本作はADVパートとアクションパートが交互に入る形となっている。 シナリオ面に関しては個人によるところが大きいので主にアクション面のみについて評価していく。 〇爽快感の強い無双ゲー Fateと無双ゲーという相性の良さそうな組み合わせだけに、爽快感は抜群。 一回の攻撃で100や200を倒す事も出来るし、気付いたら5000KOとか到達していたりする。 ちょっとやれば10000体くらいは軽くいくので、従来の無双ゲーの中でもかなりの撃破数となるだろう。 システム的には通常攻撃から強攻撃に派生するタイプ、つまり本家無双と同じタイプである。 レベルが上がって攻撃パターンも増え、サーヴァント独特な攻撃も増えていくので、シリーズのファンも楽しめる要素である。 また範囲内の敵全員攻撃出来る「エクステラマニューバー」が強力で、雑魚戦でもボス戦でも活躍する。 その他、ダッシュの備わっており、マップの移動や攻撃の回避、またダッシュ攻撃で雑魚散らしなども出来て、この辺りはさすが後発のゲームだけあって、本家よりも改善されている部分も多い。
〇割と残念なアクションパターン 各キャラ、独特な挙動はするものの、正直通常攻撃は微妙に使いにくい。 大勢の敵を相手にするならダッシュ攻撃の方が便利だし、ボスを相手にしてもエクステラマニューバーの方がはるかに効率的である。 また攻撃を防ぐ手段が乏しく、一度攻撃を食らえばそこから抜け出す方法はない為、ボスとは殴り合うよりも逃げながら戦う方が安全である。 特に高難易度ではボスの攻撃を受けるとそのまま死亡する事も多く、必然的に逃げながらゲージを溜め、溜まったら攻撃というチキン戦法になりがちである。 ただし体力を減っても任意で回復する機能はあるし、死んでも復活するアビリティはあるし、さらにデフォルトで3回までなら復活出来るので、ある意味死亡前提と考えてもいいかもしれない。 また、サーヴァントの代名詞とも言える宝具の発動も準備が必要で、ステージ内でアイテムを集めなければならない。 そうやって発動した宝具は強力なのだが、後半になってくるといちいち集めるのも面倒になってくる。 まあなくてもエクステラマニューバーでも十分、となってしまい、本作では宝具は影が薄い。 〇達成感の乏しいKO数 敵を攻撃している、という感覚が薄く、あまり「倒している感」は出ていない。 他の無双ゲーは1000KOとかするとそれなりに達成感はあるのだが、本作は10000KOとかしても感慨は少ない。 敵が人形めいた相手だけに、本当に人形をただ蹴散らしているという感じになってくる。 またボス相手にも同じような感じで、攻撃を当てているという感触は感じられず、サーヴァントの激しい戦いという感じではない。 まあFateの戦い自体、そういう大味なものだ、と言われてしまうとそこまでだが。
アクションゲーとして見ると微妙。 良い部分もあるのだが、全体として見るとどうしても悪い部分が目につきやすい。 UIにしても、プレイヤーの服を購入出来るのだが、購入画面で既に所持している服かどうかは一目で分からず、いちいち装備画面を見たり、ギャラリーで確認する必要がある。 まあ服と言っても別に見栄えが変わる訳ではなく、サポートが変わるだけなのだが、一応トロフィーにこれを集めるというのがあるので、気にする人はやるだろう。 ただキャラゲ―としてみると、今までこういう感じでサーヴァントを動かすタイプのゲームは少なかったので、それなりに良い出来と言える。 攻撃の演出などもキャラごとに富んでいるので、操作しているだけでも楽しい。 ただマップの数やバリエーションが少なく、出来る事が非常に少ないってのが難点か。
GOOD!
本作はADVパートとアクションパートが交互に入る形となっている。
シナリオ面に関しては個人によるところが大きいので主にアクション面のみについて評価していく。
〇爽快感の強い無双ゲー
Fateと無双ゲーという相性の良さそうな組み合わせだけに、爽快感は抜群。
一回の攻撃で100や200を倒す事も出来るし、気付いたら5000KOとか到達していたりする。
ちょっとやれば10000体くらいは軽くいくので、従来の無双ゲーの中でもかなりの撃破数となるだろう。
システム的には通常攻撃から強攻撃に派生するタイプ、つまり本家無双と同じタイプである。
レベルが上がって攻撃パターンも増え、サーヴァント独特な攻撃も増えていくので、シリーズのファンも楽しめる要素である。
また範囲内の敵全員攻撃出来る「エクステラマニューバー」が強力で、雑魚戦でもボス戦でも活躍する。
その他、ダッシュの備わっており、マップの移動や攻撃の回避、またダッシュ攻撃で雑魚散らしなども出来て、この辺りはさすが後発のゲームだけあって、本家よりも改善されている部分も多い。
BAD/REQUEST
〇割と残念なアクションパターン
各キャラ、独特な挙動はするものの、正直通常攻撃は微妙に使いにくい。
大勢の敵を相手にするならダッシュ攻撃の方が便利だし、ボスを相手にしてもエクステラマニューバーの方がはるかに効率的である。
また攻撃を防ぐ手段が乏しく、一度攻撃を食らえばそこから抜け出す方法はない為、ボスとは殴り合うよりも逃げながら戦う方が安全である。
特に高難易度ではボスの攻撃を受けるとそのまま死亡する事も多く、必然的に逃げながらゲージを溜め、溜まったら攻撃というチキン戦法になりがちである。
ただし体力を減っても任意で回復する機能はあるし、死んでも復活するアビリティはあるし、さらにデフォルトで3回までなら復活出来るので、ある意味死亡前提と考えてもいいかもしれない。
また、サーヴァントの代名詞とも言える宝具の発動も準備が必要で、ステージ内でアイテムを集めなければならない。
そうやって発動した宝具は強力なのだが、後半になってくるといちいち集めるのも面倒になってくる。
まあなくてもエクステラマニューバーでも十分、となってしまい、本作では宝具は影が薄い。
〇達成感の乏しいKO数
敵を攻撃している、という感覚が薄く、あまり「倒している感」は出ていない。
他の無双ゲーは1000KOとかするとそれなりに達成感はあるのだが、本作は10000KOとかしても感慨は少ない。
敵が人形めいた相手だけに、本当に人形をただ蹴散らしているという感じになってくる。
またボス相手にも同じような感じで、攻撃を当てているという感触は感じられず、サーヴァントの激しい戦いという感じではない。
まあFateの戦い自体、そういう大味なものだ、と言われてしまうとそこまでだが。
COMMENT
アクションゲーとして見ると微妙。
良い部分もあるのだが、全体として見るとどうしても悪い部分が目につきやすい。
UIにしても、プレイヤーの服を購入出来るのだが、購入画面で既に所持している服かどうかは一目で分からず、いちいち装備画面を見たり、ギャラリーで確認する必要がある。
まあ服と言っても別に見栄えが変わる訳ではなく、サポートが変わるだけなのだが、一応トロフィーにこれを集めるというのがあるので、気にする人はやるだろう。
ただキャラゲ―としてみると、今までこういう感じでサーヴァントを動かすタイプのゲームは少なかったので、それなりに良い出来と言える。
攻撃の演出などもキャラごとに富んでいるので、操作しているだけでも楽しい。
ただマップの数やバリエーションが少なく、出来る事が非常に少ないってのが難点か。