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【PS4】Horizon Zero Dawn

発売元 ソニー・インタラクティブエンタテインメントオフィシャルサイト
発売日 2017-03-02
価格 7452円(税込)
レーティング 【D】17才以上対象 暴力 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:オープンワールド・アクションRPG
■ プレイ人数:1人



オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 3pt 4pt 5pt 4pt 2pt
総合点
84pt

GOOD!

※オープンワールドARPGはウィッチャー3、ドラゴンズドグマダークアリズン、スカイリムをプレイ済。
※その他ARPGはソウルシリーズ全作+ブラッドボーン。オープンワールドゲームはRDR、ウォッチドッグス1・2などをプレイ。
※VERYHARD・ファストトラベルなしで多少のサブクエスト、全ての山賊拠点攻略をプレイ。クリア時レベル43。

■SF好き向けのストーリー
 文明崩壊後の地球で、大自然の中を闊歩する機械獣の脅威に怯えながら生活する人々が暮らす中、自らの生い立ちを知らずに育てられた主人公が、世界を渡り歩きます。
 幼い頃拾った万能スコープ「フォーカス」を手に育った彼女は、敵分析や巡回ルート推測など、様々なアシストを受けながら狩りを行なうことができます。また、このフォーカスを通じて、崩壊前の文明の名残を見つけたり、機械獣がはびこる原因や、これから世界に何が起ころうとしているかを知ることになります。

■アクションゲーム好き向け
 多種モーションを持つ機械獣を、時には複数同時に相手しながら、その場その場で最適な行動を判断していく戦闘アクションです。スタミナの概念が無く、攻撃もダッシュもし放題ですので、走り回って戦況判断、チャンス時は射撃の連続で一方的に、という戦い方になります。逆にぼうっとしてるとなぶられて終わります。
 一体をスタンさせて致命攻撃の無敵時間で別の敵の出方を観察したり、近接攻撃を繰り返したのち、敵の反撃をローリング回避の無敵判定でかわすなど、ソウルシリーズのような攻撃/回避のメリハリで立ち回る楽しさはもちろん、弱点属性などを理解して効果的な攻撃手段を選択していく楽しさもあります。
 敵モーションは回転攻撃、突進、3連打、爆発、遠隔攻撃、等々々。「モーションを覚えて、うまく対処できると楽しい」作品に仕上がっています。

■射撃好き向け
 武器は弓がメインとなり、近接攻撃には槍を使います。どちらもローコストで、かつ、明確に弱点を狙うための効果的な武器です。
 広範囲に効果を出す投擲武器やショットガンのように連続で弾を出す武器もあり、また、動きを止めたり鈍らせる武器・手段や、スローモーションスキルもあるので、射撃が苦手な人でも、システムを理解し、武器やスキルの選択と矢弾補充のための消耗品の準備さえしっかりすれば大丈夫です。(射撃がダメだし工夫もキライ、と言う人には残念ながら向いてません)

■隠密・狙撃好き向け
 およそ隠密ゲームにあるべき要素は全て揃っています。しかし「隠密ゲーム」ではないため、「ばれたら終わり」の設定はありません。大騒ぎになったらなったで大暴れしてしまってよし。メインクエもサブクエも「どちらでもどうぞ」の面が出てきます。
・分かりやすく仕様が明確な「警戒状態」「敵対状態」ゲージ。機械獣は目の色でも判断できます。
・巡回する機械獣や山賊を観察し、行動パターンと視界範囲を考慮し、隠れ場所から隠れ場所へと進む楽しさ。
・背後や草陰からの致命攻撃、高所からの攻撃など、アサクリ的アクション。
・オープンワールドでの狩りでもクエスト中でも、崖や斜面に登れる場合が多いです。アンチャ的なルートに沿った壁登りモーションだけでなく、スカイリム的な無理矢理登りができます。高所からの地形把握が容易にでき、狙撃メインでじっくりいきたければどうぞ、という場面多し。
・隠密行動中に敵にばれても、騒がれる前に処理すれば大丈夫。しかし長引くと援軍が来る、甘くなさ。
・「山賊の野営地」という、「これぞ隠密攻略ステージ」が複数用意されている。

■オープンワールド好き向け
 風景がとても美しく、時間の概念と晴雨だけでなく雪、霧、砂嵐などもあります。また、草原、湿地、熱帯雨林、砂漠、雪山といった地域性の変化があり、見た目で飽きさせません。街や集落が幾つもあり、一番巨大な都市はウィッチャー3の各種の街のような壮大さがあります。
 道中、群で行動している機械獣にでくわすだけでなく、山賊部隊と遭遇して交戦状態になるなどの展開もあります。

■その他のグラフィックと演出
 機械獣の造詣は緻密で、合理性をよそにして機械部分をところどころむき出しにした「そそる」デザインです。そのパーツが幾つもはじけ飛び火花を散らし、破壊したあとの機械獣は炎上したり激しくガス噴出をしたり、マシンスペックを贅沢に使っています。
 大型機械獣の迫力が見所で、戦闘中の興奮と戦闘後の心地よい疲労感は、ドラゴンズドグマのボス・中ボス戦やスカイリムのドラゴン戦などの延長線上にありかつダイナミックに進化しています。

