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【PS3】The Darkness(ザ・ダークネス)

発売元 スパイクオフィシャルサイト
発売日 2008-06-26
価格 7140円(税込)
レーティング 【Z】18才以上のみ対象 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:アクション・シューター
■ プレイ人数:1人(オンライン:2人〜8人)



オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 4pt 4pt 4pt 4pt 3pt
総合点
80pt

GOOD!

▼オリジナリティー
北米発のFPS。
とは言ってもプレイすると分かるのは、練り込まれたオリジナリティーの数々。

まず、主人公ジャッキー・エスタカードの存在感が凄い。
別段かっこいいヒーローと言うわけではないが、ムービーやLOADINGの最中に喋りまくる。
その独白にかなりの味があり、キャラクターとしてしっかり立っているのがポイント。

次に「ダークネス」の存在。一言で言えば触手の寄生体であり、強力な兵器。
そして常に主人公に語りかけてくる。敵でも味方でもない「寄生体」という
スタンスが崩されない点がリアルで良かった。
そして召喚体「ダークリング」が4種。それぞれ役に立つ相棒的な存在であり、
彼等の個性的な働きぶりには何度も助けられた。

その他としては、「メモ」の収集、豊富なサブクエストがいい感じ。
特にメモは、書かれている番号に電話するだけの行為によくこれだけの
バリエーションを持たせたな、と感心。シュールだったり笑いだったりの内容だが
一番面白いのは主人公の挙動と表情だったりする。

▼グラフィックス
やや乾いたリアルな感触で、普通に綺麗。
地下鉄の雰囲気、異世界の雰囲気は良く出来ている。
ダークネスの動き、クリーピングの視点・動きがとてもリアル。

▼サウンド
効果音、ボイスは文句なし。ジャッキーの声優はかなり巧いと感じた。
BGMとしては盛り上がる所では盛り上がる、良い意味で突出しない完成度の高さ。
またLOADINGの中のBGMや、テレビで見ることが出来る
映画・PV等といった演出が冴えている。

▼熱中度
高い。展開が巧みでダレることが無いため、常に先が気になる作り。
また比較的短いスパンで次のダークネス・ダークリングを入手可能なため、
少しずつ達成感を重ねていく感覚を味わえる。
また、倒した人間の心臓を食べることが出来る(もちろん主人公ではなくダークネスが)
という稀有な作品でもある。

▼満足感
正直それほど期待していなかったせいか、かなりの満足度だった。
買って良かったと思えるゲーム。

▼快適さ
最初はダークネス関連の操作に戸惑うかも知れないが、慣れれば快適。
↓こんな感じです。
L1:各ダークネス呼び出し・戻し 
方向キー:ダークネス選択
R1:各ダークネスの技発動

BAD/REQUEST

▼やや難易度が高い
最初はEASYをお勧め。
どちらかと言うと強行突破が出来ないリアリティーがあるタイプなので
多人数を相手にした時に突っ込むと、大概死んでダークネスの説教タイムに。

▼目的地が分かり難い
マップが大雑把なものしかないため、目的地にどうやって行けばいいのか
分からない時がある。また画面が暗くて抜け道が分かり難いケースも。

COMMENT

怪作にして快作。
とりあえず主人公は掟ポルシェです(笑)。
外見的にいかにもなイケメンじゃなく、辛い境遇で育ちながらもしっかりとした
主張を持っているという造形がアメリカらしい。
短絡的ではないエンディングもリアル志向で良かった。

「よくあるタイプのFPSなんだろ?」というイメージとは真逆の作品。
個人的には相当気に入りました。おすすめです。

20・D4

   
プレイ時間:30時間以上60時間未満(クリア済)
しろさん  [2009-06-18 掲載]

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総合ポイント
74
(難易度)
2.86
レビュー数
7
スコアチャート The Darkness(ザ・ダークネス)レビューチャート

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90-100
【60点以上】
71.4%
【標準偏差】
16.72