●東方でローグライクが出来る 個人的にはこれだけでも垂涎物です。 私の東方シリーズの知識はほぼ書籍からなので、東方キャラクターが動いたりしゃべったりしてくれるだけでこのゲームをプレイして良かったと感じています。 ●キャラクターグラフィックがかわいい上に良く描かれている プレイヤー、パートナーはもちろんの事、敵として登場する他のキャラクター達も、良く描かれています。 また、全キャラクターに攻撃や被弾した時のグラフィックが別個に用意してあった事には驚きました。 攻撃や被弾時以外にも、睡眠時と特殊攻撃時にも絵があり、その上でしっかりそのキャラクターを表していた事には感心しました。 ●ゲームとしての完成度が高い 単純にローグライクゲームとして見ても、完成度は高いと感じました。 基本的なシステムは押さえつつ、にとフュージョンやスペルカード、弾幕、スキマと言った東方要素もうまく馴染んでおり、遊びやすい作りになっていると思います。 また、装備の育成や持ち込み不可のダンジョンなどやり込み要素もあるため、東方を知らない方でも楽しめる内容であると思います。 しかし、ローグライク故の面倒さやアイテムロストなどの要素もしっかりあるため、万人向けでは無いかもしれません。 ●弾幕システムが便利 通常攻撃とは別で、弾幕ポイントを消費して行う遠距離攻撃です。 ポイント制なので無制限には撃てませんが、それでも牽制・追撃・面倒な敵の処理など、使い勝手が良いためとても便利です。 キャラクター毎に性能が違いますが、4種類撃ち分ける事が可能で基本的には種類別に効果が異なります。 この弾幕の威力はレベルや装備の強さの他、下記の「印」や装備の追加効果などで上げる事が出来、調整すればかなり高火力になります。 場合によっては弾幕の強さが戦局を左右する事もあるため、装備選択に幅が出るかと思います。 ●ローグライクの中では難易度は低め(ボス除く) いくつかあるので例を挙げますと ○階層移動毎にオートセーブが入る これのおかげで、やろうと思えばその階層をやり直す事が可能です。恐らく本来の目的はアプリエラー等の時のための保険かと思います。 オートセーブを直接ロードする事は出来ないため、実際にやる場合はゲームを終了させないと無理ですが、例えば育て上げた装備品が何かしらの要因で消失してしまった場合等に使えるかと。邪道ではありますが・・・ ○デスペナルティは所持金のロストのみ てっきり全アイテム消失かと思っていましたが、所持金のみでした。 所持金は拠点で貯金出来るので、毎回全財産を持ち歩きでもしない限りは大した損害にはならないかと。 ただし、このデスペナルティはストーリーダンジョンなどの持ち込み可能なダンジョンでしか試していませんので、やり込み用のダンジョンも同じかどうかは不明です。 ○「にとフュージョン」が便利 基本的にどこでも使用可能で、合成・調合・分解などアレコレと出来ます。 つまり、自分の好きなタイミングで装備の合成・食べのもの作成・薬の作成が出来る訳です。 ただし無制限に出来る訳ではなく、専用のポイントや素材が必要になります。 ポイントや素材はダンジョンに落ちていたり敵から入手出来るほか、「分解」によっても取得できます。 この「分解」もまた便利で、ノーコストで出来る上に何を分解しても何かしらのリソースを得られるため、不要なアイテムを分解しているだけでも素材やポイントがそれなりに溜まります。 ○「保存のスキマ」のおかげで所持可能アイテムの数が大幅に増える スキマ自体にも結構種類があるんですが、特に有用なのが「保存のスキマ」だと思います。 これはスキマの容量分だけアイテムを保存出来る上に、大抵の事故から中身を守ってくれます。 通常、所持品枠は20か30(私が知る限り)ですが、このスキマがあればソレ以上にアイテムを持ち運べます。 ○パートナーが強い こちらの用意した装備を渡せるほか、プレイヤー同様にレベルも上がり、装備品にもしっかり経験値が入ります。 当然ですがパートナー毎に能力が違い、それぞれスペルカード等の特殊行動も多彩です。 パートナーを連れて行く事自体には特にデメリットは無いと思われますが、そもそも連れて行けないダンジョンもいくつか有るみたいです。 ●装備の育成が面白い まず装備品自体の数が多く、個々の性能や外見も非常に多彩です。 装備品には大抵空きスロットがあり、ここに好きな「印」と言うスキルの様な物をセット出来ます。 この「印」は取り外し可能ではありますが、任意で行うのはやや面倒です。 「合成」で他の装備品に移したり、特定のアイテムを使用する事で抽出する事は出来ます。 更に、装備品は特定の条件を満たす事で装備品自体のランクが上がります。 条件は私も良く分からないのですが、恐らくレベルや討伐数・強化値などいくつか関係していると思われます。 ランクが上がると性能とグラフィックも変わるのですが、物によっては驚くほど変わります。 性能はもちろんですがグラフィックも多彩で正当進化の物やトンデモ進化な物もあるのが面白いです。 私としてはこの装備の育成がストライクだったため、これを書いている現在はストーリー進行を止めてアレコレ手を出して育成しています。 ●図鑑が便利 図鑑自体には登場キャラクターや敵・罠・状態異常についての記述があります。 特筆すべきは、どこでも好きな時に見れる点です。例え戦闘中であっても見れます。 また、敵・罠・状態異常については基本的な対処法のほか、一言二言書いてあるので見ているだけでも面白かったりします。 ●アイテムテキストが凝っている 全アイテムに基本的な説明と何かしらコメントが書かれています。 私はこの手のテキストを読むのが好きなので、この点は高く評価したいです。 ●パロディネタが多い GOODで良いと思うのでこちらに書きます。 東方以外にも結構有名な物のネタがチラホラあります。 私も良く分からない物が結構あるんですが、それでも思わずニヤリとしてしまう物もあったりして楽しめます。 以下、高得点の詳細です。 オリジナリティ・4点 ローグライクの基本的な部分は押さえつつ、弾幕やスペルカード・にとフュージョン・スキマなど東方オリジナル要素もうまく融合していると思います。4点。 グラフィックス・5点 現在までのプレイにおいて不満に感じた点は無く、キャラクターやアイテムなど、良く描かれていると感じました。 特にキャラクターの書き込みは素晴らしいです。 5点満点。 音楽・5点 種類が多く、また個々の出来も優れていると感じました。 各ダンジョンの3から5階層?毎にBGMも変わる様で、飽きさせない仕組みになっています。 個人的には大手の大作ゲームにも全く引けを取らないレベルであると思います。5点満点。 熱中度・5点 やり込み要素が奥深く、ハマってしまうと延々とやってしまうかと。 特に装備の育成は単純な強化に加えてランクアップもあるため、色々と育ててみたくなりました。 また、いわゆる素潜りダンジョンも面白く熱中しています。 これはプレイヤースキルやテクニックが要求されるため、アレコレと考えるようになるのもまた楽しいです。 個人的に装備育成もストライクで、現在進行形で装備育成を満喫しています。5点満点 満足感・5点 久々にゲームを楽しんでいるな、と自覚出来る作品に出会えました。 特に装備品を自分好みに強化出来たり、持ち込み不可の素潜りダンジョンを踏破した時の満足感、達成感は計り知れません。 また、個人的には東方のキャラクター達が動いたり話したりしてくれるだけでも大変満足しています。5点満点。 快適さ・4点 ローグ系であるゆえにどうしても面倒に感じる点(何をしてもターンを消費するとか)もありますが、それらを考慮しても快適さに不満に感じる点はあまりありませんでした。 強いてあげるとすれば2点。拠点でのパートナーの装備変更がやや面倒な事と、BADに記載したにとフュージョンの検索機能が無い点です。 差し引きして4点で。 難易度・3点 ダンジョンとボスを差し引きした点数です。 ダンジョン自体はにとフュージョンやその他の多彩な消耗品のおかげで何とかなる場合が多いですが、ボス戦は対策を取っていないとまず負けると思います。 単純に強いと言うのではなく、何かしらの特殊行動で一方的にやられてしまう場面が結構ありました。3点。