■快適性
 起動時・死亡時のロードが短めな上、プレイ中のロードは1秒未満のロード画面がごくたまに出る程度です。騎乗時のトップスピードで1分程度の距離にセーブポイントが点々と置いてあり、ここできるクイックセーブ・ディスクセーブも高速ですぐ終わります。初見でファストトラベルは使いませんでしたが、上記のような配置間隔ですので、望む場所への移動は非常に快適だと思われます。

BAD/REQUEST

■レベルが上がりすぎる
 このゲームはレベルがあがるとスキルポイントが獲得ができるほか、HP上限が自動で上がっていきます。ファストトラベルなしで道中の狩りを楽しんでいたら、メインクエの推奨レベル20を30でプレイする、などの状況になっていました(ただし、上がってしまうのはHPだけなので、大型獣を瞬殺できるようになるというわけではありません)。敵を倒すことによる獲得経験値(特に、ヘッドショット時のボーナス値)が高すぎるのでしょう。
 序盤は同じところで10回近く死なされていたのが、終盤はラスボス含め一発撃破~3回程度で済むように。瀕死まで追い込まれたけど耐えた、ということが多くなり、かつ、ラスボスで始めて気付いたのですが、瀕死で耐えれば1/4程度まではリジェネする模様。全然VERY HARD じゃなくなってしまいます。ウィッチャー3のブラッド&ハードコアやソウルシリーズの1周目程度の難しさでした。満足感を割ることは無かったですが、もっとドギつくしてくれても良かったです。

■アサクリアクション、あんまり入れやすくはない
 落下攻撃のスキルを取ると、下に敵がいるときにR1で発動できます。しかしこの判定が厳しく、斜め下は無理なことも多々。アサクリほど手軽にできません。ジャンプしてから空中でR1受付が出来る場合があり、これでうまくいくと気持ちいい反面、うまくいかないとただポトリと落ちてしまいます。ソウルシリーズのように、空中R1で串刺しモーションになる方式でも良かったかもしれません。
 下から引き摺り下ろす攻撃もありますが、敵が鋭敏(アンチャ4よりシビア)で気付かれやすく、発動しにくいです。できる場所もあんまりないし、スキルポイントがもったいない。
 草陰・背後からの致命は入れやすくてグッドです。

■武器をあんまり装備できない
 ホイール形の武器選択スロットに、最大4つまでしか入りません。しかし大型獣小型獣の入り混じった複数戦になると、相性に合わせた攻撃を行なうためにどうしても「あとひとつ」ということが多くなり、やむなくポーズして切り替える事態に。BGMも止まってしまうので、ちょっと気持ちが萎えます。ソウルシリーズのように、時間停止せずとも装備変更可能なシステムなら緊張感が持続したと思います。

■アイテム選択がしにくい
 ソウルシリーズやウィッチャー3のようなスロット型ではなく、持っている消費アイテムが全てラインナップに出てしまいます。
 武器選択のスローモーション時にアイテム選択もできるので、それで対処すればなんとかなりますが、L1でスローにし左スティックで走りながら十字キーで選択、は、全部左手に寄っているので無理が大きい。結果、立ち止まらざるを得ないのが厳しいです。

こんなところで、ゲーム性に疑問が出るほどおかしい点がなく、非常によく調整されていると思います。

COMMENT

 2015のE3以降、同じソニータイトルでありながらアンチャーテッド4ほどの押し出しがなかったように思いますが、これも同様に素晴らしい完成度の作品で、しかも、諸々の要素が全て自分好みで大満足できました。
 バグも少なく、60時間のプレイでフリーズと地形はまりがそれぞれ1回のみ。この規模の作品では驚異的だと思います。
 ゲームへの時間のかけかたの変化もうまく調整されているように思います。強い弾薬を作る素材集めに、最初は狩猟や取引に頼らなければならないですが、これは練習がてら結局必要なこと。のちのちは狩猟の効率が上がっていき、中型機械獣の群を一網打尽にしてがっぽり稼ぐことができるようになります。(何故できるようになるかは、ネタバレ要素があるので控えておきます)

オリジナリティ:4点。弓・射撃メインでのゲームでこれほど激しいアクションに仕上がってるのが素晴らしいです。サブ武器の有用性が生きていますね。
グラフィックス:4点。風景、デザイン、演出、UI、どれもいいのですが、キャラクターが・・・もうワンランク上にいけるはず。4.8点くらいの4点です。
音楽:3点。戦闘中や隠密中はポーズ中もそのまま流して欲しかった。また、ごくたまに場面にあってないポップな曲が流れることがあったり、隠密行動時に流れる曲に機械獣と勘違いするような邪魔なSEがあって、当初困惑しました。
満足感:5点。個人的に大満足でしたし、これだけ色んな要素を持ちかつ個々を絶品に仕上げていれば、大抵の人にとって大きな裏切りがないものと思います。
快適さ:4点。ロードほぼなし、インベントリも軽快、キャラクターのモーションも自然でかつ自由度があり見事です。
難易度:BADに書いたように、VERY HARD でもレベル上げや慣れでさほどの難易度でもなくなりますので、NORMAL なら普通ぐらいじゃないかな、と思います。

   
プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
ての字さん  [2017-03-14 掲載]

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総合ポイント
84
(難易度)
2.40
レビュー数
10
スコアチャート Horizon Zero Dawnレビューチャート

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10-19
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40-49
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30%
70-79
50%
80-89
20%
90-100
【60点以上】
100%
【標準偏差】
8.69