PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

★ラストレイヴンをプレイ済み。前作は未プレイ。

★やはりＰＳ２からＰＳ３の転換だったためグラフィックは良い。オリジナルの機体なのに自機の影までもしっかりしている。
ミサイルもラストレイヴンではただの光であったのがちゃんとした弾頭になっている上、しっかりとパーツごとに特徴的な違った飛び方をする。

★やはりこのシリーズならではの自分だけの機体を作れると言うのが良い。難易度が低いためネタ機でもそれ相応に敵とやりあえる。

★通常は難易度「ノーマル」でプレイし、あとから「ハード」でやるのだが、ただ単に敵の数が増えたり、攻撃力が上がったりするのではなく、時には特別な増援があったり、真実が解き明かされるなどがやってくることによってサプライズ感がある。（ストーリー自体が意味不明なので実感はわかないが）

★とにかくスピード感があった。
軽量機で戦っている時のスピードはバージョンにより異なるが、ＰＳ２のガンダムＶＳの傑作「レンザフ?PLUS」のスピード覚醒並みのスピード（要は反射神経が物を言う）とも思われるほどのところがある。

★ストーリーがラストレイヴンよりかははるかに「マシ」になっていた。
だが相変わらず何を言っているのか分からない。作戦中に何をすればいいのかオペレーターがしっかり説明してくれるだけマシと言ったところ。

BAD/REQUEST

★ぬるい、ぬるすぎる。
難易度は低すぎて落胆した。
いや、ラストレイヴンが高すぎたと言うところか。
とはいえこの作品は難易度が低かった。

★ＡＦ（巨大な敵と言ったところ）も何だあれは、といいたくなる。
ほぼすべてのＡＦはその気になれば秒殺できる。しかも急所をうまく狙うなどといった戦略などといったものではない。ほぼ最初からショップの欄に用意されたある武器の一つを敵の腹にぶち込めば終了だ。

★装備の点だが、まず脚部など、武器はともかく機体本体のパーツが全体的に減っている。あとある一定量進めるとなんと無条件、資金不要で装備が全て手に入ると言う。
なんと。達成感もなにもかじられない。落胆の一途である。

★音について。
これについてはひどかった。
ＢＧＭはまず「聞こえない」
効果音が大きいのではない。単に「聞こえない」。ボリュームバランスがおかしい。
そこで普通はテレビの音量を上げるのだが、そうすると戦闘中の一時停止状態から戻ると心臓をえぐられるかと思うほどの銃声が家中に響き渡る。
音楽の質についてだが、状況に合わせたものもあるが、そもそもストーリーが意味不明なためその場だけ取り繕われても困る。
あるミッションでは自分的には激戦を盛り上げる一曲があるが、それだけであり、しかもそもそも音楽が戦闘前と戦闘終了後にしか聞こえないのが残念である。
音楽はゲームに必死になるとプレイヤーには聞こえなくなるので音量が低ければ「ＢＧＭなんてあった？」状態になる。我ながら悲しい。

★難易度による敵勢の強化だが、これもひどい。
まだ一体ずつ現れる敵の装備を強くしたりなどなら良かった。
だが1:4の同時戦闘が1:5へと敵の数が増えるだけ。まあストーリー上の問題というのがあるのである程度は仕方ないが、いくらなんでもこれはひどい。

★あとタンクの位置付けだが、あれもなかなかひどかった。
いくらスピードバトルとはいえタンクがまるで弾丸のように飛びまわっていいのだろうか？
ＯＢについては移動用に必要不可欠だ。だがタンクなのに場合によっては重量二脚よりも早く飛ぶことができるという。
ラストレイヴンではタンクは近作のＡＦよりも要塞らしい化け物と言ったところであった。ほぼタンクでしか乗せられないと言う武器は軽量に至っては一発でも当たれば死亡。攻撃を当てているにもかかわらずなかなか倒せないあの硬さ。あれが売りのタンクが今ではＥＮには柔らかいしピョンピョン飛び回る非常に位置づけの難しい存在になっている。
これは非常に残念だった。

★ストーリーだが、例のランク９の白い機体の位置づけは微妙すぎた。
説はいろいろある。
だが、これからライバルのような存在になりそうな敵がなんと１ミッションで戦闘不能状態に。
期待していたので残念である。

COMMENT

ＨＤＭＩの画質でプレイ。オンは未プレイ。

自分は悪いところをダメ押しするように書いてしまう人であるが、最低でもストーリーを分かりやすく、かつ脚部「タンク」の位置づけと、これは最後だがパーツの増加と言ったところである。

基本的には購入しても損はないとは言える。特に初心者には。

オンライン、自由度、爽快感などが求められる今の時期としてはとてもいい作品だったと思う。