■ローグライクである事 そもそもローグライクがどう言ったゲームなのかを知らない方は事前に調べる事をオススメします。 個人的に特に注意すべき点ですが、装備品を含む「アイテム」が奪われたり、消失する事、そしてソレ等の事柄を確実に防ぐ手立てが無い事、でしょうか。 アイテムが奪われたり消失したりする要因は複数あり、一応それぞれに対策も有るのですが、「こうしておけば絶対に安全」と言った事は出来ません。 そう言った事が嫌な方には向いていないと思います。 また、基本的にやる事は同じになってしまうので、飽きる人は早々に飽きてしまうかもしれません。 ■東方を知らないと面白さは大幅に減る いくつか有るので書きますと ・登場キャラクターが多く、関係性も複雑 ・過去作やマンガ等の書籍での内容もちらほら出てくる ・ゲーム内に登場するアイテムはほとんどが何かしらの東方ネタに関係している ・会話パートが助長(ファンなら問題なし) ・パっと見ても名前が読めないキャラが多い(フリガナは有ります) と、やはり東方についてある程度の知識が無いとストーリーや会話などは楽しめないかもしれません。 ■ボス戦が難しい GOODでも書いたのですが、単純に強いと言うのではなく、何かしらの対策を取っておかないと負けてしまう場合が多かったです。 いくつか例を挙げますと、倒したと思ったら3段階まで変身したとか、開始2ターン目にパートナー共々操作不能になり仲良く同士討ちとか、防御を固めたと思ったら特大ダメージで即死とか・・・ ペナルティが軽いとは言え、ほぼ初見殺しなので気になる方は気になると思います。 ■練成について にとフュージョンの機能の1つで、別々のアイテムを組み合わせて新しいアイテムを作る、と言うシステムなのですが、パターンが多いため見辛いです。 検索機能や逆引き機能があれば良かったんですが・・・ ■アナザーストーリークリア後がアッサリしすぎ BADと言うか、要望に近いですが、アナザーストーリークリア後に各キャラクターをメインストーリーでも使用出来る様になるんですが、その際にコレと言ったイベントが無いのがとても寂しいです。 私はまだ文・椛・魔理沙・アリスしか解放していませんが、特に霊夢との会話なども無い様で、この点はどうしても納得出来ませんでした。 ただ、この点については私の進行がまだ途中であるのでもしかするとこの後に何かあるのかもしれませんが・・・それでもプレイアブル化した際には、何かしらのイベントが欲しかったですね・・・ その他、これはもう完全に要望ですが、是非アナザーストーリーを追加して欲しいです。有料で良いので。 個人的に永夜抄メンバーのストーリーをやってみたいです。
発売日に予約購入し、現在50時間程プレイ。 メインストーリーはそこそこで、文と魔理沙をメインキャラとして選択可能で、ふとれん は途中で現在は装備の育成中。 私は気に入ったゲームはサイト等の情報を一切見ない様にしおり、このゲームもソレに該当するため恐らく進行速度はかなり遅めです(笑) また、バグについては現時点で私は特に遭遇していません。ちょくちょくアップデートが入っているのでバグ自体は有るのだと思うのですが・・・ 総評ですが、私個人としては「傑作」ですが、東方の知識が無くローグライク好きの方には「普通」か「良作」辺りかと思います。 兎に角このゲームは敵も味方もプレイヤーもアイテムも「東方」なのでファンかどうかで全く別の見方になると思います。 そう言う意味では良く出来たキャラゲーと言えるかもしれません。 東方ファンの方でローグライクに抵抗が無ければ是非オススメしたい作品です。 その他、個人的に特に気に入っていた三妖精や魔理沙の会話や、キャラクターとして良く知らなかった屠自古や神子、椛やこころの会話など、テキストだけでなく音声ありで聞けたので大変満足しています。 (椛については公式の物では無いかも・・・) 東方ファンで無い方でもローグライクや、やり込み好きな方にはオススメ出来ると思いますが、やはり東方についてある程度は知識が有った方が良いと思います。 東方ゲームと言えばシューティングや格闘が主なので、今後も是非この手のゲームやRPGを出して欲しいですね。
GOOD!
