在として登場する。
また徹底的に選んだ主人公の視点で話が進むので、もう1人の主人公とその仲間が同じ時間軸で何をしていたのか、何故ああいった行動をしたのか、あえてほとんど分からないようになっている。
仲間もマッチョな妖精、エロい妄想をして鼻血を出すツンデレ少女、見た目に反して声が渋すぎる着ぐるみの人など濃いキャラばかり。空気なやつがいない。

ストーリーは基本ギャグで特に個性的すぎる仲間たちの個別ストーリーは、常に予想の斜め上をいく展開で笑える。ファンタジーRPGでニートという単語を聞くことになるとは思わなかった。
リリアの「変身」や、ユンの趣味、最弱生物を錬金術で最強にしようとする話などは特に笑った。

他のRPGと決定的に違うのはこのゲームでは世界を救わない。
主人公に影響を与えたちょっとした事件程度の話でしかない。
臭いセリフをはきながら世界を守るRPGは多すぎるくらいなので逆に新鮮に感じる。

前作と同じく控えと常に交代し全員で戦うことを前提とした戦闘。

前作と同じくグロウブックによる成長システム。アイテムを作る意味がある。

調合の材料が足りなくなっても図鑑を見ると、落とす敵、売ってる店などが分かるようになっていて助かる。採取では一度に複数個のアイテムが入手できるので同じダンジョンに何度もいく手間が軽減されている。

RPGには珍しいバックログ機能がある。音声も再生できる。

BAD/REQUEST

戦闘がハードでもちょっとぬるい。ラスボスはそれなりに強いけど。
もう一段階上の難易度も用意して欲しかった。

前作とあまり代わり映えしないっていうのは確か。

戦闘の行動順が見にくくなっている。これに関しては前作と同じでもよかったと思う。

完全クリア後、ではあるが回避不可能なバグがある。

COMMENT

基本的に丁寧な作りのゲーム。世界を救う話に飽きた人におすすめ。
FF、ドラクエ、テイルズシリーズなどとは話の方向性がまるで違う。

ギャグが合わない人もいるようだが、個人的にはギャグに対してまじめに突っ込むのはナンセンスだと思う。普通ならやりすぎと言われることも、ほとんどシリアスなシーンの無い本作特有のノリだからこそありだと思う。

ただギャグストーリーであるがゆえに合わない人がいるのも当然だと思う。
万人がおもしろいと思うギャグって難しいし。

前作との関わりは良くも悪くも薄い。

ちなみにどちらかというとウルリカ編の方が本編に近い。ロゼ編では事件の原因が大雑把にしか分からない。

   
プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
カルボナーラさん  [2009-01-04 掲載]

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総合ポイント
69
(難易度)
1.87
レビュー数
15
スコアチャート マナケミア2 〜おちた学園と錬金術士たち〜レビューチャート

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26.7%
60-69
40%
70-79
6.7%
80-89
0%
90-100
【60点以上】
73.3%
【標準偏差】
12.53