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【PS2】マナケミア2 〜おちた学園と錬金術士たち〜

発売元 ガストオフィシャルサイト
発売日 2008-05-29
価格 7140円(税込)
レーティング 【A】全年齢対象 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:錬金術RPG
■ プレイ人数:1人



オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 3pt 4pt 4pt 3pt 3pt 4pt
総合点
69pt

GOOD!

前作から基本的なシステムは変わらず所々を改良、新システムの増加が行われていて前作をプレイしていた人は安心して入り込める。
特に戦闘システムはマナケミアの時より派手になっていてドットも綺麗で良く動くので見ていて飽きないですし、今回はサポートアクションの強化が出来るようになり個性も大きく見た目も凄く派手になった。

調合システムは改良され前作の不満点を改善し武具の調合を自分のアトリエで行えるようになり、調合システムもやり易くなって面倒な部分が極力排除されました。
特に良かったのがアイテムの採取場所が載る様になった事で、前作で調合素材が何処にあるのか探す作業も面倒ではなくなり良かった。
前作同様グロウブックのシステムは良い、調合と直結しておりこれのお陰で調合したいと思えるし自信でステータスを縛れるのは自由度が有る。

主人公が二人になりストーリー、キャラストと楽しみ要素も殆ど二倍増。
事実プレイ時間は初周42時間、次周35時間とボリュームがあり+エクストラもあるので全てをクリアするのにもかなり掛ります。
二週目はアイテム、レシピ、お金が全て引き継がれイベントを最優先で進められるためダレる事がなく良かった。

前作では中盤からシリアス展開へ突入しましたが、今回は終盤に軽いシリアスが入る程で終始コメディで展開されるためその点は良かった。
キャラクターもロゼ側が常識人、ウル側がイロモノと言う様感じますがいざプレイしてみるとロゼ側のキャラが濃くウル側に負けず劣らず最高です。
特に変態お嬢様とオタクマナは必見。

BAD/REQUEST

戦闘のインターフェイスが変更がされ前作より見難くなっており、しかも戦闘の最初にいちいちキャラクターボイスが入る為テンポが若干悪い。
そしてユナイトモードに変わり前作より出しやすくなったと思いますが、如何せん超必殺技が出し難くなりすぎ、派手に進化しただけに勿体無い。

今作は続編と言う事で一応前作のキャラが出ていますが、魅せ場が少なく前作プレイヤーが喜べる部分が殆ど無いのはどうかと思う。
グンナルに至っては止め役が居らず最強キャラ扱いになっており滅茶苦茶な事を行って笑えない部分も多くカッコよく無いのが残念。

今作は3年制から1年制になり学園生活をしている感覚が薄く、アンナみたいな新入生も居らず学年が上がる毎に新たに行ける様になったりするダンジョンも無くなり年が移り変わる演出が乏しい。

それと前作では店員に立ち絵や声がありましたが今回はありません、愛着が湧くキャラも多かった前作に比べ近作は凄く味気ない。
しかもサブイベントも少なく一枚絵も結局エンディングのみな為一年間と言う開発期間は早過ぎた感が否めないです。

ストーリーについてはコメディ部分はまだ良いですが本筋自体は微妙です、ウル、ロゼがライバルと言うよりただの宿敵で協力しても燃えない。
エクストラ編もせっかく合流したのにイベントが少なすぎる、特別なキャラストを増やして合流した後のイベントをもっと見たかった。

COMMENT

一年と言う期間は短かったと感じますがガストはちゃんとユーザーの声を反映する良い会社だと感じました、特に調合周りのシステムは完璧。
システム面に変化が無いのは良いのか悪いのか、改悪されるよりは良かったですが流石に次の作品もこのままじゃマンネリになりそうです。
一応続編ですけど前作はプレイしなくて大丈夫です、前作ネタは数えるほどしか無いので未プレイの人もすんなり入れます。

   
プレイ時間:60時間以上100時間未満(未クリア)
ぽわれさん  [2008-06-15 掲載]

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総合ポイント
69
(難易度)
1.87
レビュー数
15
スコアチャート マナケミア2 〜おちた学園と錬金術士たち〜レビューチャート

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50-59
26.7%
60-69
40%
70-79
6.7%
80-89
0%
90-100
【60点以上】
73.3%
【標準偏差】
12.53