●東方でローグライクが出来る
個人的にはこれだけでも垂涎物です。
私の東方シリーズの知識はほぼ書籍からなので、東方キャラクターが動いたりしゃべったりしてくれるだけでこのゲームをプレイして良かったと感じています。
●キャラクターグラフィックがかわいい上に良く描かれている
プレイヤー、パートナーはもちろんの事、敵として登場する他のキャラクター達も、良く描かれています。
また、全キャラクターに攻撃や被弾した時のグラフィックが別個に用意してあった事には驚きました。
攻撃や被弾時以外にも、睡眠時と特殊攻撃時にも絵があり、その上でしっかりそのキャラクターを表していた事には感心しました。
●ゲームとしての完成度が高い
単純にローグライクゲームとして見ても、完成度は高いと感じました。
基本的なシステムは押さえつつ、にとフュージョンやスペルカード、弾幕、スキマと言った東方要素もうまく馴染んでおり、遊びやすい作りになっていると思います。
また、装備の育成や持ち込み不可のダンジョンなどやり込み要素もあるため、東方を知らない方でも楽しめる内容であると思います。
しかし、ローグライク故の面倒さやアイテムロストなどの要素もしっかりあるため、万人向けでは無いかもしれません。
●弾幕システムが便利
通常攻撃とは別で、弾幕ポイントを消費して行う遠距離攻撃です。
ポイント制なので無制限には撃てませんが、それでも牽制・追撃・面倒な敵の処理など、使い勝手が良いためとても便利です。
キャラクター毎に性能が違いますが、4種類撃ち分ける事が可能で基本的には種類別に効果が異なります。
この弾幕の威力はレベルや装備の強さの他、下記の「印」や装備の追加効果などで上げる事が出来、調整すればかなり高火力になります。
場合によっては弾幕の強さが戦局を左右する事もあるため、装備選択に幅が出るかと思います。
●ローグライクの中では難易度は低め(ボス除く)
いくつかあるので例を挙げますと
○階層移動毎にオートセーブが入る
これのおかげで、やろうと思えばその階層をやり直す事が可能です。恐らく本来の目的はアプリエラー等の時のための保険かと思います。
オートセーブを直接ロードする事は出来ないため、実際にやる場合はゲームを終了させないと無理ですが、例えば育て上げた装備品が何かしらの要因で消失してしまった場合等に使えるかと。邪道ではありますが・・・
○デスペナルティは所持金のロストのみ
てっきり全アイテム消失かと思っていましたが、所持金のみでした。
所持金は拠点で貯金出来るので、毎回全財産を持ち歩きでもしない限りは大した損害にはならないかと。
ただし、このデスペナルティはストーリーダンジョンなどの持ち込み可能なダンジョンでしか試していませんので、やり込み用のダンジョンも同じかどうかは不明です。
○「にとフュージョン」が便利
基本的にどこでも使用可能で、合成・調合・分解などアレコレと出来ます。
つまり、自分の好きなタイミングで装備の合成・食べのもの作成・薬の作成が出来る訳です。
ただし無制限に出来る訳ではなく、専用のポイントや素材が必要になります。
ポイントや素材はダンジョンに落ちていたり敵から入手出来るほか、「分解」によっても取得できます。
この「分解」もまた便利で、ノーコストで出来る上に何を分解しても何かしらのリソースを得られるため、不要なアイテムを分解しているだけでも素材やポイントがそれなりに溜まります。
○「保存のスキマ」のおかげで所持可能アイテムの数が大幅に増える
スキマ自体にも結構種類があるんですが、特に有用なのが「保存のスキマ」だと思います。
これはスキマの容量分だけアイテムを保存出来る上に、大抵の事故から中身を守ってくれます。
通常、所持品枠は20か30(私が知る限り)ですが、このスキマがあればソレ以上にアイテムを持ち運べます。
○パートナーが強い
こちらの用意した装備を渡せるほか、プレイヤー同様にレベルも上がり、装備品にもしっかり経験値が入ります。
当然ですがパートナー毎に能力が違い、それぞれスペルカード等の特殊行動も多彩です。
パートナーを連れて行く事自体には特にデメリットは無いと思われますが、そもそも連れて行けないダンジョンもいくつか有るみたいです。
