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【PS4】Thief(シーフ)

発売元 スクウェア・エニックスオフィシャルサイト
発売日 2014-06-12
価格 8424円(税込)
レーティング 【Z】18才以上のみ対象 暴力 犯罪 (CERO について)
ショップ/リンク セブンネットショッピング
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:ステルスアクション
■ プレイ人数:1人



オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 4pt 3pt 3pt 3pt 3pt 2pt
総合点
62pt

GOOD!

※同種のゲームはディスオナードをクリア済。以下、総じてそれとの比較で良し悪しを言ってます。ご了承下さい。
※その他隠密・FPSでは、アサシンクリード4作、ラストオブアス、クライシス、スカイリム(例:弓縛りで盗賊クエスト全部)をプレイ済。
※本作の過去シリーズはやっていません。

■マップがある
少々親切すぎるきらいはありますが、プレイ画面ではオフにもできます。できれば「ここから登れる」「ここ何だろう?」「ここ全部盗んだ」とか、自由にマークできる機能が欲しかったですね。私はその辺は全部PCで自作してやりました。
■自由探索エリアがある
ここでお宝探しをしたり、ジョブを受けて報酬を得たりします。盗みに入れる民家はたくさんあります。場所によってはトラップがあったり、ジョブの内容によっては家人が居て、気絶させたり目をかいくぐったりして盗みます。
■ステージの見栄えの変化
街だけでなく、遺跡にも行きます。キモ試しスポット的なとこもあります。フリーランの演出もちょいちょいあります。
■矢の種類が豊富
殺傷武器以外もいろいろあります。殺傷武器も、使い方しだいで注意を引くだけに使えます。
■チャプターごとの再挑戦可能
メインストーリーの各チャプターと、サブクエストのうちのいくつかは、再挑戦可能です。それぞれオプションの縛り設定や、アイテム数・特別な収集品の取得数がありますので、やりたいプレイにあわせて目標が設定しやすいです。
■縛りプレイを明確に設定可
ニューゲーム時にカスタム難易度を設定できます。超能力(本作ではフォーカスといいます)不可、殺害不可、回復不可、セーブ不可などなど。違反すると強制ゲームオーバーにしてくれます。

BAD/REQUEST

■モブの音声がひどい
ステルスゲームでは足音のみならず余計な独り言や会話が敵察知の手がかりとなりますが、本作ではバグや音響設定がひどいです。
・同じ話を休みなく繰り返す。観察・チャンス待ちしてるとノイローゼになりそう
・休むどころか話し終わってない内に話し出す
・それどころか0.5秒遅れくらいで重なって話す(2人居るからではない)
・ひどいときは4つくらい同じせりふが重なる(4人居たとしても怖い)
・地下の奴の独り言が2階で聞こえる。石造りの建物で寝息が壁越しで聞こえる。くぐもったり配管で反響したりの演出はまるでなし
・ホールでの声は、反響がきつすぎて左右どっちにいるかさえいまいち不明
声に関しては「誰かいる」ってことが分かるだけもうけもんだと思って下さい。
■AIしょぼい
ディスオナードでは、敵のレア行動がテイクダウンの絶好のチャンスだったり、隠れてたのに丸見えになるピンチだったりしました。敵を排除しても、隣の奴の順回範囲が増えるので完全な安全地帯は作れない。敵に見つかるとそこらの敵がよってきたり警報で沸いたり大騒ぎ。
本作ではそんなのないです。パターン読んだらやるだけ。見つかったら叩きのめすだけ。多少離れたところにいる敵は、知らぬ存ぜぬ。
■覗き込む動作(リーン)がいまいち
壁などに張り付き、その向こうを覗けます。しかし、90度のところでないとできません。建物の角、木箱の角は可能ですが、植木・つぼ・円柱などではできません。また、下を覗き込む動作もありません。リーン可能なところで□ボタン押すと発動するのですが、抽斗を開ける・ドアの開閉も□なので、隠れようとして立ち上がって逆にばれたりします。
■登る・隠れる能力もいまいち
ディスオナードでは開いてる扉の上にさえ乗れましたね。さすがにそこまでしなくていいですが、パイプ・ふたをしてない荷物などには乗れて欲しかった。幅10cmくらいの梁には乗れますが同じくらいの柵・手すり・壁は乗らずに越えてしまいます。また、ウォールラン的なことはほとんどできません。一般人が必死でできる程度のことを難なく出来る、という程度です。
特殊な隠れ場所も少なく、クロゼットの中・上と、ごく一部にカーテン裏があるくらい。本作ではテーブルが山ほどありますが、その下には隠れられません。マジか!
■レベルアップがきつい
超能力の項目、装備品の強化やアクセサリなどがたくさんありますが、高コストすぎて、全チャプターと全サブクエストを一通り終えても1/4くらいしか楽しめませんでした。
自由探索エリアの品は90%くらい盗み、殺傷武器はほとんど買わず、それでもこの有様。
■ポーズ画面が素っ気無さすぎる
せっかくBGMが流れていても、収集文書から暗証番号を調べたりマップを調べたりする際には止まってしまいます。美術的にも凝っておらず、機械的というか無機質というか。ポーズ画面を見せられるたびに悲しい気持ちになりました。
■ビン少なすぎ、使いにくすぎ
注意を引くためのビンが1ヶしか所持できません。「踏んだらうるさい」ビンがところどころ落ちてるくせに、それは拾えません。また、同じくらいの距離に投げても、まったく気付かなかったり大捜索が開始されたり、予測不能です。(試して学習できるだけの数がない)なお、ブラントアローという仕掛け発動専用の矢があるのですが、それでは注意が引けません。といって敵の体にぶち当てるとやっぱり大捜索。どないやねん。

COMMENT

「ひとりも倒さん!」とか「全部拾ったる!」というプレイが好きな私には大変向いているゲームです。一周クリアしたあとも、収集品と文書類に関してすべて拾うまでと思ってやり続けてますし、トロフィー要件になる高難度縛りもはじめました。
しかしアクション的にはディスオナードの方がはるかによかったです。どこにでも登れる、どこにでも隠れられる、どんな殺し方もできる。超能力での侵入、逃走、離脱。自由度が格段に違います。
また、世界観や演出もディスオナードの方が好みです。たぶん、ポーズ画面の無機質さが私にとって非常に大きかったんだと思います。ディスオナードのゴゴゴゴ音がいとしくなりました。他作品を見ても、アサクリのアニムスデスクトップ、ラスアスの「援護してくれ」(これはポーズじゃないけど)、これらは開発人が頭をひねり気を配った結果なんでしょう。それがあればこそゲーム体験は途切れず熱中できるんだと思うんです。

 
プレイ時間:15時間以上30時間未満(クリア済)
ての字さん  [2015-02-17 掲載]

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総合ポイント
52
(難易度)
2.33
レビュー数
6
スコアチャート Thief(シーフ)レビューチャート


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0-9
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10-19
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20-29
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30-39
33.3%
40-49
50%
50-59
16.7%
60-69
0%
70-79
0%
80-89
0%
90-100
【60点以上】
16.7%
【標準偏差】
6.39