PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

ストーリーが素晴らしい。泣いたゲーム、というのは割とあったけれど、咆哮したゲーム、というのは初めて。洞窟で過去を垣間見た某キャラが世界の真実を知って、とある歌を歌ったあたりからの流れなど、要所要所で泣かせる部分があることはもちろん、ストーリーのあちこちに散りばめられた伏線も素晴らしい。アロウンが序盤でアルサルに「あれはもうお前たちのものだ」と言ったシーンとか、一周目は「？」だけど、二週目は一周目を思い出してうるっと来てしまう。一周目と二週目で違う感動を覚えるRPGというのも珍しいのでは。盛り上がるシーンで流れる凱歌、ラスボス戦のuntil等、音楽も素敵です。よって満足度のみ五点を付けました。音楽も確かにいいけど、かつてないほど、と言われると微妙なので4点に。サントラを買いに行こう!と思うレベルではありますけど。世界観や戦闘、グラフィックスは普通です。一枚絵もこのゲームの中では綺麗、といった程度です。よってオリジナリティーとグラフィックスは３点です。熱中度４点はストーリーには引き込まれますが、やりこみ要素が希薄なので。隠しボスで他の白いやつとかいればよかったかも。

BAD/REQUEST

装備画面が見づらい&切り替えが面倒。「武器を変更したら今と比べてどれだけ変化するのか」がわからない。買いたい装備を装備できないキャラにいちいちカーソルを合わせて、武器の攻撃力そのものをチェックして、また元のキャラにカーソルを合わせなおす、みたいなことを繰り返した。そしてそのカーソルを合わせる作業もめんどい。いちいち△LRで切り替えとかイライラする。説明しづらいのですが、要するに直観で操作できない、ということです。SRPGではダメージ計算が必要なシーンもあるのでこの辺は凄く不便だった。
戦闘があまり面白くない。難易度選択も敵の火力に依存しているだけ。思考に依存してこそのSRPGだと思う。敵の種類が少ない、ゲームバランスが悪い等、戦闘システムに関しては結構不満があります。

COMMENT

「SRPGというのは戦闘システムが大事なのであって、ストーリーは二の次である。」
そう思っていた時期が自分にもありました。