●装備の育成が面白い
まず装備品自体の数が多く、個々の性能や外見も非常に多彩です。
装備品には大抵空きスロットがあり、ここに好きな「印」と言うスキルの様な物をセット出来ます。
この「印」は取り外し可能ではありますが、任意で行うのはやや面倒です。
「合成」で他の装備品に移したり、特定のアイテムを使用する事で抽出する事は出来ます。
更に、装備品は特定の条件を満たす事で装備品自体のランクが上がります。
条件は私も良く分からないのですが、恐らくレベルや討伐数・強化値などいくつか関係していると思われます。
ランクが上がると性能とグラフィックも変わるのですが、物によっては驚くほど変わります。
性能はもちろんですがグラフィックも多彩で正当進化の物やトンデモ進化な物もあるのが面白いです。
私としてはこの装備の育成がストライクだったため、これを書いている現在はストーリー進行を止めてアレコレ手を出して育成しています。
●図鑑が便利
図鑑自体には登場キャラクターや敵・罠・状態異常についての記述があります。
特筆すべきは、どこでも好きな時に見れる点です。例え戦闘中であっても見れます。
また、敵・罠・状態異常については基本的な対処法のほか、一言二言書いてあるので見ているだけでも面白かったりします。
●アイテムテキストが凝っている
全アイテムに基本的な説明と何かしらコメントが書かれています。
私はこの手のテキストを読むのが好きなので、この点は高く評価したいです。
●パロディネタが多い
GOODで良いと思うのでこちらに書きます。
東方以外にも結構有名な物のネタがチラホラあります。
私も良く分からない物が結構あるんですが、それでも思わずニヤリとしてしまう物もあったりして楽しめます。
以下、高得点の詳細です。
オリジナリティ・4点
ローグライクの基本的な部分は押さえつつ、弾幕やスペルカード・にとフュージョン・スキマなど東方オリジナル要素もうまく融合していると思います。4点。
グラフィックス・5点
現在までのプレイにおいて不満に感じた点は無く、キャラクターやアイテムなど、良く描かれていると感じました。
特にキャラクターの書き込みは素晴らしいです。
5点満点。
音楽・5点
種類が多く、また個々の出来も優れていると感じました。
各ダンジョンの3から5階層?毎にBGMも変わる様で、飽きさせない仕組みになっています。
個人的には大手の大作ゲームにも全く引けを取らないレベルであると思います。5点満点。
熱中度・5点
やり込み要素が奥深く、ハマってしまうと延々とやってしまうかと。
特に装備の育成は単純な強化に加えてランクアップもあるため、色々と育ててみたくなりました。
また、いわゆる素潜りダンジョンも面白く熱中しています。
これはプレイヤースキルやテクニックが要求されるため、アレコレと考えるようになるのもまた楽しいです。
個人的に装備育成もストライクで、現在進行形で装備育成を満喫しています。5点満点
満足感・5点
久々にゲームを楽しんでいるな、と自覚出来る作品に出会えました。
特に装備品を自分好みに強化出来たり、持ち込み不可の素潜りダンジョンを踏破した時の満足感、達成感は計り知れません。
また、個人的には東方のキャラクター達が動いたり話したりしてくれるだけでも大変満足しています。5点満点。
快適さ・4点
ローグ系であるゆえにどうしても面倒に感じる点(何をしてもターンを消費するとか)もありますが、それらを考慮しても快適さに不満に感じる点はあまりありませんでした。
強いてあげるとすれば2点。拠点でのパートナーの装備変更がやや面倒な事と、BADに記載したにとフュージョンの検索機能が無い点です。
差し引きして4点で。
難易度・3点
ダンジョンとボスを差し引きした点数です。
ダンジョン自体はにとフュージョンやその他の多彩な消耗品のおかげで何とかなる場合が多いですが、ボス戦は対策を取っていないとまず負けると思います。
単純に強いと言うのではなく、何かしらの特殊行動で一方的にやられてしまう場面が結構ありました。3点。
BAD/REQUEST
■ローグライクである事
そもそもローグライクがどう言ったゲームなのかを知らない方は事前に調べる事をオススメします。
個人的に特に注意すべき点ですが、装備品を含む「アイテム」が奪われたり、消失する事、そしてソレ等の事柄を確実に防ぐ手立てが無い事、でしょうか。
アイテムが奪われたり消失したりする要因は複数あり、一応それぞれに対策も有るのですが、「こうしておけば絶対に安全」と言った事は出来ません。
そう言った事が嫌な方には向いていないと思います。
また、基本的にやる事は同じになってしまうので、飽きる人は早々に飽きてしまうかもしれません。
■東方を知らないと面白さは大幅に減る
いくつか有るので書きますと
・登場キャラクターが多く、関係性も複雑
・過去作やマンガ等の書籍での内容もちらほら出てくる
・ゲーム内に登場するアイテムはほとんどが何かしらの東方ネタに関係している
・会話パートが助長(ファンなら問題なし)
・パっと見ても名前が読めないキャラが多い(フリガナは有ります)
と、やはり東方についてある程度の知識が無いとストーリーや会話などは楽しめないかもしれません。
■ボス戦が難しい
GOODでも書いたのですが、単純に強いと言うのではなく、何かしらの対策を取っておかないと負けてしまう場合が多かったです。
いくつか例を挙げますと、倒したと思ったら3段階まで変身したとか、開始2ターン目にパートナー共々操作不能になり仲良く同士討ちとか、防御を固めたと思ったら特大ダメージで即死とか・・・
ペナルティが軽いとは言え、ほぼ初見殺しなので気になる方は気になると思います。
■練成について
にとフュージョンの機能の1つで、別々のアイテムを組み合わせて新しいアイテムを作る、と言うシステムなのですが、パターンが多いため見辛いです。
検索機能や逆引き機能があれば良かったんですが・・・
■アナザーストーリークリア後がアッサリしすぎ
BADと言うか、要望に近いですが、アナザーストーリークリア後に各キャラクターをメインストーリーでも使用出来る様になるんですが、その際にコレと言ったイベントが無いのがとても寂しいです。
私はまだ文・椛・魔理沙・アリスしか解放していませんが、特に霊夢との会話なども無い様で、この点はどうしても納得出来ませんでした。
ただ、この点については私の進行がまだ途中であるのでもしかするとこの後に何かあるのかもしれませんが・・・それでもプレイアブル化した際には、何かしらのイベントが欲しかったですね・・・
その他、これはもう完全に要望ですが、是非アナザーストーリーを追加して欲しいです。有料で良いので。
個人的に永夜抄メンバーのストーリーをやってみたいです。
COMMENT
発売日に予約購入し、現在50時間程プレイ。
メインストーリーはそこそこで、文と魔理沙をメインキャラとして選択可能で、ふとれん は途中で現在は装備の育成中。
私は気に入ったゲームはサイト等の情報を一切見ない様にしおり、このゲームもソレに該当するため恐らく進行速度はかなり遅めです(笑)
また、バグについては現時点で私は特に遭遇していません。ちょくちょくアップデートが入っているのでバグ自体は有るのだと思うのですが・・・
総評ですが、私個人としては「傑作」ですが、東方の知識が無くローグライク好きの方には「普通」か「良作」辺りかと思います。
兎に角このゲームは敵も味方もプレイヤーもアイテムも「東方」なのでファンかどうかで全く別の見方になると思います。
そう言う意味では良く出来たキャラゲーと言えるかもしれません。
東方ファンの方でローグライクに抵抗が無ければ是非オススメしたい作品です。
その他、個人的に特に気に入っていた三妖精や魔理沙の会話や、キャラクターとして良く知らなかった屠自古や神子、椛やこころの会話など、テキストだけでなく音声ありで聞けたので大変満足しています。
(椛については公式の物では無いかも・・・)
東方ファンで無い方でもローグライクや、やり込み好きな方にはオススメ出来ると思いますが、やはり東方についてある程度は知識が有った方が良いと思います。
東方ゲームと言えばシューティングや格闘が主なので、今後も是非この手のゲームやRPGを出して欲しいですね。